商工会主催「伝わる文章の書き方セミナー」を受講して<前半>
昨日、豊岡市商工会主催のセミナーを受講してきました。何と、私の師匠のお一人で東京在住の赤羽博之先生(元日経新聞「nikkei net」企画制作ディレクター)が但馬へお越し下さいました。文章を書く力を付けて下さった先生で、2年前に淡路島で開催された1泊2日(スパルタ!)の合宿セミナーに参加して以降、当時連載していた新聞コラムで、新聞社からの修正が少なくなったことを覚えています。
さて、今日は3時間にわたって、以下の3点を学びました。報告書や申請書を書く以前に知っておかなくてはいけない、文章の書き方の基本の「キ」です。
1)文章が伝わらない原因〜3つの”マナー違反”とは?
2)3つの”マナー違反”を解決して伝わる文章を書く!
3)文章力が確実にアップする2つの方法
伝わる文章とは、「スッと読めて、意味・内容が相手にしっかり届く」文章。相手への配慮の無い文章は相手の貴重な時間をロスさせるだけでなく、全く内容が伝わりません。
1)文章が伝わらない原因〜3つの”マナー違反”とは?
ズバリ「長くて、ひつこくて、自分勝手」だそうです。日本の教育では、小学生には原稿用紙何枚以上書きなさい、高校大学ではレポート用紙A4サイズで2枚以上など、多く書くことを強要してきました。そのため、いかに増やすかしか考えてこなかったのです。一文の長さは60文字くらいが適当とされ、それ以上だと長いのです。また、同じ言葉をくりかえしてしまったり、「頭痛が痛い」などの表現を使いがちです。おまけに抽象的だったり主観が入りまくっている文章は、相手に伝わりません。
長い文章は相手に読みずらさ、疲れを与えてしまいます。貴重な時間を頂いているのだから、余計なことは書かないこと。「いかに書く」かより、いかに削るか。ここに注力を払いましょうということでした。
確かに、「料理が素晴らしく美味しかった」という例題。何がどう?という説明がありません。一緒に料理を食べていた人には分かりますが、全く知らない人には想像が付きませんね。
2)3つの”マナー違反”を解決して伝わる文章を書く!
とにかく削る! 長い文章に句読点を入れて、文章を切ること。そして、極力、言葉や意味の重複を省いていくこと。自分勝手な文章にしないためにも、内容は具体的に、主観を入れず客観的な視点で書くこと。これに尽きるそうです。重複を省く・・・結構あるんですよ。例えば「IT技術」って、IT=情報技術ですから、IT技術というと「情報技術技術」になりますね。また、「目指す目標」もそうです。意外と「頭痛が痛い」的な使い方をしていること、あるんですね。
かなり長くなりそうなので、「へぇ〜なるほど!」が続出の続きは明日に!
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今井 ひろこ


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