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ブランドガニの人気ランキングでは衝撃の結果が! じゃらん香美町GAP調査速報より

   

昨日のブログの続き、観光商品作りワークショップに参加した話の続きです。香美町GAP調査の速報値を、講師の(株)バリュー・クリエーション・サービス代表の佐藤真一先生がわかりやすく解説して下さいました。GAP調査は、ネットで20歳代から60歳代、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、鳥取県、福岡県の合わせて1000人の方に聞いたアンケート結果です。

兵庫県の観光地調査・香美町は「ランク外」

兵庫県の観光地の認知度と経験度のアンケートでは、下記の様になったそうです。

認知度
1位 姫路市
2位 有馬温泉
3位 神戸市
4位 明石市
5位 淡路島

経験度
1位 神戸市
2位 姫路市
3位 西宮市
4位 淡路島
5位 宝塚市

ちなみに10位までに但馬で入っているのは城崎温泉だけ。香美町やハチ北、香住という文字は出てきません。兵庫県内の方の7割が来たことが無いそうなので、この結果は致し方ない。逆に言うと伸びしろはあるということです。

ブランドガニランキングでは衝撃的な結果が!

今回のアンケートでは、全国のブランドガニの認知度、興味度、及び経験度を聞きました。蟹が有名な香住だけど、観光客にはどの程度の認知度なのかということを知りたいと、佐藤先生が項目に入れたのだそうです。全国的にも調査がされていないので、これはすごいデータかも。

柴山かに かどやこれはピンクのタグの柴山カニ!
かどやHPより引用)

認知度は北海道圧勝!

認知度
1位 タラバガニ
2位 毛ガニ
3位 北海道ズワイガニ
4位 ワタリガニ
5位 福井県越前ガニ

最初に書いたように、アンケートの方の居住地が近畿6割なのに、タラバガニ、毛ガニ、北海道ズワイガニって、全部北海道だったことにショックを受けました。ちなみに、香住の松葉かには10位でした・・・トホホ。4位のワタリガニですが、瀬戸内側や九州ではワタリガニをよく食べるので、認知度は高いようです。

興味度にようやくランクイン!

興味度というのは、説明をきちんとした上で選んだ場合のランキングです。

興味度
1位 タラバガニ
2位 北海道ズワイガニ
3位 福井県越前ガニ
4位 兵庫県香住の松葉ガニ
5位 鳥取県とっとり松葉ガニ

となりました。きちんと説明をすると日本海側のブランドガニの順位が上がってきますね。香住のベニズワイガニは8位に食い込んできています。頑張れ、香住ガニ!

経験度はやっぱり北海道に敵わない!

経験度
1位 タラバガニ
2位 毛ガニ
3位 北海道ズワイガニ
4位 ワタリガニ
5位 海外産(ロシア・カナダ・韓国産)ズワイガニ

経験度もやっぱり北海道には敵わないですね。向かうところ敵無し!ちなみに、香住の松葉ガニは7位でした。認知度、興味度にはランクインされていない、海外産ズワイガニが経験度としてランクインしているので、スーパーで販売されている海外のズワイガニを食べているんだなぁと納得。4位のワタリガニと同様、スーパーに売っているから買って食べるけどね、という程度かな。

佐藤先生は、北海道のカニがこれほど上位で堅いのは、北海道という道を上げてプロモーションを全国に向けて何十年も前から行っているから、もうイメージが完全に付いてしまっているとのこと。そもそも、ズワイガニとタラバガニの区別すら付いているかどうかが分からないかも。タラバガニの味はともかく、「大きくて食べ応えがあって、さすがスケールのでかい北海道!」というイメージが完全にできあがってしまっているから、ここを崩すのは並大抵ではないかも。

そして脅威は福井県の越前ガニ、そして鳥取県のとっとり松葉ガニ。両方に共通しているのは、県でブランドを一つにして、プロモーションを首都圏や京阪神で行っていることです。

ちなみに、ブランドガニと呼ばれるものは、るるぶトラベルのHPによると図の様に書いています。

head_map(るるぶトラベルさんのHPより引用)

京都は間人ガニ(京丹後市間人港)、鳥取県は境漁港、鳥取港、網代漁港でズワイガニが水揚げされますが、すべて「とっとり松葉ガニ」でブランド統一されています。兵庫県だけは多いですよね。実は4つもブランドガニがあります。

*津居山ガニ(タグ:青) 豊岡市津居山港
*柴山ガニ(タグ:ピンク) 香美町柴山港
*香住松葉ガニ(タグ:緑) 香美町香住港
*浜坂ガニ(タグ:水色)新温泉町浜坂港

市町でプロモーション出来るレベルには限りがあります。県を挙げて一つのブランドを推している鳥取や福井は県庁所在地も日本海側ですし、プロモーション費用や効果が敵わないんだそうです。どうしましょうねぇ・・・?? 革新的なプロモーションができるか?!

 

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - コムサポートオフィス, 地域活性化, セミナー聴講記, 田舎での商売心得, 観光, 販促事例

Comment

  1. 膳所直樹 より:

    兵庫県のマツバガニも一つに統一するほうが良いのでしょうか

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