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「OSを更新しない限り、最新アプリを入れても起動しない」ビジネスにもジオパークにも言えること。 

   

先月、大阪でマーケティングコンサルタントの坪井秀樹(ツヴォイ)先生のセミナーを聴講してきました。

両親から継いだ傘屋をたたんで、心機一転、中古品販売の買取王国を立ち上げ、10年で30店舗に広げて上場させたツヴォイ先生の経歴。

それだけでもスゴイのですが、経験とありとあらゆるセミナーや塾に参加して得た理論から参加者に伝えられるツヴォイワールドは、ご自身が得意なイラストで示すことで、さらにわかりやすさを際立たせてました。

その講演を聴いていて、ふと、

「ジオパークもそうじゃね?」

と気づいたことがあったので、その話をさせて頂きます。

こんにちは。兵庫県北部・豊岡市で小さな宿&店の集客アドバイザー時々観光ガイドをしている今井ひろこです。当ブログへお越しいただき、ありがとうございます。

OSとアプリの関係はビジネスでも言えること

ツヴォイ先生はOSとアプリの関係の話を始めました・・・

パソコンやスマートフォンを動かすための基本となるソフトウェアはOS。OSをインストールした上で、ワープロ・ソフト、表計算ソフト、画像編集ソフトなど、作業の目的に応じて使うのがアプリ。

両方稼働しないと目的の作業ができません。

ビジネスで同じように例えると、SNS講座や英会話講座、財務会計講座、プレゼンテーション講座、PC講座などの研修に行くことで、目的の仕事やスキルが出来ていきます。

しかし、どれだけその研修を受けても、本を読んで学んだとしても、社員のやる気がでるもの、逆に全くしないということもあります。

どうして?

例えばWindowsXPで動いていたPCにWindows10用のアプリをインストールしたら? アプリは稼働しません。

自分自身をOS、研修をアプリとしましょう。

ヒトも同じで、いくら手技手法の研修を受けたとしても、自身自身も更新していかないと、モノにはならず、事業を進めることができません。

自分自身の更新とは、手技手法などの表面的なことでなく、やる気、本気、自信、前向きな思いなど内的な欲求による感情や、考え方、意識、認識、行動力です。

ツヴォイ先生、めっちゃ分かりやすい!!

先生によると、ウィリアム・グラッサーの選択心理学の本に載っていることだから、詳しく知りたい人はそちらをお読み下さいっておっしゃってたけど、Webサイトを見ても難しかった〜!

ジオパークや地域振興に置き換えてみたらどうでしょう?

OSとアプリの関係って、地域振興に置き換えても全く同じだと思いました。

自分たちの意識や考え方、やり方、つまりベースが全く変わってない、成長しないのであれば、いくら外部講師や地域創生コンサルタントを呼んで講演してもらったり、事業のアドバイスを受けたり、補助金で新しいことをしても、全く稼働しないのです。

その時たまたま稼働したとしても、PCに例えると、Saveモード。緊急避難的に動いているだけで、完全稼働ではなく、そのうち失速します。

ジオパークも同じだなって。

ジオパークも日本に入ってきて10年。山陰海岸ジオパークも世界ジオパークになり、やがてユネスコの正式プログラムになり、どんどんバージョンアップしてます。

日本ジオパークも後から認定される地域がグレードアップしている一方で、既存のジオパークに「条件付き認定=イエローカード」の烙印がどんどん押されています。

再認定審査が4年に一度あり、その時の世界ジオパークが求めるレベルに合わしてバージョンアップを図っていかなきゃいけなかったのに、山陰海岸ジオパークはできてなかったから「条件付き認定」なのでしょう。

(9月に出た認定結果を報道する記事)

起業セミナーでよく聞くことですが、事業が頓挫するとき、それはミッションとビジョン、バリューも含め、経営理念が曖昧だからと言われます。

「人はきちんと具体的にイメージ出来できることしか行動に移せない。」

とツヴォイ先生も仰ってました。

ジオパークの場合も会社運営と同じく、ミッションとビジョン、バリュー、経営理念が明確で、ジオパークに関わる全ての関係者、住民が理解して同じ目標に向かって行動してたのか?

と言われれば、もしかしたら私も「?」が付くかも知れません。

山陰海岸ジオパークが共和国制のようなイメージが強く、統一感が無くバラバラと、ジオパーク全国大会の時にもいろんな方からお話頂きました。

一番心に残っているのは

「山陰海岸ジオパークって、何がしたくてどこを目指しているのかがよくわからん」

という言葉。

それはまさしく、先ほどのビジョン、ミッション、バリューに他ならないのです。関係者みんながイメージできないのに、事業が進むワケが無い・・・

ジオパークであり続けたいのであれば、

OS=山陰海岸ジオパークのミッション、ビジョン、バリューのバージョンアップも必要。

今後どうなるのか・・・ジオパークカーストでいえば下位の私は様子見です。

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - コムサポートオフィス, ジオパーク, セミナー聴講記, マーケティング

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