地方の小さな宿とお店の集客をサポート!「今井ひろこドットコム」

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お客様はアナタの店のことを忘れてしまいがち。最低でも店主はSNSでPRしよう!

   

太平洋高気圧が弱いせいなのか、今年の但馬地方の夏は熱帯夜が本当に少ないです、いまのところ。台風の影響が出て今週は曇りがち。気温より湿度でやられるかもしれません。お盆フィーバーで疲れが出ている店主さんは、しっかりとお休みを取って下さいね。

佐津ビーチ

お盆連日、海水浴客がたくさん訪れます(佐津ビーチ)

こんにちは。兵庫県北部・豊岡市で宿の集客アドバイザー時々観光ガイドの今井ひろこです。当ブログへお越し頂きありがとうございます。

宿泊業と飲食業との違いに驚きの毎日

宿屋を営む私の主人と店舗スペースを提供して下さったペンションオーナー、そしてスタッフのみなみちゃんの3人で出している期間限定の飲食店「Cafe&BarMINAMI」も、残すところ1/3となってきました。

宿泊業と飲食業、集客方法や経営方法は似ているようで実は全く違っていました。毎日が学びの連続と主人が言っていましたが、10000円の売上を上げるための苦労が、1泊10000円以上する宿泊業とではまるで違う。頭と机上では事前に分かっていましたが、実際にやってみると、人通りの多さや看板の位置、事前のPRなどが本当に大切なのだということが、身に染みて分かります。

女性 頭を抱える PC

人通りが殆ど無い道に面する店には一見さんが殆ど来ない代わりに、スタッフの関係者が良く来て下さっています。本当にありがたいです。この場合、集客はSNS、お客様のクチコミやスタッフのブログに頼るほかありません。しかし、但馬地方の人は、奥ゆかしい人が多いためか、SNSで自分の店を発信するのを控える傾向にあり、お客様が発信してくれるまで辛抱強く待ちます。実はこれ、非常に危険です。

どれだけ常連のお客様であっても、日頃の情報洪水に覆われていると、自分のお店のことをどんなに仲が良くても忘れてしまうのです。忘れるというか、意識しない、という方が正解かもしれません。だから思い出してもらえるよう、発信が重要になってきます。

毎日、お店の看板商品、例えば日替わり定食やイチオシ料理、飲み物の写真をSNSで発信して下さったら、「今日はお弁当作ってきたから、明日はこれを食べに行こう!」「今週末、ここに食べに行こう!」と、その発信に目を留めた方はお店の存在を思い出せます。

発信のタイミングも大事!

発信する時間もポイントがあります。ランチのPRなのに朝5時に発信しても、すぐに他の情報が上書きされ、肝心のランチタイム前にお客様に見て頂けません。ランチタイムに効果的なのは11時半〜12時、夕食タイムに効果的なのは17時〜19時です!この時間に仕事だと思って発信してみましょう。入力するのに時間がかかる方は「音声入力」が早くてオススメです。

新橋Box

私のオススメのお店:新橋Boxさん。(JR新橋駅地下)
営業日の11時すぎに日替わりランチをUPしておられます。

注意すべきは「売り込みにならないこと」

自店の商品の写真をUPすること=売り込み、と短絡的に捉え、自分の店のことをSNSでUPするのを嫌がり、お客様がUPして下さるのをひたすら待っている店主を多く見かけます。そんなに自分のキャラ、プライドが大切ですか?無料でPRできるのに勿体ないと思いませんか?

SNSは短い言葉だけの発信でもOK。4つのチャネル(Facebook、Twitter、Instagram、Line@)を使って、売り込み言葉を使わずに発信を心がけてみましょう! 同じ料理をPRするのでも、売り込み言葉の連続は敬遠されますが、売り込み言葉を使わなくてもお店の印象を見た人の記憶に残すことができます。

(×)売り込み言葉の例

売り込み言葉の例

(○)売り込み言葉を使わない例

売り込み言葉にならない例

店側の売り込み言葉にならないようにする方法

①「ぜひお越し下さい」は使わない。
 (「昨日髪を切ってサッパリしたスタッフ○○に会いに来て〜!」などは使っても良い)
②お客様の感想をそのまま発信する。
 (『「○○○」って言って頂きました〜♪とっても嬉しかったです!』など)
③仕込みの様子を発信する。
 (「ただいま、このメニューの煮卵量産中!」など)
④お店の情報や商品説明はOK!
 (開店時間、休業日、商品の値段など)
 店の場所などはタグ付けで表示させましょう、マップも自動で出てきます。

以上を心がけて、毎日発信をしてみてください。1ツイートするのに2分もかかりません。facebookでも5分もあればOK。

「忙しい!」は言い訳になりません!!

店舗向けFacebook講習会、8/22、24で計6回開催!

Facebookのアカウントや店舗のFacebookページは持っているけど、そんなに使いこなせていない店舗様を対象にした、店舗限定のFacebook講習を開催します。Facebookの利用年齢層は、年々40代〜シニア層が増加しており、これらの客層がターゲット層になっている店舗様は是非ご検討ください。各回3人までの少数精鋭セミナーです。

詳しいことはこちらをご参照下さい。

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【現在募集中のセミナー(詳細はリンク先をご覧下さい)】

8/22(月) 店舗限定Facebook活用講習会 

8/24(水) 店舗限定Facebook活用講習会

8/30(火・夜) 売上と社員のモチベーションが上がる!ニューズレターの作り方セミナー

宿専門・集客アドバイザー
コムサポートオフィス 今井ひろこ
〒668-0022
兵庫県豊岡市小田井町5-3 フラッツオダイ201
TEL & Fax 0796-24-3139
http://www.com-support-co.jp
info@imaihiroko.com
Facebook:@hiroko.imai.matsumoto
Twitter:@Imai_Hiroko

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - 販促事例

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