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近畿の食と農インバウンド推進協議会の会合に参加してきました!

      2015/07/21

今月8日(水)、京都市内で開催された、「近畿の食と農インバウンド推進協議会」に参加してきました。この日、京都に居ることをSNSで発信していたら、この協議会の企画委員を務めて居られる奈良教育大学の河本先生が「インバウンド(訪日外国人)の観光&農村取り組みなどが話し合われますよー」と紹介して頂き、関係者コネで聴講させて頂くことができました。

食と農インバウンド

当日は60−70人の方々が参加しておられました。地方公共団体や関係府庁の出先機関のほか、農協、農業法人、大阪外食産業協会や、日本チェーンストア協会関西支部、近畿百貨店協会等の食品業界、新関西国際空港やNEXCO西日本などの運輸業界、関西経済同友会、関西経済連合会などの財界、日本旅行業協会、裏千家、NTT西日本、ぐるなび、神戸肉流通推進協議会などの協議会も含めて、会場に入れず、ドアの外で聞いて居られる方も。(推進協議会構成員を参照下さい。)

この会合は、インバウンドの増大に向けては国を挙げて取り組んでいますが、農山漁村ならではの「食」と「農」の魅力を結びつけて、コンテンツの磨き上げやマーケティングの取組を、何と農水省でも推進するのだそうです。そこで近畿農政局では、戦略的にインバウンド需要を農業者・農業地域に取り込んで地域の活性化を図るために、「近畿の食と農インバウンド推進協議会」をこの日立ち上げたのだそうです。その企画委員を河本先生がなさっていたんですねー。すごい!

局長の話の中で、「近畿は歴史に育まれた多様な食文化を有し、国内屈指の観光拠点があり、都市と農村が近いという地理的な条件に恵まれていることから、「食」と「農」を活かすことで、今後更なるインバンドの増大が期待される地域」とおっしゃっていました。LCC就航とビザ緩和で、どんどん関空からインバウンドが入ってきていますが、京都見学して、夜は大阪で宿泊という例が多く、それ以外の府県にはまだまだ伸びていません。ゴールデンルートと呼ばれる東京ー京都ー大阪(新幹線やんっ!)では、宿泊ホテルが足りていません、過飽和状態です。それを地方にちょっと特急で2時間程度行ってもらうだけで、ホテルや旅館も余裕ありますし、地方にとってはいいですよねー!こういう取り組み、どんどん進めて欲しいです。

食と農インバウンド

講演会では現時点の近畿のインバウンド入れ込み状況をはじめ、各種団体におけるインバウンド対応のお話など、深いぃ話やデータが続々発表されていました。発表の資料やパワーポイントは近畿農政局のページに記載されていますので、リンク先をご覧下さい。(構成員からの情報提供の数々が興味深い内容でした)

興味を持った農業法人、企業、地方公共団体の皆様にお知らせ!

同協議会では関係者間の情報共有や相互の連携を協議会の活動を通じて図るために、ただいま、協議会への参画団体を大募集しているそうです。というのも、近畿農政局からお声がかかってる団体はごく一部のようです。それも京都や大阪、和歌山、瀬戸内に団体が集中しており、京丹後、但馬で構成員になっているところは殆どありません。インバウンドと農林水産・漁業であればうちも情報共有させてほしい!という農業法人、企業、地方公共団体等の組織の方、すぐに近畿農政局企画調整室までご連絡下さい。申込用紙はこちらです。但馬であれば、インバウンドや海外からの修学旅行生を受け入れている農業生産法人や観光団体、企業さんがありますもんね、複数。。。ぜひ但馬へもお客様を誘うためにも参画をお願いしたいです!

また、近畿の食と農に係るインバウンドの優良な取組について表彰制度があるそうで、第一回目を大募集しておられます。詳しい内容、お問い合わせは、こちらのリンク先(近畿農政局)をご覧下さい。ちなみに、近畿の先駆的な取り組みのひとつとして、豊岡市の城崎温泉とコウノトリの野生復帰事業について記載されています。こちらの資料もオススメです

以上、ご案内でした!

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

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