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楽天で突き抜けている経営者の特徴とは? 〜福島正伸先生のセミナーから

   

先週、福島正伸先生の「究極のコンサルタント養成講座」第2回目に参加してきました。今回も沢山の気づきを頂きましたのでお伝えします。今日は「楽天で突き抜けている経営者の特徴とは?」という話です。

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楽天で月に一億円売るとだいたいみんな頭打ちになるんです。何で頭打ちになるかというと、月に一億ぐらい売ると、めっちゃくちゃ忙しくなるんです。ネットのビジネスって、実際は倉庫の中でパソコンとにらめっこしながら、アルバイトさんや外注をして配送業務に追われるんですよ。クレーム対応をきちんとやらないと楽天さんには居られないので、管理もちゃんとやらないといけないし、一日遅れてもいけないし。朝、パソコンの画面を開くと、グワーって注文が来ているんですって。見てる画面に5秒ごとに一件一件注文が来ちゃう訳ですよ。これを毎日やるわけですよ。

楽天

楽天トップページ

そうすると何のためにやっているのかわからなくなっちゃう。ものすごく利益は出るんですが、みんな疲れちゃうんですよ。これ以上売れなくていい、これ以上お金は要らない、仕事減らしたいっていう状況になるんです。最初は嬉しいんですよ、注文がどんどん入ってくる様子が画面で入ってきて、注文が増えてくるんですから。最初は嬉しいんですけど、だんだん疲れてくるんです。年間10億円くらい売るともういいって気持ちになって、へとへとになってしまうんです。つまり、仕事が完全に作業化してしまうんです。

こういうときにこそ、何のために(経営しているのか?)ってことが必要なのですが、作業をルーチンでやっていかなきゃいけないことが余りに多すぎる過ぎて、どうしても、何のために(経営をしているのか?)ってことが、分かっては居るんだけどリアルに実感できないんです。

疲れる

実はこれを突き抜ける必要性があるんですね。楽天のトップ企業が疲れていたんでは、そこを目指そうとする人たちが出てこなくなるんです。あそこまで大変じゃなくてもいいなって。裾野が広がっていくためには、トップ企業は輝いていなくてはならないんです。

僕から見たら、(経営者が)疲れているというのは本末転倒で、何か間違った方向に行ってるんです。売上や利益に行っちゃったからなんですね、だから疲れるんです。利益は何のために得るの?売上は何のために上げるの?ということが不明確だと利益が上がるほど、疲れていく。ある程度生活も豊かになってくるとこれ以上はいいんじゃ無い?という気持ちになって、「そこまで忙しくなくても良いかな、自分の時間も欲しいし」と、本末転倒になっていくんですよね。

疲れる

突き抜けている経営者の特徴は、自分が周りと比較せず、自分が信じた道を気が狂ったようにやっているということなんです。夢中になるんじゃなくて、気が狂ったようにその分野のことをやり抜いて欲しいんです。何が正しいかは、みなさんの中にしか無い。どうしたら商売がうまくいくかってのは無いんです。

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確かにうちの主人もエクスマ友達と「一億に乗った後の壁をどう打破するか?」という話を最近よくするそうです。一億を超えるあたりでものすごく忙しくなり、良い人財を雇わないと次の動きが取れないとのことです。そういう意味でも「何のために働くのか?」の理念はしっかりと持っておかなくては、日々に忙殺されて疲れちゃうんですよね。ワーカーホリックの先にあることは幸せであるべきなのに、慢性疲労だけが残るようでは、幸せな企業とは言えないですね。

「トップ企業は輝いていなくてはならない」

特に地方では大変だけど、次に続く人たちへ道をつけるために、頑張らなければ!

楽天に出店している企業さんを対象としたセミナーを開催しておられる楽天大学の仲山さんと福島先生とは仲良しだそうで、福島先生がトップ企業の経営セミナーをされているそうです。うらやましいですね。明日は福島先生が実際に見てこられた、実際に楽天で「突き抜けた」事業者さんを紹介します。(実は私たち夫婦もその事業者さんのファンです)

 

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

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