ソーシャルメディアでライバル店を批判するするのは逆効果
昨日、浜茶屋の美味し〜いカレーの話をお伝えしました。主人は宿のブログを書いているので、今回の浜茶屋以外でも様々な地元のお店をブログで紹介しています。実際に美味しい、あるいは親切、雰囲気がいいな〜と思ったお店をこれまでにたくさん紹介してきています。
以前、SNSであったんですが
(紹介されているお店は)毎晩遅くまで騒がしいし、実は地域住民はとても迷惑しているんです!
という書き込みが。
それを読んだ瞬間、私は、「ああ、ソーシャルメディアのリテラシーってとても大切だな」と改めて思いました。改めて(私もそんな投稿をしないように自戒の意味を込めて?!)ソーシャルメディアでやってはいけない書き込みについてお話します。
他人を批判、否定する書き込みはNG
ソーシャルメディアでは、他人を批判、否定する書き込みはNGです。政治家や芸能人に対しても極力やらないほうが良いです。ましてや身近な人に対しては絶対NG。今回の書き込みを読んだ時に私が感じたことは2つ。
「この書き込みはライバル店の批判、
もしくは近隣住民のお客様のお店に対する嫉妬・ねたみ」
この書き込みをみた時、「うぁ〜このお店、そんなひどいことやってるんだ!」とは全く思いませんでした。むしろ、書き込んだ方に対して「こんなことをこんなところで書くと、そのお店よりも書いたあなたの評価が下がるのになぁ〜」というのが最初に浮かびました。
もちろん、書かれていることは本当のことかもしれません。でもそれって、地域で解決すれば良いことで、お客様には全く関係のないことです。そもそも、騒音であれば、自治会に苦情を言えばすぐに対処してくれます。更にはもう一つ気になることが。
「こんな意見が表面に出てくるってことは、
ここの商店街、仲が悪いのかな?」
お店のマナーの悪さよりも、こうやって地域の人たちが足を引っ張り合っていることがクローズアップされてしまいます。この地域の人って仲が悪いんだ、という印象を持たれてしまいます。それってこのお店だけでなく、地域全体にとってマイナスですよね。
ソーシャルメディアは良いことも悪いことも拡散します。悪いことは、書かれた人だけでなく、書いた人もその地域も結果的に傷つくことになります。
何かに対して批判的な意見を書く際は、特定の人を攻撃するような書き込みは極力避けましょう。私自身もこれまで(特に某地方公務員時代は)色々と不満を書いていましたので、自戒を込めて・・・
今井 ひろこ
最新記事 by 今井 ひろこ (全て見る)
- 第6期・南紀熊野観光塾「塾生講習」に参加して(5/n) 選ばれるだけの理由が無ければ売れない - 2019年1月17日
- 第6期・南紀熊野観光塾「塾生講習」に参加して(4/n) 着地型観光で選ばれる商品とは? - 2019年1月15日
- 第6期・南紀熊野観光塾「塾生講習」に参加して(3/n) ターゲットを一つに絞る - 2019年1月14日
関連記事
-


-
私がワードプレスでのホームページ制作を強く勧める理由
集客できるホームページ、お客様が読んでいたら商品を買いたくなるホームページを作ろ …
-


-
本当に好きなのか、想いは文章に表れるーー。9/14「伝わる文章を書く7つのポイント」セミナー開催報告(2/2)
昨日と今日の2日間で、赤羽博之先生の「伝わる文章を書く7つのポイント」セミナーで …
-


-
持続化補助金の申請書に記載するときのポイント
いよいよ、今月27日に小規模事業者持続化補助金の第2回目(今年は最終)の締め切り …
-


-
京丹後市でジオパークのビジネス活用術を講演
今日は山陰海岸ジオパーク推進協議会からお願いされて、京都府京丹後市の峰山町で事業 …
-


-
お風呂が狭いという悪いクチコミを減らす方法と返信の書き方
先日、クライアント様より「うちのクチコミに、お風呂が思ったよりも狭いってクレーム …
-


-
補助金申請書で「自社(自分)の強み」がわからない方へ
泣いても笑っても、書類提出まで1週間を切りました。申請書のサポートをしている私の …
-


-
2014年1月の講演会、セミナー予定
ここ数年、年が明けるとラッシュになるのが講演会とセミナーです。特に、自治体主体で …
-


-
【開催報告】11/29(水)長野県宮田村のジオパーク講演会に講師として登壇!
先週は火曜日から土曜日までずっと出張ずくめで、ようやく落ち着いてブログが書けます …
-


-
WEBサイト(ホームページ)を制作会社にお願いする時に注意する2つのこと
昨年11月くらいからでしょうか、様々なところから相談を受けていますが、パンフレッ …
-


-
WEBサイト・ディレクションの実例~ターゲットはここまで絞る
昨日のWEBサイトディレクションなる言葉、聞きなれない言葉かもしれません。実際、 …





