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今夏、民宿やペンションに逆風が?! 〜オートキャンプ白書から見えてきたこと〜

   

私のいる但馬地方は、夏休みと同時に花火大会のオンパレード。

民宿を営む私の主人も、チラリと見に行った模様。

なのに〜なぜぇ〜民宿やペンションへの予約がこの夏、格段に減っている気がする私です。花火大会や各種イベントが日替わりで行われるような但馬地方、まさに兵庫県の一大観光地ですのに・・・

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こんにちは。兵庫県北部・豊岡市で宿専門の集客アドバイザー時々観光ガイドをしている今井ひろこです。当ブログへお越しいただき、ありがとうございます。

最近、ブログの数がめっきり少なくなったとご連絡も頂き、ちゃんと書かなきゃと思いながら、間が空きました。

肩と首が強烈に凝りまして、長い文章が書けなくなっているのです。(涙)

調子の良い時にざざっと書いています。

「俺の回りはキャンプが増えてきてるけど!」

先週、『今夏、個人旅行が激減?! 宿の平日対策は業界常識を見直すことから始めよう!』というブログをUPしました。

民宿への予約が激減しているかも、特に平日。だから平日対策を考え直さないと、というブログです。

その後、私の高校時代の同級生からメールを頂きまして、

家族旅行がお宿に泊まるからキャンプになってる人が増えてるかも?

私のご近所や、会社の後輩ご家族もキャンプビギナー続出なのです。ブームではあるわね。

なるほどーーー!最近はグランピングというゴージャスキャンプも流行ってるってTVで言ってたけど。

はて、どのくらい増えているのか?

今のキャンプ事情を調べたくて、4800円も出して「オートキャンプ白書2017」を購入。

実際にデータを見て、気になるポイントを要約してみました。

1.オートキャンプ参加人口は4年連続で前年を上回る

オートキャンプの最盛期は1996年(→バブル崩壊後だね)の1580万人の半分程度、20年後となる昨年2016年は830万人(前年比+2.5%)。

オートキャンプ場の平均稼働率は過去最高の15年を上回る14.0%。(→そんなに少ないんだ)

2.キャンパーの平均年齢は42歳!「子供のため」が4割に。

団塊ジュニア世代(40代)以上は少なくなってきてて、20代、30代の、いわゆる「キャンプビギナー」が増えている。

キャンプを始めたきっかけは「子供のため」が36.5%、次いで「友人の誘い」(26.4%)、バーベキューの延長(14.8%)の順。

安く宿泊するため(11.1%)、テレビや雑誌等を見て(7.3%)、ペットと旅行がしたいから(4.1%)と多いかなと思っていた理由は意外に少ないことが判明。

キャンパーの最も多い年齢層がファミリー世代で59.3%、実に過半数。以下、「他の家族と」(17.9%)、「夫婦だけ」(11.3%)となっている。特に近畿地方は子連れファミリーが昨年より増えているとのこと。

3.自宅からの距離で最も多いのは「100Km以内」

特に女性は近場傾向が強いそうで、女性グループの場合は50km未満の近いキャンプ場を利用する傾向がある。(→近場で楽しむ人が増えているということは京阪神から150km以上遠い当地は不利?)

4.活動時期は8月がピーク

2016年は8月が69.0%と圧倒的、次いで、5月(32.4%)、9月(32.0%)、7月(30.5%)の順で利用されている。(→6月から9月の民宿予約の入りが悪いのはこれも理由かも。大型連休やシルバーウィークの利用も効いてるかな?)

5.イベント参加意向が強い

近年、キャンプ場で工作教室のような子供向け、アウトドアクッキングのような家族向けのアクティビティープログラムが行われているとのこと。

例えば、無印良品のキャンプ場。これは私も行きたくなります!イベントめちゃ多いし。

https://www.muji.net/camp/tsumagoi/

こうしたイベントに参加したい人は、実に7割にも及び、特に、肯定派が一番多いのが「子供連れ」の80.8%、次いで男女グループの76.7%の順。

(→ということは、充実させる体験があれば来てくれる可能性が高くなるということかな?)

6.キャンプに求めるものは「家族との団らん」

キャンプに求めるものは世代によって異なっていて、特に「家族との団らん」が多いのは「子供連れ」「三世代」。また、「自然とのふれあい」は「女性グループ」が多く、「解放感」は「夫婦だけ」「一人」が多い。

(→「家族の団らん」を求める「子供連れ」「三世代」は、民宿も同じターゲットとウォンツだなぁ・・・)

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以上、オートキャンプ白書の中から、私が探したかった「民宿が減っている理由の一つがキャンプ場の利用者増」という推定理由を裏付けそうなデータを挙げてみました。

民宿で出来たことが、オシャレで使い勝手が良いキャンプ用品や、清潔で使いやすいキャンプ場が都市圏近隣に増えたために、そちらにシフトしているケースが多そうです。

キャンプ用品は一度買ってしまうと、ダイビングの器材のように、減価償却していかないと勿体ないという気持ちが働きますし、近場や自宅の庭でもやってしまえるほどです。

民宿やペンションに泊まるお客様がどういう欲求(ウォンツ)を満たすために、自分の宿を選んで下さっているのか、選んだ決め手は何だったのか・・・

恥ずかしがったり面倒くさがったりせず、正直に聞いて今の「自宿の強み」を見つける以外、抜本的に集客を改善できる術が無いような気がしています。

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - コムサポートオフィス, 宿泊施設の支援, 相談事例

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