城崎オンパク・但馬牛見学ツアーの下見に行ってきました(2)
2014/10/06
昨日のブログ「城崎オンパク・但馬牛ツアー下見に行ってきました(1)」の続きです。
食事後、車で高台へ移動。嶋地の放牧場を少し離れた高台から眺めました。「天空の放牧地」と古田さん。今日は母牛たちも手前の見えやすい所に出てきてくれました。ありがとう!きれいな芝生のように見えますが、実は牛が食べたのできれいになっているんですって。スゴイ!
そして、黒毛和牛の品質を高めた「但馬牛のレジェンド」田尻松蔵さんの旧家を訪れ、小代の古民家の間取りと但馬牛の暮らしについて、但馬牛ガイドさんからお話を伺いました。昔は農耕牛として家の中で大切に飼っていたという但馬牛。肉牛となった今は自宅とは別の建物で数頭~多頭飼育されています。
その後、小代の谷を流れる矢田川のそばを通って、いよいよ牛舎へ。今回訪問したのは、藤原畜産の藤原さんの牛舎。とーってもきれいです。
母牛25頭、仔牛が12-3頭居りました。母牛はいつ見ても「めんこい」です。
こちらはこの春から生まれた可愛い仔牛たち。
一日朝晩3kgの配合飼料と牧草を3㎏ずつ食べるそうです。
すくすく元気に育ってね!
藤原さんに牛の生産について、小代での暮らしの話を伺くことができました。仔牛は285日で生まれること、80日程度で再び受精させるなど、一般的な観光本には載っていないことがたくさん!間近でたくさんの牛を初めて見たという城崎のお二人。詳しくお話を伺っておられました。
下見を終えて
「物見遊山な観光では絶対に行けない、ツアーの印象を全く覆す、ツウ向けのスペシャルツアー(古田さん)」
という、うれしいお言葉を頂きました。今は知られていないだけで、参加するととても深いぃツアーになること間違いなし!と確信しました。
畜産農家の藤原さん(中央)と城崎オンパク事務局の古田さん(右)と共に。
今回ご協力して頂きました城崎オンパク事務局の古田さん、大垣さん、そして小代観光協会、但馬牛ガイドさん、ありがとうございました!
明日は、このツアーの準備を通して、ジオパークだからこそできるツアーを行う意義についてお伝えします。
城崎オンパク・但馬牛見学ツアーの下見に行ってきました!
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今井 ひろこ
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