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4つの「伝わるプレゼンテーション」極意 まとめ

      2014/05/26

昨日まで4回に渡って、過去130回の講演会で得たプレゼンのコツをお話してきました。プレゼンは特別なことでなく、例えば名刺交換のときの自己紹介や、観光ガイドでお話する、仲居さんが料理の説明をする、担任の先生と3者面談するときの話、営業の時、好きな人に告白するとき、普通にやっていることなのです。特別難しいことではありません。

そんな目線でもう一度これまでのお話を読み返して下さい。ほとんどの人が必要なスキルです。今日はそのまとめです。

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1.プレゼンの導入はターゲットに合わせて

ターゲットを明確にして、その人に合わせた話をすること、そして、導入はターゲットに合わせて話をし、本題へスムーズに移行する。その結果、「あ、自分に関係のある話だ!」と頷いて頂きながら本題へスムーズに入ることができます。https://imaihiroko.com/?p=966

2.プレゼンでのターゲットの絞りかた

話を聞いてほしい方の人物像とシチュエーションを具体的に想像して話の骨子をまとめていくと、その人がきっと聞きたいであろう、講演に入れるべき理由、具体例や結論、専門用語はどこまで使うかなど、考えやすくなりますし、その人物像の人にはシンプルに伝わるはずです。誰に対しても伝えたいプレゼンは、価値観の多様化するこの時代には、誰に対しても伝わりません。自分の伝えたいことを、聞きたいと思っている人に絞って丁寧に伝えるということが、今後のプレゼンでは増えていくでしょう。 https://imaihiroko.com/?p=991

3.プレゼンでは大事な結論ほど先に伝えよう

自分の話や意見を述べる場では結論から先に申し上げるように心がけています。その理由は、人間の聞く力には限界があること。そして誤解されないようにするためです。プレゼンで私が話す順番は「結論」→「理由」→「具体例」→再び「結論」を意識しています。最初の結論で使ったスライドを最後にも出し、再度、話のまとめを行っています。そうしてその会場の皆さんと結論を再共有します。 https://imaihiroko.com/?p=1014

4.プレゼンのシメには希望や目標を

プレゼンの最後の最後に付け加えていることは、聞いている人にぜひともお願いしたい希望や、自分がこの話を通じて行っていきたい目標です。それらを手短に伝えて、全プレゼンテーションを終わるということです。聞いている方と講演する自分がともに頑張っていきましょう!というエールを送ることにつながり、話をきれいにまとめることができます。 https://imaihiroko.com/?p=1026

 

以上を意識して話す内容を構成するだけでも大幅に変わるはずです。「結論」とは自分がもっとも伝えたいこと。なぜそのことを伝えたいのか(理由)。その理由に気づいたきっかけ(具体例)。これらを構築し、最後にもう一度結論、そして未来への希望や目標で終わる。1分でも1時間でも大まかな構成はこれでOKです。

 

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - プレゼンの極意, 伝える力200%UP

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