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但馬牛ガイドコース用のお客様向け冊子を制作中です

   

今年度、NPOたじま海の学校では、海の学校といいながら、山間部で活動をしています。山間部の小代(おじろ)という地区でガイドの養成とツアー造成をしています。ここは但馬牛という黒毛和牛がずっと昔から飼われているのですが、今日本にいる黒毛和牛のほとんどに、ここ小代の但馬牛の血が流れているのです。そこで、この地域を和牛のふるさととしてPRし、お肉になる牛が育ってきた環境、現状もお伝えできるガイドを養成しガイドコースとして造成し、活用して頂きたいと、神戸夙川学院大学の河本大地先生、山陰海岸ジオパーク小代ファンクラブ、小代観光協会とともに活動をしています。

但馬牛ツアー下見10/04

おかげさまで昨年にモニターツアーを何度か行い、手応えを感じています。あとは、そのガイドのときに使う冊子(ブックレット)を作り、ガイドさんが使いこなして、お客様をいかに楽しませるか、そこにかかっています。ちなみに冊子はおおっぴらには販売しません(若干は観光協会で売ります)。非売品で「ガイドさせて頂くあなただけに差し上げます」とガイドの時にお配りするものです。そうすることで但馬牛ガイドツアーを少しでも価値あることにしていきたいと思っています。

そのガイドブックの原稿を書いているのが私なのです。デザインは地元小代のデザイン会社にお願いしていますが、原稿とキャッチコピーは私が担当しているので、これから2ヶ月、産みの苦しみというのでしょうか、のたうち回ることになるのです、できあがったときの喜びを思いながら。(笑) ちなみに原稿執筆料は県の補助金の決まりでもらえないことになっているのと、私が新しい事業を始めて無償活動する会員がいなくなってしまうため、今回の事業をもって、NPOでは次年度以降のガイド養成&ツアー造成事業から撤退する予定です。(ガイドの事業は続けます)

ガイドが陥りがちなこと。それは自分が伝えたいことばかりを話し、お客様が知りたいこと、聞きたいことを結果的に無視してしまいがちなことです。マーケティングの視点が無い。ジオパークガイドは特にその傾向が強いように思います。お客様向けに作るガイド冊子やパンフレットも同様です。(だから行政が作るパンフレットは面白くないとよく思う・・・)

香美がたり岡見公園編NPOで作るガイドブック(これは香住・岡見公園編)

小代(おじろ)に来て、この冊子を手にしたこと、読んだことで得られるお客様のHappyって何だろう・・・?

お客様は小代の但馬牛を何のために見に来るのかと考えたら、
*生きている牛が見てみたい!
*美味しい但馬牛がどういうところで育っているのかが見たい!
*美味しいお肉の見分け方が知りたい! などなど・・・

一方、ガイドさせて頂く者としては、

「こんな良い環境で育っているのだから、美味しいお肉の牛になる」

のを見て欲しいと思っていまして、放牧風景を見せて自然の中で育つ牛も見て欲しいし、愛情たっぷりに牛舎で育てている風景も見て欲しいし、そういう牛飼いの文化・歴史を育んできた「風土」を見て欲しい。

20141105城崎オンパク但馬牛

そう、いちガイドである私は思っています。美味しい但馬牛がどういうところで育っているか知りたいという方のニーズには合っているようですが、微妙にギャップもあります。そこをどう埋めるのかが、この冊子とそれを使って案内するガイドの器量にかかっているんですよね。ガイドさん、がんばってください!

この冊子は2月末完成を目指して作ります。ご協力頂く畜産農家の皆様、ガイドの皆様、先生がた、デザイン会社さま、どうぞよろしくお願いします。

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

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