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新しいことをしたいのに年配者から足を引っ張られる時には?

   

昨日一昨日と鳥取へ講演の聴講、地震の調査研究に同行していましたので、今日からしばらくその話をしたいと思います。

兵庫県北部・豊岡市で宿専門で集客のアドバイザー時々ジオパークガイドをしている今井ひろこです。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。

山田桂一郎先生の講演は後の質問タイムに意味があった!

鳥取へ出張していたのは、夏に大変お世話になった観光カリスマの山田桂一郎先生の講演会が鳥取商工会議所で開催されたため。何と、和歌山大学や岡山・就実大学の観光専門の先生方と一緒に参加しました。私の主人も山田先生が来るというので、宿の昼食を「クローズ」にして参加するほどのチカラの入れようでした。

講演に先立ち、山田桂一郎先生と懇意にしている鳥取県選出・石破元大臣からの開会祝辞が届くなど、タダモノではない雰囲気が!

講演の中身は、先月出版してあっという間に重刷となった「観光立国の正体」からの話が中心でした。1時間の講演の後、2時間近くも参加者からの質問に答えて下さいました。それも、今回の為に持ってきたという3200枚のスライドの中から、答えになるスライドを出しながら、丁寧に回答して頂きました。

山田桂一郎先生

(もちろん私たち夫婦はかぶりつき♪)

実は鳥取商工会議所の前に別の町で講演会が計画されていたのですがポシャったために、講演されたら直ぐに次のお仕事先へ向かう山田先生ですが、今回は特別に居て下さったようです。結局、時間終了まで居たのは数人でしたが、その分、本音で質問に答えて下さったので嬉しかったです。(ここに書けないことばかりかも。)

山田桂一郎先生

最後の最後まで居た方々と記念撮影。
私の主人も最後まで居残りました。

新しいことをしたいのに、年配者から足を引っ張られる時には

その中で、氷ノ山の麓で民宿を営む若い方からの質問が。

何かやろうとすると、親や年配の人から「そんなこと何がええんだ」と足を引っ張られ、新しいことに挑戦ができない。年配者の心配もわかるが、反対ばっかりされてしまう。

それに対して、山田先生の回答は「なるほど!」と思った次第。

みんなが反対できないことをすれば良いんです。それは、(文字にすると違うニュアンスになりそうだけど)子どもたちを使うんです。子どもたちが「自分たちでしたい!」と、ムラの将来にもつながることをしたいと言ったなら、多少のことなら親や年寄りは反対しづらい。

例えば何かイベントをするにも、小中高校生と一緒にコラボで行う。もちろんみんなで協働して行う。ある程度の自主性を子ども達に持たせて。そうすると、それに釣られて、親や年配者も良い具合に巻き込むことができます。

私もそういえば、ジオパークの普及にこの手を使いました。

私が「ジオパーク」を普及させるために行った「夏休みの自由研究作品展」

ジオパーク活動が浸透しづらい原因の一つは「ジオパークという言葉や活動に触れる機会、意識する機会が少ない」ことです。ジオパーク推進員をしていたときに、地元の集落にある小学校の発表会で夏休みの宿題展を見たとき、あまりのわかりやすさ&子ども達の視点の豊かさに、11月からの観光オンシーズンに観光資料館で展示できれば、と思ったのです。

1.観光客は、子ども達の言葉で書かれた解説なら理解しやすい。
2.親は、自由研究に良い意味で巻き込まれるけど、子どもの研究作品や発表を地元の資料館で見ることが出来て誇りに思う
3.子どもはジオパークをしっかり理解することが出来る
4.資料館は入館者数を増やすことが出来る

あら、4方良しじゃない?!

早速、2011年に町内の子ども達が学校に提出した夏休みの宿題からスタート。全国のジオパークで恐らく最初に行ったかな?その事業からも一気にジオパークが子ども達に浸透→その親も浸透していったと思います。

そこから毎年、少なくとも私が役場を「卒業」するまでの3年、香美町で開催させて頂きました。その後、活動は広がって山陰海岸ジオパーク全域版となり「山陰海岸ジオパーク児童・生徒研究作品コンテスト」が開催されるようになりました。

自由研究

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もし、活動を反対されるのなら、反対されないようにするには、ということを考えてみましょう。反対されないように我慢する、ということでなく、何か新たに加えたり、別の角度から考えて付け加えることで、否定されない方向性があるはずです。

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - ジオパーク, セミナー聴講記

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