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田舎であなたの商売がうまくいかない7つの理由(4)

      2014/06/30

3日連続で書いてきた「田舎であなたの商売がうまくいかない7つの理由」、最後7つ目は「何をするにも行政のお墨付きが欲しい」ということ。行政が動かないと、民間も動かないという意味なのですが、とはいえ、行政が号令をかけて集めても、活動がまとまらないこともよくありますよね。

但馬県民局玄関
最近よく通っている但馬県民局(本文の内容と関係ありません)

 7)何をするにも行政のお墨付きが欲しい

住民がどうして行政を頼るのか?それには、出る杭として打たれたくないし、自分が責任を取りたくない、あわよくば補助金などお金を工面してほしいから、という3つの心理が働くからです。新しいことや商売をしようとするときに、行政のお墨付きを欲しがる理由を、それぞれ詳しくお話します。

(1)自分1人だけでするのがいや(出る杭打たれる)
田舎の人たちは打たれ弱いです。出る杭と見られて打たれまくることを極端に嫌います。そのため、行政がバックアップにつく、つまり、課長や係長が一緒に動いてくれるという安心感が欲しいのです。行政のバックアップが「みんな一緒にやっている」安心感となります。

(2)上手くいかなくなった時に行政のせいにできるようにしたい
田舎の人はとかく他人のせいにしたがります。行政と民間の方が関わるプロジェクトなどでは、事務局を行政が引き受けることが多いです。事務仕事だけならいいのですが、同じプロジェクト仲間への説得や連絡事項もみな行政を使ってしまいます。そういうことに長けた行政マンであればいいですが、役場職員が全員交渉上手ではありません。そのため、プロジェクトがうまくいかなくなってギクシャクしたときに、行政のせいにしがちになります。本当は自分たちで動かなきゃいけないのに・・・

また、責任を自分たちで取るのも嫌。その部分を行政職員に負わせる住民もいます。途中までは上手く行きますが、一つつまずくと責任のなすり合いをして先に進まなくなるのです。失敗、あるいは続かない黄金パターンです。

(3)補助金への期待
何かプロジェクトをするときに、もし行政のお墨付きがあれば、何か作るとなったときに補助金を探してくれたり、町の予算でしてもらえるかも、という期待を持ちます。自分ひとり、あるいは仲間内の費用負担はできるだけしたくないと思っています。

行政が民間と一緒に動くときってのは、民間だけで動いていて、どうしても行政の力が必要になった時に行政が動きます。例えば、全市町挙げて統一感を出さないといけない時、話が許認可権に及んだとき、近隣市町あるいは県に話を通したほうがいいとき、民間人が電話するよりも「○○役場△△課の◆◆ですが」というほうが、話が通りやすいです。行政にやってもらうのではなく、自分たちに足りない部分、できない部分を手伝ってもらう感覚が必要です。

以上、田舎で商売がうまくいかない理由を私なりに7つ考えてみました。平成の世になり、価値観が多様化する中、自分だけが留まっていても商売は進みません。いままで苦手にしていたこと、やってなかったことをどんどんしていくこと。それも時間がかかるとみて地道に行い、我慢して続けていくことが、田舎で商売を成功させるコツです。田舎でもちゃんと利益を出しているお店はたくさんあるのです。

 

田舎であなたの商売がうまくいかない7つの理由
(1) | (2) | (3) | (4) | まとめ

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - 地域活性化, 田舎での商売心得

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