ホームページ制作で最初に必要な予算は撮影代です
2015/05/24
ホームページを制作するにあたって多くの方が軽視している準備物が2つあります。今日はそのうちの1つをお話します。ホームページの見積もりを取る際に「撮影代」が入っていない場合が多いようです。実は、売れない残念なホームページを完成させてしまうクライアントさんに共通する傾向として「写真代にお金をかけない」というのがあります。
写真のクオリティが売上に大きな影響を与える
ホームページを訪れた際、最初に目に入るのは写真です。その次に大きめのキャッチです。お客様は訪れたサイトが自分に関係あるかないかを瞬時に判断します。特に宿泊業や飲食業は重要です。写真ならば、美味しさや清潔さを瞬時に伝えることができるからです。あるいは「何ができるか」を伝えることも大切です。その大切な1枚の写真がチープであれば、お客様の購買意欲が大きく削げてしまうのです。例えば、以下の2枚の写真をご覧下さい。
自分で撮った写真↓
プロが撮った写真↓
どちらの写真が目に入った方で予約を入れたくなりますか?写真のクオリティはプロにはかないません。特に「美味しそうに」撮られたプロの料理写真は、素人が撮った写真とは比べものになりません。写真が劣る分、キャッチコピーや説明書きでフォローする、という考えもありますが、文章のプロでもない限り、更にハードルが高くなります。また、記載できる文章量に制限のある予約サイトなどでは、売り手が思っている以上にお客様は写真で選んでしまっているケースが多いのです。
宿泊業界や飲食業界の場合、ホームページを作るつもりで用意しておいた予算を写真撮影に回してしまう、という手もあります。じゃらんネットやぐるなび等のポータルサイトは、写真の優劣が反応率に大きな差がつくのです。
プロのカメラマンの撮影代っていくらぐらい?
撮影代は1枚につきいくら、という場合もありますが、大抵は1回来てもらっていくら、と言ったケースが多いです。旅館などの場合は、料理だけでなく、館内、お部屋、お風呂、外観なども撮ってもらうとなると半日~一日仕事です。納得の行く良い写真を納品してもらいたければ、撮影代は宿の場合だと10万円ぐらい見ておいたほうが良いです。また、モデルさんなども入れて人気(ひとけ)を出したい場合は、別途モデルさんの人件費も発生します。
モデルを入れると”体験”できることを
イメージしてもらいやすい
撮影予算がとれない場合は・・・
そんなにお金は出せない!という場合は、自分で撮影するしかありません。幸い、カメラの撮影技法のセミナーは近年いたるところでやっています。物販の場合は楽天市場が楽天大学で撮影セミナーでやっていたり、宿泊業の場合は楽天トラベルが楽天カレッジで撮影セミナーをやっていたりしています。あるいは今回の持続化補助金のように補助金でホームページが作れる場合は思い切ってカメラマンの予算も入れておきましょう。撮影代をケチらないことが効果の高い売れるホームページへの第1歩なのです。
売れるホームページを作るには
写真という素材ともう一つ準備しておくものがあります。そちらはお金はかかりません。この2つの準備物とこれらを引き立たせるためのキャッチコピーでホームページを作り上げていきます。準備なくして売れるホームページはできません。
もう一つ準備するものって何?
集めた素材にどんなキャッチコピーをつけていけばいいの?
その辺についてのお話をさせて頂くセミナーを『無料』で行います。
■場所:オーシスマップ青渓技術センター 研修室
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今井 ひろこ


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初めまして。関西でフォトグラファーをしております、GREENPHOTOGRAPHYの澤尾と申します。写真が簡単に撮れるようになった現代で、ここまで撮影が大切と言い切っていただける記事をお見かけしたのでコメントさせていただきました。ありがとうございました。