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雨の日のガイドが楽しい場所って・・・但馬牛ツアー報告(4) 

   

ツアーシリーズの続きです。向かったのは、久須部渓谷にある要の滝・三段滝。ここも地元の方が守っている観光スポットです。滝やこの辺りの鉱山跡もジオサイトになっています。

小代モニターツアー140713

雨が降っている日にガイドツアー、ガイドの方はどう思いますか?お客様も雨を嫌う方が多いですよね。(どっちみち濡れるのに、キャンセルしますってスノーケリングやダイビングでも云われることがあるくらい。酸性雨を心配されているのでしょうか・・・)この日の朝から結構降っていて、どうなるかなぁ、お客様から雨の中、大変だったといわれるかなぁと思ったのです。しかし、そんな心配は滝まで来ると完全に吹っ飛びました。

なんてったって・・・雨の日のほうが滝の見学は数倍楽しい!

小代モニターツアー140713

理由は3つあります。

1)滝の水量がハンパない。

ダイナミックに落ちる滝の水は、お客様が思わずカメラを撮影したくなるほどです。自然のダイナミックさを目の当たりにできますね。いつもは幻の滝と言われるほど、ちょろちょろとしか流れていない滝も、雨の日には豪快に流れているので「今日は当たりですよ!!珍しい日にお越しになりました!」と言えます。

2)緑が美しい。

滝の水が流れる渓谷の木々の葉と苔の緑が美しく見えることです。晴れているとそれはそれでいいんですが、渓谷にこそ似合う苔が乾燥して色が褪せています。ですが、雨の日だと苔もイキイキとしています。参加者もいろんな場所で、美しい風景だと写真をたくさん撮っておられました。

3)虫が少ない。

全くいない訳ではありませんが、ハチもブヨも蚊も雨だと飛んでいません。特に夏は滝周辺は昆虫さん達も居心地が良く、不快に思う虫も増えてくるのですが、この日は全くそんなことも無く、雨にぬれる以外は快適に過ごせました。

ここのガイドは、商工会の若きエース・稲尾ガイドが担当。2年前くらいから滝のガイドとして活動しているということでしたが、練習の時にジオ的な説明がちょっと難しくダメ出しをさせて頂きました。今回はそれを見事克服して、とてもわかりやすく、小代の大地の成り立ちについての話や、近くにある金鉱山の話をなさっていました。すごい!

ガイド会終了後の反省会では、稲尾ガイドからの改善提案もありました。滝の水の音が晴れているときと違い、水量が激しいと人間の声を吸い込んでしまうのか、ガイドの声がほとんど聞こえないということがありました。雨でも使える拡声器を車に積んでくるべきでした・・・これは実際にやってみないとわからなかったことなので、次回からは滝へは拡声器を持っていくことにします。

滝で自然を満喫して頂いたあとは、小代の自然と但馬牛をふんだんに盛り込んだツアー特別御前を、滝のそばにある滝見亭で頂きました。但馬牛と人々の暮らしを見た後で、食べる米と但馬牛は、いつも食べるのと趣の違うものになりました。ガイドさんも参加者と一緒にお昼ご飯を食べましたが、この時の会話も関係性を深めるいい機会になり、小代の暮らしなどの話で持ち切りでした。

滝見亭オリジナル

但馬牛は陶板焼きで、滝見亭オリジナルのクルミ味噌で頂きました。濃厚な中にもクルミの香ばしさがあって、但馬牛がマイルドにいただけました。柔らかいお肉でしたー。滝見亭は地元の方が同窓会や法事で使うほどのお店です。こういうお店が実は地域で美味しいお店です。旅先で食事処を探すときには、地元の宴会に使われる店を探すといいですよ!

ツアー終了後はアンケートに記入いただいて、参加者からの一言コメントを頂戴しました。

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みなさんとてもご満足いただけた様で、特に「牛舎に行って畜産農家さんから直接話が聞けたのが良かった」「最初に但馬牛についての説明があったからこそ、より深く聞くことができた!」という声を頂きました。ガイド陣ともども、とても手ごたえを感じたモニターツアーでした。
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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - ジオパークの旅, 山陰海岸ジオパーク

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