5/11香美町小代・小長辿(こながたわ)植物観察会
2014/05/17
この日は前日の海浜植物の観察に続いて、山間部の植物観察会。昨年は香美町小代の久須部渓谷と吉滝周辺の植物を観察しましたが、今回はツウというかコアというか・・・無住集落(いわゆる廃村)の小長辿(こながたわ)周辺と、仏の尾(「ほとけのお」という名前の山)への登山口近くまで行きました。何と標高700m~800m!
まずは集合して、当日の予定などのお話。
小長辿(こながたわ)にある、県の天然記念物の大トチノキを目指しました。小長辿(こながたわ)は平成に入ってから無住集落になりましたが、畑をされている方はまだおられるため、一車線ですがアスファルト舗装の農道&林道が整備されています。昔は棚田だったんだなぁという放棄地を横目に、マイクロバスは走りました。
大トチノキまでは、ちょっとした坂道を上っていきますが、その途中にカスミザクラが満開でした!北海道に桜が届くころに香美町で桜とは・・・「今年は3月に大雪が降ったからなぁ~」と小代の方。そうだった、8日ごろ降りました!
畑のそばを通りぬけ、最後に急な坂をやっとこさ上がったら、そこには小さな祠とその後ろに巨大なトチノキが!
何という神々しさでしょう。誰も住まなくなった村を守る御神木です。その周りにはイチリンソウやハコベの仲間がたくさん咲いていました。
この日も「ジオの目」は健在で、坂の途中で崩れ落ちていた泥岩?をパチリ。ここはカルデラの湖の底かしら?と思いつつ、観察をしておりました。
マイクロバスに戻り、再び出発。小長辿(こながたわ)の集落を過ぎたあたりで、おじろスキー場へ上がる道と佐坊集落へ続く林道(仏の尾への登山口へ通じている)の分岐点があります。ちょっとした旋回がここでできるので、マイクロバスを降りて、ここからは歩いて林道を登りました。(林道は未舗装&激しい坂はコンクリ舗装で凸凹が激しいので、背の高い四輪駆動車以外は止めた方がいいです。)
キンキマメザクラ。「近畿」と名前がついていますが、福井でも見られます。
などなど、林道沿いにもたくさんの花があり、私たちを迎えてくれました。
ところで、このあたりは香美町内でも雪解けが最も遅い地域で、日影には雪がまだまだ残っていました。この日の講師、高野先生が5月1日に下見に来た時には、雪が林道を塞いでいて、先へ進めなかったとか。
この景色はお昼ごはんを食べていたときに目の前に見えていた景色。目の前には鉢伏山(1221m)、そして右端には兵庫県最高峰の氷ノ山(1510m)。山々がとても美しく、新緑のグラデーションを楽しみました。このコース、ノルディックウォークだったらとても気持ちがいいコースになるかも!
今井 ひろこ
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