コミュニケーション能力1級セミナーを受講してきました<2>
昨日のブログの続きです。コミュニケーション能力一級コースを受講して学んだことをお話しています。続いては、話の聴き方にはコツがあるというお話を。
信頼関係の作り方:ラポール
何だか甘いお菓子のような響きですが、重要なテクニックなんです。
ラポールとは、フランス語で「橋をかける」という意味で、
相手と自分との間に橋が架かっている状態、すなわち、心が通じ合い、
互いに信頼し、相手を受け入れている状態を指します。
(NLPについて知りたい、学びたい人のためのNLP総合ポータルサイト NLP学び方ガイドより転載)
つまり、同調や共感すること、なんですね。それにはいくつかの方法があります。
1)オウム返し(バックトラッキング)
相手が話した「事実やキーワード」「感情」を反復します。時々相手の話したことを要約して返すことも有効なのですが、この時に言っちゃいけないのが「要するに」と前置きすること。あんたの話は長いなぁ〜!と思っていると勘違いされますので、この一言だけはご注意を。
2)ページング
相手の話のスピード、ボリューム、声の調子にあわせること。
3)ミラーリング
鏡合わせの姿勢になることで、身振りや動作を合わせること。こうすると、無意識レベルに親近感を感じさせ一体感が生まれるのだそうですが、これもやり過ぎはあかんのですって。100%真似すると「馬鹿にしている」と思われる危険があります。
4)うなづき
相手の意見を受け止めて頷くだけで、相手は聞いてくれていると感じます。
5)相づち
(意見が同じかどうかは別として)ニュートラルな相づちを心がけるのだそうです。「なるほど」「そうですね」「興味深いですねー」など、Yesで返事をします。決して、うちの旦那の口癖の「いや、ただ、〜」「そうはいうけど、〜」などは禁句です。(否定されていると思われる)
これらの5つのテクニックを使うと、聞いている相手は自分の話を聞いてくれていると無意識に感じるのだそうです。但し、ラポールにもマナーがあって、やり過ぎは良くないということです。また、目の使い方も重要。目は口ほどにものを言うとはまさにこのことですね。
この他にもまだまだあるので、明日にお話を続けますね。
今井 ひろこ
最新記事 by 今井 ひろこ (全て見る)
- 第6期・南紀熊野観光塾「塾生講習」に参加して(5/n) 選ばれるだけの理由が無ければ売れない - 2019年1月17日
- 第6期・南紀熊野観光塾「塾生講習」に参加して(4/n) 着地型観光で選ばれる商品とは? - 2019年1月15日
- 第6期・南紀熊野観光塾「塾生講習」に参加して(3/n) ターゲットを一つに絞る - 2019年1月14日
関連記事
-
-
福島正伸先生の「超人気コンサルタント養成講座」を聴講
先週火曜日に、兵庫県庁へ行った次いでに京都市内まで行き、コンサルタントを養成する …
-
-
「一社がどんなに儲かっても地域は豊かにならない」〜山田桂一郎先生の講演から
今日も1/23、24に豊岡市内で開催された山田桂一郎先生の講演での気づきをブログ …
-
-
人はすべて幸せになりたいと思っている! 〜福島正伸先生のセミナーから
先日から受講を始めた、福島正伸先生の「究極のコンサルタント養成講座」でのお話の中 …
-
-
これからは「つながりの経済」★今までの資本主義は情報革命で衰退?!
おはようございます。昨日、6時半に家を出て大阪へ日帰り。私が主催するコムサポ販促 …
-
-
ブログはスマホで読まれるからこそ「題名」が重要! 〜エクスマセミナー(大阪)に参加して〜
昨日は今年最終のエクスマセミナーを聴講し、懇親会も参加。今日はその懇親会でエクス …
-
-
新しいことをしたいのに年配者から足を引っ張られる時には?
昨日一昨日と鳥取へ講演の聴講、地震の調査研究に同行していましたので、今日からしば …
-
-
何が正しいか人によって異なるからケンカになる 〜福島正伸先生のセミナーから
福島正伸先生のセミナーシリーズ第三弾! セミナー中に伺ったお話を振り返り、私のブ …
-
-
ソトコト編集長が豊岡にやってきた!☆私が感じた『サシデカズマサトークライブ』(2/3)
昨日のブログの続きです。ソーシャル&エコ・マガジン「ソトコト」の指出(さしで)編 …
-
-
経営学で最も難しいのが「人をやる気にさせる」こと 〜福島正伸先生のセミナーから
福島正伸先生の「究極のコンサルタント養成講座」セミナーシリーズ! セミナー中に伺 …
-
-
不満の反対は「出番」?! 〜福島正伸先生のセミナーから
先日からずっと福島正伸先生のセミナーでのお話をここでお伝えしています。今日は「人 …