POPで学べる販促物制作の基本
2015/04/07
先週の話になります。お昼と夜に2回、2時間のプログラムでPOP講座を開催しました。これは豊岡市商工会主催のまちゼミの一環として開催したものです。
定員8名のところ、お昼8名、夜9名と満員御礼、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
2時間の中でお話ししたことは、POPの基本、何をどのように書くのか、ということ。よくドンキホーテとかでみられるようなPOP文字を学ぶ講座ではありません。あくまで書く内容に関することです。
商品に貼ってあるキャッチコピーや説明文、思わず立ち止まって読んでしまったことってありませんか?入門講座なので、この言葉の力を知っていただき、実際にサンプル商品で作ってみる、というところまで行いました。
2時間の中で誰でもこれだけの「伝わる」POPを書けるようになる、ということを実感していただけたのではないでしょうか。
POP講座を開催する度に思うことがあります。POPの基本であるキャッチコピー(目を引く一言)、リードコピー(お客様が買う理由)を考えることって全ての販促物(チラシやホームページ等)を作る際の基本、伝える力がものすごーく鍛えられます。
全ての販促物はお客様の興味を引き(キャッチコピー)、買う理由を教えてあげる(リードコピー)から成り立っているんです。
それはモノでもサービスでも同様。例えば宿泊施設のプラン名もそうですし、飲食店さんのメニューもそうです。
主人の宿では以前「体験ダイビング付海鮮プラン」というプラン名を「お父さん、海の中ってすごい!」忘れられない親子の思い出づくり☆ドキドキ体験ダイビングプランという名前に変えたところ予約が増えました。「フォトブック付活イカ満足プラン」というプラン名を「おじいちゃん、イカが動いてるよ!」ピチピチ活イカに感動と興奮の孫旅☆フォトブック付で夏の思い出作りと名前を変えたところ予約が増えました。
POPを作る際の基本的な考え方を、色々な販促物に応用してみましょう。今後も定期的にPOP講座は開催したいと思っていますし、事業者さんであれば、個別指導ということで会社の従業員勉強会として開催させていただくことも可能です。伝えるための基本知識を身につけ、お金をかけずに販売力を強化させることができるPOP講座。オススメです。
今井 ひろこ
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