福島正伸先生の人材育成術をガイドの仕事に応用したら大成功!
18日にジオパーク国際大会(APGN)のツアーガイドを行いましたが、今夏から通っている福島正伸先生の「究極のコンサルタント養成講座」で経営者&人材育成について学んでいなかったら、当日は香美町をメインとした2コースとも開催されて居らず、申し込まれたお客様は他のコースに割り振られる事態になっていたと思います。ゾッとしますね。
「心の持ちよう」とはよく言ったもので、本当に気の持ちよう一つで、いろんな問題が起ころうが「大丈夫!進める!」と前に進めるものです。先生の言葉をどのように今回のジオパーク国際大会のガイドの準備や仕事で実践したのか、言葉と共にお話します。
支援する前に見本となり、信頼されるようにしよう!
コンサルタントとして経営者を支援するには、それ以前に、自分の行動や言動すべてが「見本」とならねばならない。生き様を見せるように。そうしたのち、相手を受け入れること。それが信頼。そして最後に支援をする。但し、経営者を自立させるために、事業を応援するのではなく、経営者を応援するのです。
今回この考え方をガイド育成で実践しました。どうしても行けない用事がある他は、必ずガイド勉強会に参加して、ガイドとは何か?講習だけでは得られない「ガイドの心得」を私が見本になれるようにと行動していました。ガイド当日の人の配置についてもタイムテーブルを2コースとも作り、当日誰もが自分の持ち場で悩まないようにしました。ツアーガイド前日には仕事を休み、2コースのガイドルートを下見。当日ガイドの方々がガイドをしやすいよう、また、参加者が「ここは手入れをされていないのか?!」と不審がらないよう、わたしにもできること、「草刈りばさみでの雑草カット」と遊歩道の枯れ枝を除きました。(ま、それが足りずにお叱りを受けましたけど・・・(汗))
実は前日下見で足跡化石も歩けるように
タワシでこすり続けたけど大量の藻に阻まれ断念。
急遽、コース変更を決めたのでした。
自分にできることを先にやってから、提案をする!
香住のガイドコースがバス1台から3台に増えたことが発覚した8月上旬。田舎の海沿いの道などを通る、1台でようやく回れる場所をルート設定していたため、残り1ヶ月ちょっとのところで急遽、ルートを見直す緊急事態に。事務局がルートを見直した案は、相当しんどい行程(朝一番に香住鶴で試飲など)に。いつもなら怒って突き返すところです。しかし、私はこの言葉を思い出し、自分で3台分のルート編成を2時間で作って事務局へ送付。JTBも了承し、当日、このルートで3台とも上手く回すことができました。
自分に期待をすると、出番になってワクワクする。人や環境に依存すると、不満になってイライラする。
私も福島塾に行く前はAPGNツアーについては「ツアーは先生方がやってくれたらええやん。事務局が好きでやってるんでしょ?」とやらされている感200%の依存型で思っていました。しかし、塾に行って自立型と依存型のメカニズムを知った途端、「このままでは何も自分の中で解決しないまま進んでしまう。自分事として捉えて、すぐに行動しないと!」と思い直しました。町のジオパーク担当職員がこの春から替わり、推進協議会の出向から帰って来られた職員でAPGNの内情がよくわかっていた方になったというのも、私のやる気の方向性を変える追い風となりました。
他の関係者が吠えていても、目標を忘れず、自分にできる最大限のことを淡々とやっていこうと思い、あちこちにご協力を願いました。不足していたバスガイドや当日安全管理をするガイドさんへのお願い、主人がすることになったバスガイドの説得、町役場の担当職員が当日できることをピックアップしてお願いしているうちに、何とかできるやん?!と根拠の無い自信がついてきました。
前向きに考える!ゴールだけを見る!
