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「集客効果が出る 販売促進ツールの選び方」セミナーで私が伝えたかったこと

   

「集客効果が出る 販売促進ツールの選び方」セミナーでのお話を4日間に渡ってブログで綴っていきました。このセミナーを開催した理由は、自分の店の広告宣伝について事業者自らが考えて行動をしてほしいからです。

まちゼミ

特に但馬(兵庫県北部)は人口が少なく、狭い範囲の人間関係、狭い範囲の商圏の方がほとんど。自ら考えて動く方が少なく、友達や知り合いからの紹介で広告宣伝の会社や手段を選びがちです。ですが、それは本当にそれでいいのでしょうか?

広報や広告も計画的に!

また、ホームページの料金や広告代だけで販促物の業者を決めていませんか?制作費用が高いのは専門スタッフやプロカメラマンを置いているなど、それなりの理由があります。販促業者のネームバリューや、相見積もりの格安価格で販促業者を決めた事業所様から「こんなのを作りたくなかったんですが、先生、どうしましょう?」と相談を受け、文章やキャッチコピー、果ては構成の修正を、最終校正の段階でさせて頂いたケースも過去ありました。

今回、ネットショップ、新聞折り込みチラシ、フリーマガジン、パンフレット制作について、ゲストスピーカーからお話を伺ってみて感じたことは、広告をただ業者に投げて作って「もらう」ではなく、最低でも1年は販売計画や事業の運営計画、広告宣伝計画を事業者自らが立てた上で、広告宣伝に使えるお金を算出し、広告宣伝を行ってほしいということです。無計画に広告を出すのは最も効果が出ません。

また、お客様はどこにいるのか、そのお客様に情報を届けるにはどんな手段が必要なのか。販促業者を選ぶ際には、どんな広告を作ってきたのか、自社と同じような業種のチラシやホームページ、広告を見せて頂きましょう。制作を二人三脚で進めて下さる業者であることは必須条件です。そして自分が思わずその店に行きたくなるような、自分の感性に合った広告デザインやキャッチコピー、説明文を作る業者を選びましょう。

但馬で可能な広告宣伝方法(但馬が商圏にある場合)

当日の資料にお渡しした一部ですが、私が把握している、但馬で可能な広告宣伝方法を記載しておきます。(ご覧頂きにくいかもしれません)

◆野立て看板 →看板屋さんへ
◆新聞広告 →神戸新聞、日本海新聞などの但馬欄
◆各新聞社の地元情報ページや冊子 →奥さま手帳(神戸新聞)、読売ライフ(読売新聞)、うさぎの耳(日本海新聞)、あさまるクーポン(朝日新聞)
◆新聞折り込みチラシ →豊岡折り込みセンター(九日市)又は各市町の新聞販売店へ
◆フリーマガジン →Drop(エッジ:26000部)、Jam(ジョインスリー:22000部)、Bits(京丹後:隔月)
◆フリーペーパー →スパイス(ジョインスリー:52000部)、ツルカメ(ツルカメ舎:不定期38000部)、Reco.(岩見印刷:隔月48000部)
◆インターネット販売サイト →あるまま(画流)、やぶらぶウォーカー(ピーナッツ)、メイドインたんたん(ケイズ・アート)
◆パンフレット印刷 →北星社、岩見印刷、稲葉印刷他、豊岡市内に印刷会社22社 その他但馬各市町に印刷屋あり。
◆ラジオ宣伝 →FMジャングル
◆郵便局の活用(広告) →かもめタウン(暑中見舞い)、配達地域指定郵便物(年賀状、その他パンフレット送付)
◆ポスティング →豊岡市内は便利屋さんに。
◆デザイン会社 →豊岡市内に多数、フリーランスの人も多い。印刷会社と兼ねているところもある。

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今回のゲストが仰っていたように、「広告は出せば来る、インターネットショップに出店したら売れる、とは限らない!」のです。そこに広告宣伝の醍醐味があり、楽しみがあるんです。私のクライアント様の殆どは、夫婦で営む小規模事業者ですし、事業計画や広報計画を考えるのに慣れていない方も多いです。そのために商工会やわたしのような専門家が居ます。但馬だけでなく、地方の広告宣伝方法についてはほぼ同じ手法で出来るはずなので、ご提案することは可能です。もし、自分の商品での広告宣伝、販売促進方法にお悩みのかたは、商工会か私のコムサポートオフィスまでご相談下さい。

今回参加して頂いた皆様、そして、快くお引き受け頂いたゲストスピーカーの武縄さま、西村さま、内海さま、そして準備と片付けをして頂いた豊岡劇場の皆様に感謝申し上げます。

 

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★☆「伝える力」を付けて売上UP!☆★
販促&プレゼン指導は
コムサポートオフィス 代表 今井ひろこ
〒668−0022
兵庫県豊岡市小田井町5−3−201
Tel&Fax 0796−24−3139

☆★まずはHPをご覧下さい★☆
http://www.com-support-co.jp

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

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