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巨石群に感動!土佐清水のガイド講習会に参加しました。

      2015/11/21

11月17日の講演会当日、午前中は土佐清水市のボランティアガイドの皆様によるガイド講習会に参加しました。土佐清水ジオパーク(申請準備中)のガイドさんは、元々活躍なさってる土佐清水市観光ボランティアガイド会が中心となって活動を始めており、ジオサイトの一つ、足摺岬にはガイド会の出先事務所もあります。この日集まったガイドさんは10名以上。それにジオパーク推進室の方や主催する中央公民館職員を含めるともっと多いです。

土佐清水GP土佐清水市役所に集合!何と10分前に全員揃いました!

この日はあいにくの曇り空、昼前には雨が予想されていました。10名も来たら良い方って仰っていただけに、ジオパーク全国大会の時にお会いしたガイドさんも参加されていて、和気藹々とした中でスタートしました。この日のガイドは、ガイド会の富田会長が最後まで行って下さいました。

ストーンサークル?!のある唐人駄場(とうじんだば)

最初のジオサイトは縄文時代の遺構が残る唐人駄場(とうじんだば)。駄場というのは、この辺の方言?で高台にある平らな場所のこと。南海地震のような大地震が起こる度に、何メートルもズンズン土地が隆起したんだろうなぁと感じる海岸段丘。芝生の公園ですが、それを囲むように茂る林の中に大きめの花崗岩が意図的に組まれています。

土佐清水GPストーンサークルを形成していた岩?!

ストーンサークルがあったらしいですが、昭和時代に公園整備するときに大部分を取り除いたとか?!ジオパークになっている大分県姫島産の黒曜石の矢じりがこの場所から出土しているので、縄文時代から交易が盛んだったと思います。

土佐清水GP広い芝生の公園になっている唐人駄場

海の見える牧場、親子の牛にホッコリ

海岸段丘のゆるやかな地形を活かした牧場がすぐ横にあり、赤毛牛や黒毛和牛、なぜか馬もいました。

土佐清水GPとっても可愛い牛の親子に出逢いました。

私のフィールド香美町でも黒毛和牛・但馬牛を飼っている繁殖農家さんが多く、緩やかな傾斜地を使ったお馴染みの風景が見れて嬉しかったです。

土佐清水GP

どうしてここだけ?!巨石群

唐人駄場から見えた巨石のところへは車で5分弱で到着。遊歩道を上っていくと、意図的?いや、自然に?巨石が次々と現れます。表面を見るとざらめの砂糖がたくさん付いたような感じの花崗岩。「ここに4つの岩があります。古地磁気で調査したら、3段目までは同じ時代の石で、上の一つは違う時代の石なんです」と教えて頂きました。

土佐清水GP自然?人工的?不思議な巨石群。

同行のジオパーク専門員・佐藤先生によると、足摺半島周辺には1300万年前頃に直径約8Kmほどの大きな火山があって、地下数キロにマグマが冷え固まって花崗岩ができたけど、その後の地殻変動や地震で隆起し、風雨や潮風にさらされ、いまのような形で見られるようになったと考えられています。実はこの大きな山の土に覆われている足下にも巨石が眠っているのかも。

土佐清水GP表面がザラザラ。大根も擦り降ろせそうなほど。

昭和時代には木が生い茂っていたようですが、唐人駄場の整備と合わせて木を伐採して見えやすくしたという話でした。人間が暮らし始めてからの時代、祭事をする場所として、意図的に削られて椅子のようになっていたり祭壇のようになっていたり・・・昔も今も巨石は信仰の対象のようですね。

土佐清水GPあの岩の上に上ることができたんです!

岩の上に立つと眼下には唐人駄場や遠くは太平洋も見えて、晴れていたらとても気持ちいい場所なんだろうなぁ・・・

土佐清水GP巨石の上から見た牧場(中)唐人駄場(上)
そして太平洋!

いつものように、ジオパークレポートが長くなってきそうなので、明日に続けます。いよいよ四国の最南端、足摺岬へ。

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - ジオパーク, ガイド, ジオパークの旅, ジオパーク講演会

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