2/20−21 南紀熊野観光塾第5期に参加。地域ならではの商品の作り方(1)
2018/03/09
2/20〜21の1泊2日で、南紀熊野観光塾第5期(塾生講習)に参加。昨年11月末の観光塾参加に次いで2回目です。近畿の北端から南端までの長旅でしたが、頑張って行ってきました!
(あまりに長旅なので、南部で一泊して南紀へGO!)
こんにちは。兵庫県北部・豊岡市で小さな宿&店の集客アドバイザー時々観光ガイドをしている今井ひろこです。当ブログへお越しいただき、ありがとうございます。
観光塾の1日目は講師の座学が中心
今回の観光塾の会場は、和歌山県南部・古座川町の「ぼたん荘」。古風な名前だけに、ひなびた宿なのかなと思いきや、とってもキレイな建物! 町の第三セクターが経営されているのだとか。
その敷地内にあるいろり館(集会室)でセミナーは開催されました。
(この日ももちろんポールポジション=最前列ど真ん中をゲット!)
今回も塾長は観光カリスマ・山田桂一郎先生。最初の講演だけは一般開放していて、地元の方々も何名か聴きに来られていました。参加者は30名弱でしょうか。元々15名の募集でしたから熱気ムンムン!こんなに来たのは5期やって初めてということでした。山田先生の人気ですね〜♪
ちなみに、こんなラインナップでした。
和歌山大学観光学部夏期特別講座や南紀熊野観光塾<基礎講習>で登壇された、香川県三豊市・無双地図の横山先生も、講師で再び登壇!
さらに古座川ジビエの話もスーパー公務員・細井孝哲さんから学びました。目から鱗な話ばかり!!これも後日お話しします。
塾長講演「地域ならではの商品を作る理由とは?」での学び
今回の観光塾のテーマが「マーケティング」だったので、冒頭は「Costomer Life Time Value(CLTV=顧客生涯価値)」の話でした。この価値が高いと満足度が上がり、商品購入やリピートに繋がります。
先生曰く、「新規の顧客開拓だけで成り立つ商行為は無いっ!」
そのために、事業者がやらなければいけないことが「Customer Relationship Management(CRM=顧客関係管理)」。簡単に言うと「顧客管理」です。顧客をデータベース化してサービスを提供し、売上を伸ばして収益性の向上を目指すこと。
宿泊施設でも民宿レベルになると「年賀状の宛先を知る」程度にしか管理できてないところが多いですよね。
どんな時期にどんなお客様が来て、何を食べているのか?その目的は?どの程度の満足度だったのか?それにより、季節毎、ターゲット層毎に提供する情報やサービスを変えていき、「今だけ、ここだけ、あなただけ」で満足度を上げていき、リピート客を育てます。
私のコンサルティングでも「顧客管理」をとても重要視しています。もう新規顧客を追ってたら商売が成り立った戦後じゃないんだから。
この話は、ちょうどその頃に読んでいた、佐藤尚之さんの新刊「ファンベース」でも冒頭からCLTVについて熱く語られていますので、そちらも是非どうぞ。
事業者では無く、地域経営ならどうでしょうか?
私の暮らす地域で考えると、香住には何処からのお客様が、どんなスタイルで、観光で何を求め、何をしに来ているのか?来訪する方をデータベース化していますか?それをプロモーションに役立てていますか?顧客データベースを一元管理して分析し、プロモーションを考えたり、サービスや商品化をやってみたりする。
それを実際にしている地域が宮城県の気仙沼です。DMOが中心となり、クルーカードというメンバーズカードを作り、4月からの10ヶ月で51店舗、会員数は観光客や地元合わせて1万人が参加しています(その活動の中身については、三陸経済新聞のこちらの記事を参照下さい)。買い物など記録された情報を元に、お客様の行動からニーズとウォンツが分かります。このクルーカード制度は、マーケティング用データや顧客データベースだけでなく、失効ポイントが復興に充てられたりするなど、いろんな効果が期待できます。
地元住民も含め、地域全体でお金を回し、稼いでいくにはどうすればいいか?町を一つの会社として考えていくことだと山田先生は仰ってました。
そういえば、ちょうど1年ほど前に初めて気仙沼を訪問して、気仙沼地域戦略(気仙沼DMO)の方々からレクチャー頂きました。実際にいくつかイベントや観光ツアーに参加しましたが、どれも興味深くて、楽しかった思い出ばかり!
そのときから活動が一気に進んでいるのを伺い、成功を祈らずにはいられません。
*****
観光塾の話がドンドン長くなりそうなので、次回も続けます!
2/20−21 南紀熊野観光塾第5期に参加。地域ならではの商品の作り方
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