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日本に”世界ジオパーク”続々誕生~NHKラジオ番組を聞いて(4)

   

10月12日に放送されたNHKラジオ第1放送「私も一言!夕方ニュース」の中で「日本に”世界ジオパーク”続々誕生」という題で日本ジオパーク委員会事務局の渡辺真人さんが出演されて、ジオパークの説明を分りやすくなさっていましたので、その番組の書き起こしのダイジェストを昨日のブログに続き、お届けします。(M:解説委員の室山哲也さん、W:渡辺真人さん)

M:硫黄等の鉱業、漁業も農業など、美しいジオパークの自然の中で人間がいろんな産業活動をしているのですが、そこの自然を知り尽して、さきほどのような住民避難(先に出た洞爺湖有珠山ジオパークの話)もできるように、(そこの自然と)正しく向き合って一緒に生きているというイメージですね?

W:私たちは自然の恵みと言ったり、自然災害と言っていますが、「自然」にしてみれば、普通に自然の法則に則って順番に色んな事を起こしているだけです。私たちはその中で生きていかなければいけないので、自然をよく知り、その中でうまく折り合い、暮らしていくことが大事だと私は思っています。ジオパークというのは、(暮らしていくために)自然を知るきっかけになってほしいと思います。

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M:日本列島そのものがジオパークだらけというか、動く大地の列島であり、そのために複雑な地形で美しい自然があり、時々自然が牙をむき、そこで生きてるということですね。日本で私たちが生きていく「在り様」をそのまま聞いているような気がします。

W:日本という国は、日本列島という地球の中でも活発な大地が動いている場所にあります。そういうところにある先進国って、実はそんなにたくさん無いのです。日本のジオパークというのは、地球が活発に動いている場所で、どうやって暮らしていくかという事を世界に示すモデルになりうる場所なのです。

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確かに、先進国で地震や火山噴火の多いところは、イタリアと日本くらいでしょうか。世界ジオパークの中で、日本のジオパークの存在意義の一つは、実は「活発に動いている場所でどうやって暮らしていくか」を示すこと、ということも知りました。日本だけの狭い範囲で考えているとそういう視点は無かったので、これはすぐにガイドの中に反映させていきたいです。

また、「自然をよく知り、その中でうまく折り合い、暮らしていくことが大事」というくだりがありました。私も出前講座では、ずっとこの地で暮らしていくためには、まず、暮らす場所の土台となる「自然や地形のクセ」をよく知ることが大事です、と伝えてきました。その土地のクセを知ることで、自然災害が起こった時に危険を事前に察知する勘が付き、自分の身を守ることにつながります。

お話は明日も続きます。お楽しみに。

 

 日本に”世界ジオパーク”続々誕生~NHKラジオ番組を聞いて

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - ジオパーク, ジオパークとは?

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