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5年後もガイドとして活躍したい人にインタープリテーションスキルが必須である理由

   

兵庫県北部・豊岡市で宿専門の集客アドバイザー時々観光ガイドをしている今井ひろこです。当ブログへお越しいただき、ありがとうございます。

先週24日(土)香美町ジオパークと海の文化館研修室にて、スクールインタープリター養成講座を開催しました。

これは、当事務所が企画運営を担当するジオパークガイド養成講座の一環で、足下や目の前の自然事象全てに対して、お客様に五感で感じるガイドを愉しんで頂く「インタープリテーションスキル」を今講座では学ぶことにしています。


インタープリテーションを体系的に学ぶことのできる数多くの講座の中で、一日(7時間半)に凝縮し、子供に対しても使えるスキルを学ぶ「スクールインタープリター養成講座」(文科省&環境省の大臣認定講座)を採用しています。

スクールインタープリター養成講座の内容とは?

インタープリテーションネットワークジャパン(IPNET-J)の本多孝先生及び正恵先生による講座では、「インタープリテーションとは」「子ども達への環境教育」そして「ジオガイド&インタープリターとしての地域での役割」について講義頂きました。


実際にプログラムを体験して頂き、多様性の楽しさを認知して頂きました。


インタープリテーションの醍醐味は「一つの課題に対し、十人いれば十通りの見方がある」視点の多様性に気付くこと。

「そんな風に見えるんだ!確かに・・・!」
「なるほど!気付かなかった・・・!」

一人として同じものを見つけてきた人がいなかったことに、参加者は驚いたことでしょう!

昼食を挟んで、午後から実際に環境教育プログラムを自分で行って頂きました。

たった10分のプログラムですが、フリップカードや資料を自身で作っていくことも、今後のガイドでは大事なスキルです。


殆どの方がインタープリテーションに触れることが全く初めての方ばかり。ガイドとは与えられたものを暗記しお客様に話すこと、と思っていた受講生には衝撃の内容だったのではないでしょうか?


自分の考え方や視野が如何に狭いか、学びをもっと深くすることも大事です。最初から上手にできる方は私もそうでしたが、一人も居りませんので、経験を積むしかありません。

(今回は24名が受講して下さいました!)

フツーの観光ガイドさんは5年後には消滅してる?!

山陰海岸ジオパークではすでに何カ所かの見どころでAIを使ったガイドシステムが稼働しています。

例えば、下記ARアプリを使って、動画を見たり、ガイドのオススメスポットなどを伝えてくれる機能です。

AI(人工知能)がもっと発達して来たら、見どころにある看板のQRコードをスマホにかざすだけで、たくさんの情報が出てくるようになるでしょう。それはもうあと2-3年後かもしれません。

ま、看板やチラシだけでなく、このようなアプリが出てくると、今のような、知識をガンガン詰めさせて覚えさせるだけのガイド養成は意味をなさず、看板や資料を棒読みするようなガイドの仕事は早くて5年後、存在しないでしょう。

Wi-fiが観光地でも整備され、スマホアプリが全部無料でガイドをやってくれますから。各ジオパークもその為の環境整備を実はどんどん進めているのです。

インタープリテーションスキルの重要性

これからのネイチャーガイドはお客様と共に愉しみ、お客様と共に感動し、お客様と双方向コミュニケーションをしながら、人工知能では導けないようなインタープリテーションガイドが求められます。

それは準備された場所で準備され覚えた原稿ではなく、突然目の前に表れた虫、花、空気の流れ、石を見て、そこからインスピレーションを得てお客様と一緒に愉しむようなガイドです。

その愉しさに対し、お客様が対価を払う、そんな時代はもう目の前に来ています。

(西谷香奈さんのガイドはまさにインタープリテーション:伊豆大島GP)

私もダイビングガイドをしていた時、インタープリテーションを知らなかった頃はレアものばかりを追っていました。

だから見せられなかった時はお通夜のような感じに。。。申しわけ無いなぁーって。。。

このスキルを学んでから、目の前に表れる何気ない事象についてもお客様と一緒に楽しめ、そして、水から揚がっても、生き物の仕草や水中の地形の変化(砂地なので、砂が動く事がある)ひとつでも楽しめることに気付いたのです。

透明度が良いなら良いなりに楽しめ、悪ければ悪いなりに楽しめる。

これは陸に上がってからも同じで、雨が降れば降ったなりにしっとりとした但馬の自然を感じて頂き、晴れれば海の青さを感じて頂くことができるようになりました。

楽しみ方の視点は幾通りもあります。その視座・視点をいくつ持つことができるかは、経験がものを言います。ガイドはできるだけ回数をこなすことですが、それ以上に、今見えている全てを感じ、自分が先ずは愉しむことが、インタープリテーションでは重要です。

インターネットで調べることが簡単になった時代、お客様がガイドよりも知識が豊富な場合が増えてきています。特に動画もどんどんUpされる時代です。

ネットで見た景色を見てるから実際の場面では感動しないお客様も増えてくる可能性がある。さらにガイドが知識勝負では負けてしまう。だから、インタープリテーションスキルが重要なのです。

このスキルを習得して使いこなせるネイチャーガイドだけが5年後に生き残って、それ以外は安全管理だけのガイドか、人工知能にガイドの仕事を淘汰されている・・・

私はそう思います。

 

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - コムサポートオフィス, ジオパーク, ガイド

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