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お客様の心に留まる販促物を目指して私が心がけていること

   

今年から事業として始めた「販促物のディレクション」のお仕事。クライアント様の商品や店のコンセプト、想いが販促物(パンフレット、チラシ、自社Webサイトなど)の中で事業対象者に対して伝わるかどうか、また、伝えるための写真やキャッチコピーになっているかどうかを判断し、デザイナーや写真家、時には依頼者に対して指示を出したりして、依頼者の希望するような内容に改善していくお仕事です。

販促物の場合、こういうディレクターは構想段階から入るのがベストです。しかし、仕事というのはワタシの言うことを聞いてくれません。今年度、最も多かったのが

「明後日くらいに印刷GO!をかけるのですが、今井さんが見てご意見を頂きたいんです」

というもの。明後日くらいに印刷お願いします、という段階は、印刷物の色目や「てにおは」の間違いを最終的にチェックして最終OKを出す「最終校正」段階ということです。

ワタシの販促物のポリシーは「個」を出す、つまり、製造者、スタッフなどがその商品や自身の店に対する想いを綴り、販促物に魂を入れ、消費者の心の懐にストンと入るようにするというものです。その商品を使っていて「めっちゃ買ってヨカッタ♪ あたし、シ・ア・ワ・セ♪」と、自分や家族が使っているHappy情景が頭の中に浮かぶ販促物でなければ、いまのお客様の財布のひもは緩むことが無いためです。

スターバックスページ1すぐに情景が浮かぶスターバックスのWebサイト

そんな視点ですから、ワタシが拝見させて頂いた中で、すんなり「これスゴイ良いですねー!」と言った販促物はありませんでした。何故なら、田舎ほど「個を出す」ことを拒んできた風習が根深く、今でも個を出す販促物が極端に少ないためです。結果、販促物の店の名前を競合店名にしても違いが出ないような、ゴミ箱ゆき目前の販促物になってしまうのです。

困った人

幸いにも、私が担当させて頂いた事業者様は私の思いを理解し、印刷業者やWebデザイン会社に丁寧に伝えて下さったので、最終校正からよくぞここまでリカバリーできたと、涙ながらに拝見させて頂くものが多かったです。

そのような販促物の中から、今日はWebサイトを二つご紹介。

神鍋高原 ペンションムーンサイド様

ペンションムーンサイドさま

ムーンサイド様のご主人の新田さんは、元肉屋の経験を活かして、ペンション経営でもお肉料理にこだわったメニューを展開。趣味が一眼カメラの撮影とロードバイクなので、同じような趣味のお客様にもお越し頂き、一緒に神鍋高原の自然を満喫して欲しい、というオーナー夫妻の想いが伝わるようなWebページに変更して頂きました。

神鍋高原 蘇武の里 & まめカフェ様

蘇武の里HP

蘇武の里さまはいろんなキーワードがある中で、家族2世代で開業されていることと、子供にもお年寄りにも食べて欲しい安心安全な手作り豆腐ということを重点に、どんな店主がどんな思いで豆腐を毎日作っているのかをお伝えするページ構成に何とか変えて頂き、作り手の姿が垣間見れるWebページに仕上げて頂きました。

今のWebデザイナーさんの多くは印刷会社にお勤めかフリーでなさっているという方が多く、デザイナー以外に何か小売店などの商売の経験の無い方のほうが多いです。そのため、マーケティングの知識が無いまま販促物をつくってしまいがちです。そこを補うのが印刷会社であれば営業担当なわけですが、営業担当も同じことが言え、的確な指示がデザイナーに出せないのが実情です。だからこそ、確実に販促物で売上を上げたい事業者は、専門家や外部のディレクターとも契約し、一緒に販促物を作っているのです。

 

来月になったら、再度、小規模事業者持続化補助金の募集が始まり、Webサイトや販促物を作りたいという事業者様もおられるでしょう。販促物で売上を確実に上げたいという事業者の方、販促物のディレクターは最初の構想段階から入れて、販促物を作るようにしてくださると嬉しいです。

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - コムサポートオフィス, 販促事例

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