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自社商品を使って下さってる既存客こそ大切に。

   

今日、トヨタへ12ヶ月点検に行ってきました。私の愛車プリウスは乗って丸6年になり、来年の夏で3回目の車検を通すかどうかというところです。

そういえば、私の自動車遍歴は大阪府立女子大学(現・大阪府立大学)に通学で使用していたときから始まります。女子大生が自家用車で通学?!けしからーん!と言われちゃいそうですね。当時は乗り物に弱く、大学に着く頃には疲労困憊で受講するのも大変だったのです。1回生のときに、自営業を営む父からマツダのルーチェを中古車で買ってもらい、それ以降、自家用車との付き合いが続きます。

マツダ・ルーチェ → トヨタ・クラウン → トヨタ・センチュリー → トヨタ・マジェスタ → トヨタ・アリスト → トヨタ・プリウス(現在に至る)です。28年も車に乗っているからこその自動車遍歴です。プリウス以外はすべて中古で、ルーチェ以外は父から譲ってもらった(有償でね)ものばかりの、いわゆる「オッサン車」です。

トヨタマジェスタ当時乗っていたマジェスタ(トヨタのHPから)

さて、私はタイヤ交換や少々の故障であれば、ディーラーに持って行くようにしています。それは、馴染みになってくださってることと、馴染みだからこそ、かゆいところに手が届くタイミングでDMや電話連絡がちゃんと来ます。そして、修理や点検の際には、カーメンテナンスに疎い私にも分かるように丁寧に説明をして下さることです。信頼関係ってとっても大事ですよね。少々、まちの修理屋さんよりも修理代が高いかもしれませんが、この信頼関係に勝るものはありません。ここまで丁寧に対応し、お話なさるのは、私や主人の宿がずっとトヨタ車を信頼して使っている既存客で、自社が誇る看板商品を使って下さっているからこそ、次に乗り換えるときも同じトヨタ車にしてくれる可能性が高いお客様だからです。

今日、午前中は健康寝具を扱う事業者さんからの販促のご相談に乗っていました。自社サイトやECサイトで販売をなさっていて、新商品が出たのですが売上が伸びないとのこと。どうすれば売上が伸びるのかを一緒に考えていました。身体に直接身につけるものですから、その良さや使い勝手は使ってみないと分からないものなんですよね。チラシやホームページで伝えるにはやはり限界を感じます。

では、製品の良さをどう伝えていくのか?

実は「誰が」伝えるのかが鍵になります。

この寝具、使ってみて良かったという感想をお寄せ頂いた方が過去に多数居られます。その方々がこの寝具で感じた自分なりの良さを自分の友達や知り合い、親戚に伝えてくれると、そのうちの一人が買って下さるかもしれません。インターネット上で数多とある健康寝具の中から自社商品を見つけ出すのは、よほどお金をかけてSEO対策やCM、新聞広告などを行っていない限り、無理なのです。それよりは、既存のお客様で自社商品を気に入って使って下さっている方から紹介して頂く方が、どれだけ素晴らしいか!自社の寝具を使って眠りの質が良くなって、目覚めがスッキリとする方が、自社のお客様を中心にどんどん増えていくってステキじゃないですか?

今日ご相談頂いた事業者様には、既存客様へ新商品のご案内にお手紙を添えてお送りしましょうというアイデアをお伝えしました。そのほか出来そうなことについても、ゆっくり自分のペースでできることをなさっていくことが大事です。

私のクライアント様の中にも、顧客名簿を作って居られなかったり、名簿を作っていても活用がまだまだ・・・という方が居られます。自社の強みや自社商品の良さを自分以上に知っているのは、もしかしたら、既存客様かもしれません。どうぞ、既存顧客様を大切になさって、自社ファンを増やして、自社製品を使って笑顔になれる方を増やしていきましょう!

 

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★☆「伝える力」を付けて売上UP!☆★
販促&プレゼン指導は
コムサポートオフィス 代表 今井ひろこ
〒668−0022
兵庫県豊岡市小田井町5−3−201
Tel&Fax 0796−24−3139

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - コムサポートオフィス, 販促事例

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