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白山手取川ジオパークで水の旅(1/3)千代女の里俳句館

   

先月、1/24-26までの2泊3日で白山手取川ジオパークへ行き、ガイド向けのセミナーと、観光事業者のためのセミナーの2本に登壇させていただきました。その時に案内して下さったところをいくつかブログで紹介します。

千代女(ちよじょ)の里俳句館

JR松任駅そばにあり、この地出身で、江戸時代中期の女流歌人・千代女の句や俳句の世界を伝えるための資料館。

千代女千代女の里俳句館は松任駅前 ©白山市観光連盟

千代女さんは、掛け軸などを扱う商家出身だそうで17歳頃から俳句を詠んでいたとか。だけど、歌人として売れ始めたのは結婚後に離婚して出戻り、尼になった50代からということ。現在では熟女真っ盛りの歳ですが、当時はお婆さんのお年頃。人生を達観してこその俳句かな? 江戸時代では国内でもかなりな売れっ子歌人だったそうです。

私、俳句は全く詠めないのですが、季語はおよそ分かります。資料館では上段壁一面に四季の季語が並べられており、カタカナ言葉も季語になるのですね、ビックリ。四季があるからこそ季語が生まれ、それが気候風土とも重なる日本語の美しさを学ぶことができました。ジオじゃん!

ところで、何故、千代女さんは尼になったのか? 諸説あるそうですが、その一つは歌人特有の「旅」にあるそうです。江戸時代、加賀国などの国からその他の国へ旅することは、女性は特にままならなかったそうですが、僧侶になれば話は別で、尼であればあちこちの国へ比較的楽に出られたそうです。そうして旅したら句を詠み、ということを繰り返していったのですね。売れっ子ならではの苦労が見えますね。

この資料館はその俳句の展示だけでは無く、庭も見どころのひとつです。北前船の寄港地が近くにあり、全国津々浦々の石が庭石として運び込まれたそうで、京都から運ばれた石もありました。

千代女

ジオパーキアンの方で石好きの方は是非訪れてはいかがでしょうか?

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千代女の里俳句館
〒924-0885 石川県白山市殿町57番地1
TEL:076-276-0819 FAX:076-276-8190
開館時間 9時~17時(入館は16時30分まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
入館は有料です。
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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - ジオパーク, ジオパークの旅

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