地方の小さな宿とお店の集客をサポート!「今井ひろこドットコム」

宿泊施設や店舗の集客コンサルティング、プレゼンテーション指導、研修会、ジオパークにおける地域活性化を行う今井ひろこのブログサイトです

*

ジオガイドこそ、ジオパークの楽しさを発信しよう

   

全国各地のジオパークへ講演会に行っています。今日は、高知県で2番目のジオパークにと準備が進んでいる土佐清水市に向かっています。私の場合はジオパークガイドの他、ジオパーク推進員としてジオパークを活かした地域づくりも行ってきたため、これからジオパークをしていきたい準備地域に、一般住民向けの講演会をお願いされることが多いです。

その時によく聞かれるのが、下記の質問。

「ジオパークって知名度はどうですか?」
「ジオパークで観光客が増えていますか?」
「ジオパークで宿の売上が上がりますか?」

知名度はまだまだ低いですし、観光客はジオパークというだけで増えませんし、ジオパークにあるだけで宿の売上も上がりません。しかし、ご安心下さい。打開策は、突拍子も無いものからすぐにできるものまで五万とあります。その幾つかは時間はかかりますが、安価です!

ジオパークの知名度が上がらない理由

ジオパークが広がらない、知名度が上がらないのは、「ジオパークを仕切っている役所が宣伝をきちんとしないからだ」「ジオパークのイベントがつまんないものばかりだから、お客さんが少ないんだ」「ジオパークって中身が難しい」「どこにガイド頼めばいいかがわからない」・・・上がらない理由は、誰でもたくさんあげることができます。

かといってお金を出せば広がるのでしょうか?例えば大手広告代理店にお願いして、数億円でタレントを動員して、CM宣伝や列車内の吊り広告、イベントを行って観客を動員したとしても、契約が終わり、資金が尽きたとき、金の切れ目が縁の切れ目とばかりに、ジオパークの知名度は一気に落ちると思います。

安価でジオパークの知名度を上げる方法は?

1つのジオパークに最低数十人はいるであろうジオガイドが全員、1日に最低5回、写真と『#ジオパーク』とハッシュタグをつけてSNSで発信したり、ジオパークでの出来事や催事、四方山事をブログで発信すること。各ジオパークのいろんなジオサイト(ジオパークの見どころ)の写真が多様なSNS上に出てくるはずです。写真は伝える力が言葉よりも大きく、その写真に感動すれば、外国人でも現場に訪れることもあります。それを全員が毎日1年間は最低続けること。

スマホを扱う女性

ツイッターもFacebookもInstagramも、基本的には使用料無料です。ブログもアメーバブログなどを使えば無料です。どうですか?お金が要らないでしょ?必要なのは続ける根気と、スマホやタブレット、PCなどの端末だけ。

ジオパークエリアでガイドするときがチャンスです。お客様を連れてのガイドの時は難しいので、下見の時にガイドがジオサイトの写真を撮り、お客様のガイドが終わった後で、1枚ずつSNSで発信したり、ブログで報告をしていけばいいだけのことです。39のジオパークで30人のジオガイドが全員、毎日5回(1日1回じゃなくて複数回!)、ツイッターやInstagram等に上げていくと、1日に5850個の写真や記事を上げることが出来ます。1ヶ月で約17万5500個の写真や記事が発信されます。1年で210万6千個の写真や記事が世に出るんですよ!すごいことだと思いませんか?ガイドだけでなく、ジオパークに賛同して頂いた商店さんや事務局スタッフ、専門家などもどんどん発信すれば、もっとたくさんのつぶやきがSNSの世界を飛び回るのです。

35-Beautiful-Free-Flat-Icons-Setsスマホの普及と共に増えたSNSの数々。。。

ジオガイドの多くが65歳以上の高齢者ということも聞きますが、昨今の方はスマホかタブレットを持ち、写真を孫に送ったりしているはずなので、SNSの使い方や書き込み方法を伝えれば使いこなせます。病院ロビーで予約端末がポチポチ使いこなせるんですから大丈夫です!

