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「インバウンドは、何人に一人が来日しているか皆さん把握してる?」藻谷浩介さんの講演を聞いて〜てしかが観光塾2017

   

兵庫県北部・豊岡市で宿専門の集客アドバイザー時々観光ガイドをしている今井ひろこです。当ブログへお越しいただき、ありがとうございます。

今月、北海道の道東、摩周湖のある弟子屈町へ行ってきました。

てしかが観光塾』という、地域の観光振興について学ぶビジネス塾です。

道内だけでなく、全国各地から51名が参加。弟子屈町長が塾長、観光カリスマの山田桂一郎先生が副塾長を務め、講師陣はテーマに沿って全国から招聘。日本総合研究所研究員の藻谷浩介氏や (株)モンベルの常務取締役広報部長の竹山史朗氏の他、気仙沼のDMOの取り組み、道内で地域を活かした飲食店やガイドビジネスの成功事例などの発表など、観光振興に携わる私にとって、多様な価値観、考え方に出会えた塾でした。

講演を聞いて知ったこと、感じたことを私なりに今日から、肩の調子が良い日はブログに書いていきますね。

藻谷サンは釧網線LOVEに満ちた講演でした

藻谷サンは鉄ちゃんでも有名で、この日も釧網線で弟子屈入り。冒頭、車窓からの風景を熱く語っておられました。

JR釧網線は釧路から網走を結ぶ単線で、一日5本しか走っていません。それでも最も少ないときで3本だったので増えています。

その最大の理由は「インバウンド」。藻谷サンが乗車したときも日本人は殆ど居らず、中国人が多かったとか。ただ、車内アナウンスが日本語のみなので、せっかく「オホーツク海が見えています」等の車内案内も、本来知って欲しい外国人旅行者に伝わってないんだろうなぁ、と思ったそうです。

JR北海道はすべて赤字路線で、赤字の酷いところは廃線にしています。当然、釧網線は今でも廃止論議が。

釧網線に限らず、JR北海道の伸びしろがあるとしたら、それは「インバウンド」に他ならない、とのことで、その理由をいくつか講演で挙げていました。

JR北海道の伸びしろはインバウンド。その理由とは?

1.インバウンドに最も人気のある観光地は北海道

アジアからのインバウンドは、殆どが北海道より緯度が低い。それだけでも非日常。特に東南アジア諸国は毎日常夏で、葉が一斉に落ちることは無いが、日本は四季がハッキリしており、晩秋〜冬にかけてのメランコリックな風景や雪景色は絶対に本国では見られない。

2.特にニセコに代表されるスキー場は大人気

特にニセコは大人気。雪質がバツグンで適度な斜面があって寒くない。

外国の場合、例えば中国にもスキー場があるが、雪は少なく、斜面も緩やかで、とにかく−40℃と寒い。カナダのスキー場も同じで、適度な斜面があるものの、日本よりも格段に寒い。

温泉もあり、美味しい牛肉(オーストラリアのホンモノのオージービーフは美味しくないって。)もある日本に憧れるオーストラリア人スキーヤーは多い。

3.インバウンドは列車の旅が好き

日本の列車はほぼ時刻通りに来るし、確実に目的地まで届けるので、外国人に使いやすい。そのため、鉄道音ある範囲内だけ動く傾向がある。

北海道はバス路線もあるが、バスは使いにくいと感じている。

ヨーロッパでは列車を復活させてきており、廃止しているのは本当にお金のない途上国と旧共産圏だけ。

ところで、日本を訪れるインバウンドの数って?

藻谷サンは

「絶対数じゃなくて、何人に1人が来ているか? と計算しなさい」

と仰いました。

例えば、昨年一年間にディズニーランドを利用した人の数は3000万人。全部日本人だったとしたら、実に日本人の4人に1人が利用している計算になります。スゴいですね! 

総数をいうとピンと来ないですが、何人に1人という単位を変えると、認識しやすくなるのはどうしてでしょうね??

ところで。

昨年、日本に入国したアメリカ人は、アメリカ国民全体の何人に一人でしょうか? 何と、260人に1人だったそうです。たくさん来ているようで実はそんなにも来ていないんですね。

一方、中国人は・・・? 声が大きく存在感があるのでたくさん来ているように見えて、実はアメリカ人に近い、220人に1人。

逆に、韓国人は対日政策があるのにもかかわらず、10人に1人が来ています。もっとスゴいのは、台湾人は6人に1人。

そして・・・極めつけは香港人。4人に1人は来ていて、2017年も増え続けているのだとか。

他の国はどうなっているのでしょうか?

今で、世界人口の約300人に1人が来日しているので、これが200人に1人、100人に1人と増えてくるとスゴいマーケットになる!と仰っていました。だから、外国から日本へ訪れる観光客は、まだまだ増える余地は充分にありますね。

この表ひとつで、アジアでは中国、フィリピン、ベトナム、インドネシアが伸びしろの大きい事が分かります。俯瞰して分析しているから分かりやすいですね!

・・・とここまで話を書きましたが、よくよく考えると、藻谷サンの話はインバウンドの話が主ではなく、地域活性化や鉄路の活用についてが主題でした。それは明日にお伝えします。

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - 地域活性化, セミナー聴講記, 外国人観光客(インバウンド)

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