これが最も今回のAPGNガイドツアーのミッションで思ったことです。何が起きてもこのひと言を呪文のように唱え、私を成長させるためにあの手この手で私を試しているのだと強制的に前向きに思うようにしました。事務局の手配や根回しが遅くなって何度となく会議が進まなくなったとき、『APGNガイドツアーは参加するお客様のことを第一に考えよう』と思ったら、相手や環境に期待しているものほど事態が悪くなるから、自分たちこそができるパフォーマンスを最大限にして、努力しなきゃいけないって思ったのです。APGN直前になっても、関係者から相談を受けたりしましたけど、前向きに考えましょう!と何度も伝えていました。
私にとっては2年越しの大きな国際大会でのツアーガイドだっただけにそれまでの紆余曲折がありましたが、こうして無事に楽しく充実感をもって終わることができたことは、今後の地域づくりや経営者のサポートを行っていく上でも大きな収穫でした。この経験を経営者支援で活用できれば、私がそもそもやっていきたいことですし、私の事業も軌道に乗りますし、関わる方々すべてがハッピーになるはず。これからも福島メソッドを使って、経営者支援、地域支援をしていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします!
★福島正伸先生の人材育成1Dayセミナー京都で12/1開催!
経営者や士業の方、是非。
私の紹介状で5000円引きになります。詳しくはこちら!
★☆「伝える力」を付けて売上UP!☆★
販促&プレゼン指導は
コムサポートオフィス 代表 今井ひろこ
〒668−0022
兵庫県豊岡市小田井町5−3−201
Tel&Fax 0796−24−3139
☆★まずはHPをご覧下さい★☆
http://www.com-support-co.jp


今井 ひろこ


最新記事 by 今井 ひろこ (全て見る)
- 第6期・南紀熊野観光塾「塾生講習」に参加して(5/n) 選ばれるだけの理由が無ければ売れない - 2019年1月17日
- 第6期・南紀熊野観光塾「塾生講習」に参加して(4/n) 着地型観光で選ばれる商品とは? - 2019年1月15日
- 第6期・南紀熊野観光塾「塾生講習」に参加して(3/n) ターゲットを一つに絞る - 2019年1月14日
関連記事
-
-
香美町小代のガイドツアーは嵐の中でも大盛り上がり!
一昨日の山陰海岸ジオパークのガイド交流会の午前中は、香美町小代でガイドツアーを開 …
-
-
ジオパークは「ボトムアップで住民から」と行政がトップダウンで言う矛盾
最近、ジオパーク関連の会議に出ていて大きな矛盾を感じることがあります。先日も、と …
-
-
「集客効果が出る 販売促進ツールの選び方」セミナー開催しました!
昨日、豊岡市商工会のまちゼミ企画の一つとして、当社で「集客効果が出る 販売促進ツ …
-
-
地域づくりシンポジウムの聴講者を増やすための5つの秘策
先日、某市でジオパークシンポジウムを開催するかどうかの会議があり、私と主人にお声 …
-
-
世界屈指のカルデラ-日本のジオパークへ行ってみよう(日本海新聞掲載コラム)
毎月第四土曜日に日本海新聞但馬欄に掲載される「日本のジオパークへ行ってみよう!」 …
-
-
Instagramで♡とフォロワー数が伸びない人の3つの特徴
最初は取っつきにくかったInstagram。フォロワーも350人ほど、♡は30前 …
-
-
兵庫県立大学の学生を今子浦へご案内しました
今日は兵庫県立大学の夏季特別講義「ジオパークと地域」の授業の一環で、ジオサイトの …
-
-
フリーマガジンDROPの強みは専属コピーライター 〜9/2集客&販促セミナーより〜
先日、「集客効果が出る販売促進ツールの選び方」というセミナーを豊岡市商工会のまち …
-
-
なぜ私が小規模宿泊施設の支援ができるのか?
ここのところ、宿泊施設さんへの販促アドバイスが続いています。その際には宿泊プラン …
-
-
ジオパーク全国大会のガイド分科会の様子(4)ガイドと専門家がつながっていない
日本ジオパーク霧島大会・ガイド分科会の続きです。180名余が参加する全体会の会場 …