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田舎であなたの商売がうまくいかない7つの理由(1)

      2014/06/30

先日、町議会のユーストリーム中継を聞いていたら、人口減少と雇用問題の話になっていました。高速道路も通っていない田舎には、残念ながら大企業の工場を誘致し辛く、雇用の場が少ないため、若い人たちが帰って来れない、という話でした。大手企業に勤めるという都会と同じことをしていたら、そりゃ大都市から遠く輸送コストのかかる日本海側の特に田舎は辛いでしょう。田舎で生まれ、都会に出てしばらく仕事をしていた若い人が帰ってきて商売を始めるケースが増えてきたように思います。それはとてもうれしいことです。自分の生まれ育ったところで一旗あげよう!って思って下さるのだから。 だけど、時々商売が上手くいかないケースを耳にします。6年こちらに住んで、宿屋の仲居→役場嘱託職員→独立した私が、いろんなケースを見てきた中で思った「田舎であなたの商売がうまくいかない理由」を7つ挙げます。全部書くと長いので、分けて書いていきます。

1)何でも景気のせいにする。

「お客さんが来ないんだよねー、リーマンショックで」「田舎って都会の景気の悪いのが1~2年遅れてくるんだよねー」いつまで引っ張るつもりですか?景気が悪いと思っているのはあなたの頭の中だけです。ヒトとお金は循環します。循環の輪に入らなければ。今年の夏のボーナスは全国的に増加傾向です。景気はずっと良いとか悪いとかではなく、お客様の財布のひもが緩むタイミングがあるので、そのタイミングを逃さず販促を行うことをわすれてはいけません。経営者自身も消費者。緩むタイミングはお客様と同じようなタイミングのはずです。景気の良くなるタイミングで販促の手を打たなければ、悪い時のままです。

神戸観光壁紙写真集えべっさん
えべっさんの小宝(吉兆・きっきょう)と福笹(吉兆笹)
神戸観光壁紙写真集より

2)すぐに安くしてしまう。

お客様が来ない理由を挙げてもらうと「販売価格が高いのかも」という経営者もよく見かけます。その結果、お客様が来ないとすぐに値段を下げて利益が出ないと嘆きます。価格設定には積算根拠が当然あるはずで、それに目をつむって安くすることは、自分や社員の価値を下げることになります。販売価格の理由、つまり、お客様に「買う理由」を教えていないと、お客様は「そんな高いものより、安くていいものがスーパーにあるはず」と思ってしまいます。高いのであれば高いなりの理由があります。それをお客様の立場を考えながら話をしなければ財布のひもは緩みません。

ポンパレなどのディスカウントサイトへ出しているお店がありますが、このサイトの使い方はあくまでも一時的に使う「頓服」。定期的に出していると「ここはいつも安い」と思われて、安もん好きのお客様しか来ない=利益があがらない店になってしまいます。安くする前に「お客様に商品の価値が伝わっているか」「この商品を高くても買うよという人に届いていないのではないか」をまず考えてみましょう。せっかくもっと高くで売れるはずの商品を「価値が伝わっていないだけだった」か、「発信力が弱かった(あるいは間違ったターゲットにPRしていた)」だけなのかもしれません。

続きは明日に!

田舎であなたの商売がうまくいかない7つの理由
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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - 地域活性化, 田舎での商売心得

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