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売れるホームページと売れないホームページ、どちらが欲しいですか?

   

売れるホームページが欲しい方へ

今日は私の仕事「Webディレクター」のお話です。3月からは広報力強化でホームページを作りたいという方から、持続化補助金を申請するのにご相談を受けています。結局、今現在5件頂戴しています。

Webディレクターって造語です。何かというと、ホームページを見て、お客様に予約して頂きたかったらポチっとしてもらうような導線づくりをしたり、お客様に3秒以上留まって頂けるホームページにするために、キャッチコピーや写真、位置関係を整えたりしながら、マーケティングの視点でデザイナーと一緒に作っていきます。ただかっこいいだけのページにお客様が欲しくなるような魂を注入していきます。

私がフリーでこの仕事ができるのは、明確な理由があります。地方には大手印刷会社からホームページデザイン会社まで二桁以上あるんですが、マーケティングの視点を入れて作られているホームページや販促物がほとんど見当たらないからです。但馬は面白い地域で、同業種で同じようなホームページが乱立している地域です。(だからこそ、個を表に出す私の主人の宿のホームページが活きてくる)。そのことからも、各店舗の強みを活かす「マーケティングの本質」を理解していない業者があまりにも多いことが分かるかと思います。わかりやすく言ってしまうと、

「パンフレットの特記事項をそのままサイトに並べただけのホームページが多い」

「ホームページの事業者名を近隣競合他社に書き換えたらそのまま使えてしまうサイトが多い」

ということ。

以下は私がディレクションしたサイトの一例です。

かどや楽天サイトより事例(1)

楽天トラベルとト屋より事例(2)

従来のパンフレット型サイトとは明らかに違いますよね?屋号を他のお店に変えて流用することはできませんよね?

商品を購入する課程において、消費者は「認知」→「興味」→「購入」という「財布のひもを緩める3ステップ」があります。(専門用語で、AIDMA理論AIDA理論などもありますが、端的に言うとこの3ステップに集約できます。)

認知・・・商品の存在を知ってもらう。

興味・・・商品に関心をもってもらう。

購入・・・ズバリ商品を買ってくれる。

どれだけ「興味」の引くホームページがあっても、まず「認知」して頂かないとじっくり読んで下さらない。順番は間違えたらあかんです。そのために、ホームページだけではなくて、商品に合う各種広報&販促手段を取っていかなければいけません。

但馬地方に多いホームページデザイン会社はあくまでも「プログラマー&イラストレーター」ですから、お客様がどのような言葉や写真、説明順なら予約や購入などの行動に移すかなどのマーケティング理論は分かっていないのが実情です。インターネットのプログラミング技術は加速度的に進んでいるので、そちらに付いていくだけでプログラマーは必死です。マーケティングについての知識は本来ならデザイン会社の営業職やディレクターが行うべきもので、京阪神の大手WEB制作会社ではマーケティング部があるほどです。そういう方が居られないからこそ、私の存在が但馬で活きてくるのです。

どんなにイラストやフレームが美しいホームページでも、お客様の心をつかむことができなければ意味がありません。

□ホームページを訪れた人に興味を持ってもらい、熟読してもらえるコンテンツになっていること

□いいな、と思ったらすぐに購入へと誘う導線がわかりやすいこと

□そもそも、作った新サイトにアクセス数を集める方法を考えること

これらをできあがるサイトに落とし込むのが私の仕事です。(アクセスを集める手法はサイト完成後にやらなければならないこともあります)

WEBデザイナーが最新手法で作ったかっこいいものではなく、事業者が「自社サイトがかっこいい」って満足するものではなく、ユーザーがこのサイトに掲載されている商品やサービスを買いたいって思うホームページを作りましょう。

ホームページを作る目的は売上を上げるためのものなのです。

 

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(公式)コムサポートオフィスHP
http://www.com-support-co.jp
「伝える力」を付けて売上UP!!

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - コムサポートオフィス, マーケティング, 宿泊施設の支援, 販促事例

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