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田舎で出る杭を打たれないようにする方法

      2014/12/09

少し前になってしまいましたが、今年も70名以上の人が集まり、ジオパーク&但馬大交流会を開催しました。今年で4回目です。今回はジオパークエリアというよりも但馬(兵庫北部)からの参加者が多かったです。実はこの大交流会の目的、それは地域で頑張る人たちをつなげることです。
第4回山陰海岸ジオパーク但馬大交流会

田舎で出る杭が打たれる理由

人口は減り、どんどん若者がいなくなって行く田舎。私の住む香美町、但馬や山陰海岸ジオパークエリアも例外ではありません。私のブログを読んで下さっている他のジオパークの皆さんの地域もそうではないでしょうか。そんな中、何か新しいこと、変わったことをすると必ずブレーキをかけたりネガティブな発言をする人、時には邪魔をしたり足を引っ張ろうとする人がでてきます。田舎ってホント、「出る杭は打たれる」が目に見えて多いところだな~って感じることがあります。その原因は2つあると私は感じています。一つめは現状の変化を求めていないから。今までと同じことをするのって「楽」なんですよね。あえて面倒くさいことはしたくない。うまく行かなかった時の責任を取るのが嫌。今よりもしんどくなるのが嫌。もう一つは嫉妬。他と変わったことをして目立つ人の存在を疎ましく思う。一人だけが儲かる、目立つことを由(よし)としない。そんな空気が蔓延していることが新たな試みにブレーキをかける原因になっているようです。

田舎で出る杭を打たれないようにする方法

せっかく変化を求めていても、一人ではなかなか行動に移せません。「出る杭」となっても打たれて終わり。周りには賛同者がいない。それどころかどんどん若者が、人が少なくなっていく。そんな時に市町村合併、更にはジオパーク構想・・・。ん?!これってむしろチャンスなのでは?と私は思いました。自分の地域には「出る杭」になりそうな人は自分以外にいない。でも、となり町、そのとなり町、と範囲を広げていけば、自分と同じ境遇の人がたくさんいる、ということに気づきます。ならば、そういった人同士つながればいい。お互いのアイデアや行動力を活かしてムーブメントを作ればいいんです。人をつなげる場を作ろう。特に20代〜40代の若い人たちを。まさに、この大交流会の意図していることなのです。

「出る杭」もたくさん集まれば、打たれにくくなります。また、ムーブメントを作ったり、イベント化してしまえば、周囲を巻き込みやすくなります。動きたくても周りの目を気にして動けなかった人、動くのに餓えていた人たちが集まればすごい面白いことができるんです。このつながりを作るのに「ジオパーク」を私はタイミング良く活用させて頂きました。

今回の大交流会。「開催している事自体がすごい!」「そもそもこんなに行動的な若者をどうやって集めるの?」「香美町にはこんなにやる気のある若者が多いの?」などの質問を受けました。香美町も他の市町と同様若者は減少の一途をたどっています。若者人口そのものも、お隣の豊岡市よりも圧倒的に少ないです。では何故なぜ、これだけの若者が集まるようになったのか。この5年間ほどのことを思い出して、明日続きをお話させていただきますね。

 

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - 地域活性化, 田舎での商売心得

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