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但馬牛と田尻号の話を、日本ジオパーク委員長の尾池先生に書いて頂きました

      2014/08/12

スーパー但馬牛・田尻号とその血統を調べた故・藤村美香さんの話を先月ブログに書きました。そのお話をもとに、日本ジオパーク委員会委員長の尾池和夫先生(元京都大学総長)が、副主宰をなさってる氷室俳句会の会誌「氷室」8月号に、但馬牛を詠んだ俳句とともに尾池先生の連載エッセイ「京都の地球科学(244)に「但馬牛の田尻号」を書いて下さいました。尾池先生、本当にありがとうございます。(リンク先に先生のエッセイの全文が書かれています)

氷室
但馬牛と田尻号

尾池先生とは2度、講演会でご一緒させて頂いています。私のようなジオガイドにも気軽にお声をかけて下さり、とても感謝しています。

尾池先生
南紀での講演会後に尾池先生とツーショット

尾池先生は藤村美香さんの活動を日本海新聞の但馬欄でご存じだったようで、

二〇一三年四月二四日の日本海新聞但馬版に、「世界に誇る但馬牛を子どもたちに知ってもらおうと、香美町の小代観光協会は、小冊子「和牛のふるさと・小代」を作成した」という記事が載ったのを見つけて、このことを私は知った。小代観光協会の藤村美香さんが編集し、山陰海岸ジオパークの解説用の冊子に仕上げたとう記事である。私が繰り返して言うジオパークのテーマ「見る、食べる、学ぶ」に打って付けの話題である。

と、但馬牛とその暮らしを愉しみながら、但馬牛の料理を食べるということが、ジオパークのテーマの「見る、食べる、学ぶ」に合致した話題であることをおっしゃって下さっています。私がジオパーク推進員になった頃は但馬牛がジオパークのキラーコンテンツとして認知されておらず、何とかしてPRをしたいと、村岡ファームガーデンの田丸支配人からいろいろとアドバイスを頂いたり、今回主役の美香さんに但馬牛のイロハを教えて頂いたりしました。三歩進んで2歩下がるような日々でしたが、その頃が懐かしいです。

私が香美町小代(おじろ)で地元ガイドと一緒にツアー造成を進めている「但馬牛のルーツを訪ねるツアー」について、

香美町まち歩きガイド「香美がたり」には今、「但馬牛と棚田の暮らしを語る。九九・九パーセントモニターツアー開催」という知らせが載っている。「香美町には豊かな海の幸があがる漁港や景色のよい海岸線、山に行けば狭い谷に棚田や集落があり、町のなかに懐かしい田舎の暮らしがあふれています。そんな香美町の「暮らしと風土」を、地元ガイドと一緒に体感してみませんか」と説明が続く。

と紹介して頂いています。本当に感謝です。

ちなみに今回のエッセイに取り上げられていた俳句は、

干草を積みて牛糶る但馬かな       杉本 寛
牛市に但馬の冬ははじまりぬ       京極杞陽

です。但馬牛を詠んだ俳句を読むと、その情景が浮かびますね。湯村温泉にあった牛市に小雪のちらつくときに連れて行ったような・・・

今、この「但馬牛のルーツを訪ねる旅」はいろんな展開を見せています。ツアーといっても、大型バスでのツアー造成から、「香美がたり」で進めている、お客様の車にガイドが同乗する小型ツアー、ノルディックウォーキングでガイドを行うツアーまでいろんな形態が進んでいます。小代の地域の方々が但馬牛のルーツに暮らす誇りを持ち、生き生きと持続的に暮らせる地域になって、そこを訪ねるリピーターの方々で賑わいができれば、と思っています。簡単に行けるところにルーツという「聖地」はありません。一度訪れたら忘れられない地、にしていきたいです。

但馬牛ツアー写真

 

 

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

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