不満の反対は「出番」?! 〜福島正伸先生のセミナーから
先日からずっと福島正伸先生のセミナーでのお話をここでお伝えしています。今日は「人は意識して生きていこう!」というお話です。毎日、惰性で生きず、意識して「良い日にしよう!」「今日も一日がんばろう!」そういう想いを持つだけで、良い変化が出てくるんです!
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人は自立型姿勢と依存型姿勢の正反対の考え方をもっています。無意識にいると依存型の姿勢になります。何故か?ラクをしたいからです。
私たちはラクをしたいという欲求と充実した人生を送りたいという欲求という、二つの正反対の欲求を持っています。ラクをしたいと思い、ラクをすればするほど、こうしてほしい、あぁしてほしいって、周りや環境に依存していきます。すると、依存しているのに、思ったことを周りがやってくれない、会社が自分の思い通りのものを与えてくれない・・・やってくれないんです。総理大臣が自分の思うような政策をとってくれないんです。
他人に依存すると不満になるんです、思い通りにならないから。ラクをしたくて人に依存するのに、依存するほど苦しくなるんです。不満が出るんです。こうするべきだ、あぁするべきだ、こうしてほしい、あぁしてほしい・・・こうなってくると辛くなってくるんです。イライラするんです。いつもイライラする人って、いつも感情的になる人は依存型になってしまった人。そうではなくて、自分に期待するんです。
自分に期待すると、不満の反対になるんです。不満の反対を「出番」と言うんです。会社がどう、じゃないんです。「どんな会社を作りたいか」ですね。「この人生、どうなっちゃうんだろう」じゃないんです。「どんな人生にしようかな?」なんです。「ニッポンはこれからどうなるんだろう?」じゃないんです、「どんな国にしようかな?」ですね。
自分に期待をすると、出番になってワクワクします。
人や環境に依存すると、不満になってイライラします。
これは単なる選択の習慣に過ぎない。だから不満を言う人は、残念ながら一生、不満を言います。自分の考え方を変える以外に解決はできません。
不満にするか、出番にするか。どっちかです。
基本的に私たちは依存型です。無意識に居ると依存型になります、ラクしたいので。
意識をして、充実感のある人生を送って人の役に立つ目標を持ち、そして、こんな風に生きようとポリシーを持つ。これを意識してやらないといけないんです。
無意識でいると自己中心的で、自分の安楽ばっかり考えますから、人と仲良くすることは意識しないとできないし、ふたり以上の人が集まるとケンカになるんです。これが普通。気が合わない、ケンカするのは普通です。人間関係は努力しない限り上手くいかない。仲が良いチームや上手くいっている組織は、全部努力なのです。ひと言で言うと、良くしようと思ったことだけが良くなるんです。良くしようと思わないもの、または、相手や環境に期待しているものは悪くなる。つまり、全部自分の努力なのです。
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確かに、私の周りでも文句ばっかり言ってる人が居ました。私もそうだったかも。でも文句ばっかり言っててもはじまらないので、距離を置いたり、本当に何とかしたいときには私から動いたりしていました。まさにそういうことを意識して行うのと、無意識にやっているのとでは、状況も変わってきますよね。私が自分で頑張りたいと思ったことは出番にしていき、私が居ない方が良いと思うことは文句を言わずにスッと去る努力もしなきゃいけないですね。今回もステキなフレーズが多かったです。半紙に書き写して事務所に掲げておこうかな、という言葉が続々でした。
「究極のコンサルタント養成講座」セミナーでのお話は一旦これで終わりにします。次のセミナーが8月上旬なので、それ以降にまたお届けします。
そういえば、先日28日(福島先生の誕生日)12時から1000部のみ販売になった福島正伸先生の音声DVD「真経営学音声全集」、先ほど到着しました。全巻で5万円もするんですが、4時間ちょっとで完売したそうです。すごいベストセラー! この音声全集も時々、このブログでフィードバックできれば、と思います。
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今井 ひろこ
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