自分はいいや、しなくて・・・じゃなく、そういう発信者を一人でも多く増やすことが、ジオパークの知名度を今より上げていく最初の第一歩なのです。それができないなら、ジオパークの知名度は一生上がりません。

ジオパークを広げたいなら、発信手段も広げよう!

残念ながら、私の周りのジオガイドは、発信のほとんどをFacebookだけに限定しています。それは商売でも言えますが、広がらないんです。もしジオパークを広く知ってもらいたいと公開設定で発信をしていても、Facebookをしていない人には伝わりません。当たり前ですね? ジオパークの発信者のほとんどがジオの専門家の先生、推進協議会が事務的に投げるツイートばかり。ジオパークが巷のニュースで流れたら、少しリツイートが増えるという感じで、ジオパークの発信力は現在お世辞にも高いとは言えません。いま、Instagramやツイッター、vineなどたくさんのSNSツールが乱立していますから、複数のSNSに広げて発信することが大事です。

タブレットSNSに投稿することが大事!

ジオパークだけでなく、ネイチャーガイド、スノーケリングガイド、ダイビングガイドも含めていえることです。ガイドの技術向上、知識増強も必要ですが、ガイドこそ『発信力』を高めて、検索等で自分のジオパークやガイド屋へたどり着くお客様を増やしましょう。ジオパークの知名度も上げていきましょう!そして実際にガイドさせて頂き、売上も上げていきましょう!

発信力を上げる講習こそ、ガイド養成講座のアドバンス講習等で行って欲しいです。自慢のジオサイトからSNSに投稿してもらえるよう、お客様に「ここでこんな感じで写真を撮ってUPして下さい!」と積極的にオススメしましょう。私自身、ガイドポイントでのSNSでの投稿トレーニングや、講義ルーム内でのSNS投稿などの講習もできますので、ご希望のジオパークがあればお問い合わせ下さい。

The following two tabs change content below.
今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - コムサポートオフィス, ジオパーク, 地域活性化, ガイド, ジオパークビジネス, ブログ集客, 伝える力200%UP, 田舎での商売心得, 販促事例

コメントを残す

  関連記事

2017年、審査基準が一段と厳しくなったジオパーク新規申請

昨夜はジオパークガイド養成講座のコーディネーターのお仕事をしており、今日は一日、 …

ジオガイドは有償にと言いつつ養成講座は無料で行政が開催する矛盾

先日のブログでは、「ジオパークは民間でボトムアップすべき」とトップダウンで行政が …

外国人を魅了し続ける「地獄谷野猿公苑」に学ぶこと

昨日の続きになりますが、信州・湯田中温泉が外国人のあこがれの場所になっているのは …

時間厳守、ワークショップ付で人気!☆今井ひろこのセミナー企画運営

今週は私の棚卸し作業中で、どんなことを起業後にしてきたかをまとめています。今日は …

7/6 京丹後市商工会観光業部会にて「お宿の宿泊プランを魅力的に伝える方法」夫婦でセミナー開催! 

先週は表題の京丹後市商工会観光業部会様での講演の他に、宿泊施設のWebページ支援 …

ホテルが人気の一方で、旅館・民宿は低調?!☆宿泊旅行統計調査(平成27年)

観光産業ニュースサイト・トラベルボイスのTwitterにこんなニュースが。 今日 …

本当に利害対立者?~ビーチクリーン活動に思う~

台風19号が近づいてきています。このコースは今日の予報を見る限り、10年前の台風 …

【開催報告】12/9(土)環境学習コーディネーター養成講座で講師として登壇しました!

今回のブログは、兵庫県と(公財)ひょうご環境創造協会が主催し、NPO 法人はりま …

ジオガイドのリスクマネジメント★そのガイド屋、お客様ファーストですか?

京都からおはようございます。京都は相変わらず外国人が多く、夏の観光真っ盛りという …

閑散期こそ大事なのは「掃除」〜 (株)川六の宝田圭一社長の話を聴いて〜

今日はこれから岡山の旅館へ夫婦で参ります。 ・・・と聞くと、旅行だと思うでしょ? …