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コウノトリが巣立ち間近~城崎オンパクツアー・コウノトリの郷公園ほか

      2014/06/05

昨日のブログの続きです。戸島湿地の人工巣塔のコウノトリの産卵が今年2回目だったのは、今年の1回目の産卵後、実は巣を攻撃され3個の卵がすべてだめになってしまったからだそうです。誰に?トンビ?カラス?・・・いえいえ、実は同じコウノトリ。別の雌に攻撃されたのだとか。ナントイウコト・・・!!
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コウノトリは一生一夫一妻。ずっと同じペアが同じ人工巣塔を使うのだとか。人工繁殖と自然放鳥の結果、広大なテリトリーが必要なコウノトリの縄張り争いなどが起き、同時に、雄や雌の恋のバトルが起こってしまうわけです。ここ戸島湿地のコウノトリの夫婦は雄が浮気したり、メスが別の雌の攻撃を受けたり、と恋沙汰が新聞沙汰になっていたほどです。コウノトリの婚活は人間以上に大変です。ちなみに、コウノトリは1回目の産卵ですべての雛が死んだときには、もう一度産卵行動をするそうで、戸島の夫婦も2回目は無事産卵し孵化したそうです。一昨日には1羽が巣立ちしたとか。ホッとしますねー。

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戸島湿地を出た私たちは、玄武洞近くの巣塔のコウノトリや、関係者だけが近づける豊岡市立コウノトリ保護センター近くの巣塔などをバスの車窓から観察しました。センター近くのコウノトリは雄の幼鳥でしたが、親にそっくりになってきました。巣立ちが近そうです!

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今回一番ビックリした巣塔は、豊岡市立三江小学校のグラウンドの端にある巣塔。そばでは野球をしています! 何と贅沢なロケーションでしょう。でも子供たちは特にコウノトリを意識することも無く、野球の練習をしていました。これも専門家と一緒に行くツアーならではの見学コースです。

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最後は県立コウノトリの郷公園。ここではちょうど15時の給餌タイムに重なったのか、観光バスもすごいし観光客もたくさん来ていました。いつも見学ケージで見ているコウノトリの数より多いなぁ・・・と思ったら「エサを求めて外の巣塔から親鳥がやってくる」んだそうです。毎日15時を放鳥されたコウノトリは覚えているらしいです。ま、今は子育ての時期でただでさえ自分の子供のエサが必要になるでしょうから、仕方ないかも。元々見学ケージにいるコウノトリは、飛ぶ羽の一部を折り取っているたべ飛べないのですが(成長してくると伸びてきて飛べるようになる)、外からのコウノトリはあちこち飛んで移動したり、もう自由にやりたい放題。ある程度食べたら、次々とグライダーのように飛んでいきます。それがかっこよくて、写真を撮っている方も居られました。

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自然放鳥し日本各地や韓国へも渡るなど、放鳥したコウノトリは71羽(2014年4月22日現在)。近畿地方では和歌山県の紀南地方で確認されているようです。放鳥して豊岡を出たコウノトリの中には、飛んだ先の居心地が悪ければまた豊岡へ戻ってくる、を繰り返す、フウテンの寅さんのようなコウノトリもいるそうです。コウノトリは子供が巣立ちすると、その子供はもう生まれた巣塔には帰れません。自然放鳥をすると、その数だけコウノトリが健康に育つ環境が日本中で必要になってくるのです。豊岡市や但馬だけでなく、日本全体でコウノトリたちを受け入れてほしい、その環境整備をしてほしい、それがヒトの暮らしを健康に、そして豊かにすることだから、と佐竹さんはおっしゃっていました。

<場所のご案内>
兵庫県立コウノトリの郷公園
〒668-0814 兵庫県豊岡市祥雲寺字二ヶ谷128番地
(0796)23-5666
9:00-17:00 月休 無料
KTR(北近畿タンゴ鉄道)但馬三江駅から徒歩30分 JR豊岡駅より車で15分

【 コウノトリが巣立ち間近~城崎オンパクツアー 戸島湿地 | コウノトリの郷公園ほか 】

 

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - コウノトリ, 山陰海岸ジオパーク

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