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大地に注目したお菓子、続々と販売中!(前半)

      2014/12/09

ジオパークで販売されているお土産の中といえば、キーホルダーやA4サイズのクリアホルダーなどがありますが、それ以外で最も売れているのは「菓子類」ではないでしょうか?ジオパークでない地域でも、大地に注目したお菓子が登場し、大地を眺める良いきっかけづくりになっています。

ジオガシ旅行団のジオガシシリーズ(伊豆半島ジオパーク)

ジオパークで有名なお菓子は伊豆半島ジオパーク「ジオガシ旅行団」のジオガシシリーズ。まさに大地や石を削り取ってお菓子にしたように、本物とソックリに作られています。

ジオガシ旅行団

もちろんオールハンドメイド。ひとつひとつ、ジオガシ旅行団の2人が作り、その大地の説明をジオパークの専門の先生が監修なさっている、本格的なお菓子です。「見て学ぶ、食べて学ぶ、行って楽しむ」ジオパークならではの学びのお菓子です。現在、ジオガシシリーズは桜島錦江湾ジオパークでも開発を始めているということで、全国のジオパークで作れたら、と旅行団は話しています。

ジオガシ旅行団

ジオガシ旅行団のみなさん 

によどがわ恋し(高知県仁淀川町)

小石のようなチョコレート菓子でお土産にも最適な「によどがわ恋し」は、高知在住の知人・丸橋さんから頂いたものです。

によどがわ恋し

仁淀川は高知県の山間部。水がとってもきれいな仁淀川という川があり、そこの小石をモチーフにしたそうです。

によどがわ恋し

この地域は大昔、まだ日本列島が今の形になる、うーんと前に南の海の底で積もった貝や珊瑚、生き物の死骸が長い年月と圧力がかかり、いろんな色や硬さの石ができました。そんな美しい川といろんな色の石ころチョコを食べながら、仁淀川ってどんなにすばらしいところだろうと想像する私です。「仁淀川の魅力を探る」HPを見ると、その美しい川の色「仁淀ブルー」に心が惹かれます。

長くなりそうなので、明日は後半、老舗和菓子店が作る恐竜&地層をテーマにしたお菓子をご紹介します。

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - ジオパーク, ジオパークビジネス

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