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潜在価値発掘ひとつでも多く~神戸新聞掲載「見る聞く」から<1>

      2014/08/29

先週の月曜日に神戸新聞P13オピニオンページに私が書いたコラムが掲載されました。今回のブログはその草稿(第一稿)を掲載します。当コラムには文字数の制限があり、半分以下に削っています。削った部分もぜひ読んで頂きたく、草稿全文を掲載します。内容はいつもジオパーク講演会「ジオパークで地域を元気に!」でお話しているものの刷り直しです。

神戸新聞見る聞く20140714
神戸新聞p13オピニオン「見る聞く」2014年7月19日朝刊掲載

 

昨年秋、京阪神の主要な駅で行ったアンケートで、認知度が5割に達した山陰海岸ジオパーク。ジオパーク域内でのアンケートでは実に9割以上の住民に浸透しています。ジオパークとは、地形地質を中心とした自然や文化などを見どころとし、それらを守りながら観光や学習に生かし、地域の活性化に結び付けようとする地域のこと。国立公園よりも多く、日本の自治体のおよそ1割がジオパークに関わっています。今年は4年に一度行われる世界認定の再審査という節目の年に当たります。

2010年に山陰海岸ジオパークは世界認定されましたが、当時、ほとんどの住民の反応は冷ややかでした。学術的な説明から入っていたジオパークは難解で住民や観光業者からも敬遠されていたのです。その頃、町のジオパーク推進員(臨時職員)に採用された私は、まずはジオパーク内に暮らす住民に受け入れられなければ、地域活性化に結び付かないと考え、町内各地区に出向いて、ジオパークに付いての出前活動を行い、行政目線でない、住民自らが考えるべきまちづくりの一助とジオパークがあることを説きました。

出前講座の様子
ジオパークの出前講座で講演する私

ジオパークの役割には大きく3本の柱があります。

1本目は自然景観の保護保全。見どころへの遊歩道に雑草が生い茂っていたり道が崩れているようでは、観光客だけでなく住民すらも立ち寄ろうとしません。

2本目は教育。見どころにどういう云われがあるのかを知れば、守り続けていく意義を住民は感じ、その場所を守り続けていくことができます。

近年、生涯学習として地元のことを学ぶ講座がジオパークになって以前より増えてきましたたが、それらを行うためにはバス代、会場費、講師謝金などのお金がかかります。そのため、地域振興や観光振興などの地域活性化で得られたお金を保護保全や教育に充てようというのが3本目の柱です。

その3本の柱はあくまでもジオパーク活動を行う上での「手段」であり、ジオパークの真の目的は「持続可能な地域づくり」です。いつまでも、四季を通じて住民が生き生きと暮らすことができる「地元」を残すための地域づくりなのです。

 

潜在価値発掘ひとつでも多く~神戸新聞掲載「見る聞く」から
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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - ジオパーク講演会, 新聞コラム, 講演・セミナー活動

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