「私も!」動画とキャッチコピーで伝わる「共感」
2014/07/10
昨日、スマホとタブレットの時代になってから、文字を打たずに写真や動画で情報をシェア(共有)するのが普通になってきたという事をブログでお話しました。言葉はほとんど不要、動画のみで性能までも伝えることができるCMがあります。言葉を入れるとしても、製品の仕様や値段ではなく、キャッチコピーだけでいいんです。
AppleのCMです。このCMでは、各アプリをどういうシーンでどう使うかを描いています。CMを見ている人がそれを使っているかのように。
この動画は私にいろんなことを教えてくれました。(アプリはもちろんですけど)
1)具体的なシーンを描き、見ている人が容易に使っているシーンを想像させている。
2)文字や声を入れなくても、動画にはそれらを超える情報量がある。
3)もっと詳しく知りたいなぁという顧客のためにHPを開設している。
実は、このサイトも写真とアプリの名前のみのページ構成になっていますが、CMを見たら用途が分かるようになっているので、その写真をクリックするだけなのです。アプリの名前は覚えられませんからね。
このCMが事業者の皆さんに教えてくれる大事なこと。
「使う人にとって、どんなHappy&メリットがあるか」
ここをきちんとお客様に伝えているか、です。POPもパンチラ(パンフレット&チラシ)もそう。「共感」を得られるPOPや動画というのは、このAppleのCMだけでなく、味の素の「ほんだし」のCM(男優が最初から最後まで調理する)に代表される、調味料の料理CMにも表れてます。
「共感」って何かがわからへん、っておっしゃる方が居られますが、難しくないです。
私にもできる!
私にも使える!
私もそうやねん!
私も感動したから、みんなに教えてあげよう!
つまり・・・共感って、「私も」なんです!
「私も」を感じた情報こそが、FacebookなどのSNSや、写真投稿アプリのPinterest、動画投稿アプリのVineなどで拡散するんです。皆さんも自分がそうだったということに気づくと思います。。。
楽天トラベルサマーフォーラム2014の講習会では、宿泊施設が動画で部屋の様子を撮影したり、お風呂の入り口までの導線を動画で投稿していたり、料理の様子を投稿していたり、と、数秒動画が流行っているという話を講師がされていました。ぜひHPをお持ちの事業者のみなさまは、販売するコンテンツの動画をぜひ撮影して載せてみてください。「私も」が伝わる動画であれば、必ず今よりも売り上げが上がります。
中小企業、個人事業主の方、
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詳しくは私のこちらのブログを参照ください!


今井 ひろこ


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