地方の小さな宿とお店の集客をサポート!「今井ひろこドットコム」

宿泊施設や店舗の集客コンサルティング、プレゼンテーション指導、研修会、ジオパークにおける地域活性化を行う今井ひろこのブログサイトです

*

大人こそ「伝わる文章」を書くトレーニングが必要!

   

昨日今日と梅雨の晴れ間になった関西地方。青空が気持ちいいですね!

こんにちは。兵庫県北部・豊岡市で宿とお店の集客アドバイザー
時々観光ガイドの今井ひろこです。
当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。

来月13日に、文章力を付ける実技(ワーク)付きセミナーを開催します。
その前に、当日の講師・赤羽博之先生の著書「すぐできる!伝わる文章
の書き方」を復習がてら、この週末に読んでいました。

赤羽先生

めっちゃわかりやすくて、練習問題にうなずくばかり。

例えば、良くやってしまう例。

(NG例)
ハスカップという名称は、アイヌ語で「ハシカプ(枝の上に
たくさんなるもの)」と呼ばれていたものがそのまま伝わったもの。

どこがNGか分かります?

(OK例)
ハスカップという名称は、アイヌ語で「ハシカプ(枝の上に
たくさんなるもの)」が、その語源だ。

文章を伝わりにくく、分かりづらくする原因の一つは
「こと」「もの」の多用です。一文の中で重なった場合、
文意があいまいになるので、削って整えます。
今回のNG例は「もの」を3回も使っていて回りくどいです。
そこで最後の一文を削り、同じ意味合いの言葉に修正しています。
(「すぐできる!伝わる文章の書き方」p40-41より抜粋)

ハスカップ

(ハスカップの実)

文章力をつけるって、何年生までにマスターするの?

そもそも文章を書くトレーニングは何年生まで行うのかな?と調べてみました。
学習指導要領を見てみると、高校1年の時に現代国語で学びます。

高校 学習指導要領 国語(クリックするとリンク先へ飛びます)

しかし、文章を整理して書くという学習、実は中学3年の時に行います。

以下、中学校学習指導要領・国語から抜粋すると、

1 指導事項
(1) 書くことの能力を育成するため,次の事項について指導する。

社会生活の中から課題を決め,取材を繰り返しながら自分の考えを
深めるとともに,文章の形態を選択して適切な構成を工夫すること。

論理の展開を工夫し,資料を適切に引用するなどして,
説得力のある文章を書くこと。

書いた文章を読み返し,文章全体を整えること。

書いた文章を互いに読み合い,論理の展開の仕方や表現の仕方などについて
評価して自分の表現に役立てるとともに,ものの見方や考え方を深めること。

(中学校 学習指導要領 国語 第3学年 p90-91より)

中学3年生といえば受験です。そんな意識して学習していたとは思えません。
小論文を受験の時に書くのですが、先生も内容や文章のおかしい表現を
修正したに過ぎず、上記例のような「もの」「こと」の多用や句読点の打ち方
など、文章の推敲(整えること)まではしなかった記憶があるのです。

なぜ、そこまで断言できるかというと、

赤羽先生の講義を4年前に1泊2日で受講したとき、この私でも

「そんなこと、知らなかった!
・・・でも言われてみれば納得!」

という発見の連続だったからです。

この私でも、と書いたのは
学生時代にan(アルバイトニュース)や旅行雑誌などのライターをしていた
経験豊富な私でさえ、忘れていた、知らなかったスキルがたくさんあったから。

大人になってこそ、文章力が必要なのに・・・

大人になって、文章の書き方トレーニングといえば、新入社員研修程度でしょう。
サラリーマンでその状態です。
親の代を継いだ商店さん、職人さんは大人になったら学ぶ機会がありません。

ブログ、SNS、補助金申請書、借金のための事業計画書・・・。
全てに共通して必要なのは

「伝わる文章を書き整えるチカラ」

文章がきちんとかけて、文字同様、文章そのものも整っていたら
そこから商売が始まると言っても過言ではありません。

SNSの時代だからこそ大切にされている「手書きの文章」。
学校の先生、保母さんは今、連絡帳での文章力が問われており、
赤羽先生の文章講座は大人気なのだそうです。

もし、赤羽先生セミナーのような「書く」実践付きセミナーがあれば
文章に自信のある方でも、私は定期的に参加をオススメします。

この夏、お子様の読書感想文を見なきゃいけない親御さんも、ぜひ。

当事務所のセミナーに参加される皆様は、課題提出をお忘れ無く。
そして当日たくさんのウロコを目からボロボロと落として下さいね!

********

【残席3になりました☆文章力が半日で付く!】

7/13「伝わる文章を書く7つのポイント」コムサポ販促塾のご案内

お申し込みは、電話、Fax、メールで「受講したい!」とお伝え下さい。

地方の小さな宿と店の集客サポート 
コムサポートオフィス 今井ひろこ

〒668-0022
兵庫県豊岡市小田井町5ー3フラッツオダイ201
TEL&FAX 0796−24−3139
「コムサポートオフィス」 で 検索!

Mail: info@@@imaihiroko.com (@は一つにして下さい)

☆★☆・・・☆★☆・・・☆★☆・・・☆★☆

The following two tabs change content below.
今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - コムサポセミナー

コメントを残す

  関連記事

「聞きながら作ると早い!」「実行モードになれる!」ランディングページ制作セミナー受講者の声

今年は新たにミニセミナーを3本企画しようと、先月から2つ、宿オーナー向けの「宿泊 …

反響が楽しい★ニューズレターとSNSとを併用して集客&売上がUP!

先週、当事務所のニューズレター第3号を発行しました。年4回発行してみようと今年に …

本当に好きなのか、想いは文章に表れるーー。9/14「伝わる文章を書く7つのポイント」セミナー開催報告(2/2)

昨日と今日の2日間で、赤羽博之先生の「伝わる文章を書く7つのポイント」セミナーで …

事業成功のカギは【信念・在り方】+【やり方】〜講師から「まねぶ」8/30コムサポ販促塾

台風10号の動きが迷走を極め、気象衛生ひまわりの精度が上がっても予報円が広いです …

コムサポートオフィスのお仕事総括【宿泊施設サポート編】〜楽天トラベルトップマイスター受賞サポート〜

一般的には昨日が仕事納めですが、当事務所は本日が仕事納め。 年賀状はこれから準備 …

コムサポ販促塾をなぜ開催しているの?

やっと晴れて朝から暑い夏がやってきました!佐津海水浴場、今朝も営業してます♪ こ …

2016年のコムサポを振り返ると・・・試練と挑戦の一年でした

今年もあと1日。年末年始を大阪の実家で過ごして4年目。冷たい空気が頬をさすけど、 …

地方の販促=アナログ×デジタル その極意とは? 〜コムサポ販促塾健忘録その1

ブログがずいぶん開いてしまいました。先週から何かとイベントや主催セミナー仕事が重 …

「これならできる!やってみたい!」☆集客セミナー第2回目も大盛況でした〜!

こんにちは!兵庫県北部の小さな宿と小売店の集客アドバイザー・今井ひろこです。 昨 …

たった半日で視点が劇的に変わった文章力向上セミナー

梅雨の中休み。晴れているので洗濯物を干しました。昼前には乾くかなー?? こんにち …