地方の小さな宿とお店の集客をサポート!「今井ひろこドットコム」

宿泊施設や店舗の集客コンサルティング、プレゼンテーション指導、研修会、ジオパークにおける地域活性化を行う今井ひろこのブログサイトです

*

2017年、審査基準が一段と厳しくなったジオパーク新規申請

   

昨夜はジオパークガイド養成講座のコーディネーターのお仕事をしており、今日は一日、受講生のレポートチェックなど後片付けに追われました。

IMG_1491ジガイド

(講座の仕切り役もしています)

兵庫県北部・豊岡市で宿専門の集客アドバイザー時々観光ガイドをしている今井ひろこです。当ブログへお越しいただき、ありがとうございます。

衝撃のジオパーク新規申請地域のプレゼン結果・・・!

毎年、この時期に新規申請地域のプレゼンテーションが行われるのですが、今年、私はいとこの結婚式で参加できず。。。プレゼンテーションを聴講に行った方からのSNS投稿を観て、衝撃を受けました。

2017年05月21日 第30回日本ジオパーク委員会が開催されました。審議の結果、ユネスコ世界ジオパーク推薦申請を行った立山黒部ジオパークについては、現地審査を見送りました。また、日本ジオパーク認定申請を行った4地域の内、「国引き」と「十勝岳」の2地域は現地審査を行うこととし、「土佐清水」と「那須烏山」の2地域は現地審査を見送ることとしました。       (日本ジオパーク委員会Webサイトより引用)

SNSに投稿されている内容を見ていると、書類審査の段階でアウトな場合、プレゼン内容でアウトであれば、即決で後日の現地審査を見送ることにしたようです。

私が講演に行って、活動の勢いがあり、地形なども珍しいものばかりの土佐清水が見送られたのは相当ショックでした。

書類審査でアウトというのはどういうことなのか?

SNSで飛び交っている様子を見ていると、「なぜジオパークに手を出すのか、ミッションやビジョンが固まっていなかったのでは?」「本気度が足りなかったのでは?」という、精神論だったり根性論だったり、哲学的な文言が目立っていて、具体的な理由は何一つ聞こえてきません。

見送られた地域には具体的な指摘事項が行っているので、解決への動きを見ていたら、あとでわかることなのかな?

復活当選を果たした折には、「ジオパーク版しくじり先生Vol2」で登壇して頂かないと。(爆)

まぁ、今の成熟したジオパークの世界(何を書かなきゃいけないか、等の情報がまわるという意味で)において書類審査でアウトということは、書かなきゃいけない事柄が不足していたのではなく、何かはわからないですが根本的なことが欠けていたのかと推察します。

ジオパークって三位一体でないと持続可能な活動にならないと考えています。ジオパーク運営の三位一体とは、研究機関、自治体などの運営組織、住民です。

その3つが共に関わり合い、ジオパークエリアをどうしていきたいのか、どう活性化していくのか、ジオパークである必要がどこにあるのかを明文化しなければいけないんでしょうね、言葉遊びではなくて。

大学の先生が頑張っていて、地元住民の盛り上がりもあるけど自治体のバックアップがなければお金が捻出できずに続かない。

自治体のバックアップと地元住民の盛り上がりがあっても、きちんと地質的な研修をアップデートすべき大学の先生がいない。

大学の先生、自治体のバックアップがあっても住民は「ジオパークって何?」って状態。

一つでも欠けたら審査に通らなくなってきています。

三位一体で上手くやっているように見えていても、長く続けていると、うちのジオパークように、住民から「オワコン」って言われたり、活動が衰退してるようなジオパークもあるんですから、大きくなりすぎたジオパークの運営とは本当に難しい。。。

困った人

昔は認定も厳しくなかったですが、乱立するジオパークへの抑制と質の向上、ブランド力をつけるために、年々審査を厳しくしているんかな、と私は勝手に推測しています。

今年は、2009年、2013年に日本ジオパークに加盟認定された地域が再認定審査になっていて、審査対象も大変多いのです。冬にかかる再認定審査結果も気になるところです。・・・という山陰海岸ジオパークも今年は2回目の再認定審査。推移を見守ります。

 

☆★☆・・・☆★☆・・・☆★☆・・・☆★☆

地方の小さな宿と店の集客サポート 
コムサポートオフィス 今井ひろこ

〒668-0022
兵庫県豊岡市小田井町5ー3フラッツオダイ201
TEL&FAX 0796−24−3139
「コムサポートオフィス」 で 検索!

Mail: info@@@imaihiroko.com (@は一つにして下さい)
URL:http://www.com-support-co.jp

★当社アドバイザーGAKUの骨太販促ブログ★
「コムサポートオフィスアドバイザー ガクの視点」

http://com-support-co.jp/blog

★あなたにマッチするビジネスセミナーの予定は★

主催セミナー開催予定日

☆★☆・・・☆★☆・・・☆★☆・・・☆★☆

The following two tabs change content below.
今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - ジオパーク, ジオパークとは?

コメントを残す

  関連記事

萩市須佐地区でジオパーク講演会を行いました!

昨日、山口県の萩市須佐地区でジオパーク講演会があり、登壇させて頂きました。このよ …

松葉ガニと香住ガニと黄金ガニの食べ比べ講座を開催しました!(後編)

昨日の前編に続き、食事のお話です。今回のツアーで使われたカニのグレードが凄かった …

ジオパーク全国大会・ガイド分科会の様子(3)私が注目した点。

日本ジオパーク霧島大会・ガイド分科会の続きです。今回のガイド分科会では、ジオガイ …

ガイドはお客様に「伝える」ではなく「満足させる」こと

一昨日、山陰海岸ジオパークのガイドや専門家の有志で作る「山陰海岸ジオパーク談話会 …

鳥海山・飛島ジオパーク(申請準備中)の見どころに行ってきた!(後編)

先週末、秋田県と山形県の県境に計画されている鳥海山・飛島ジオパーク(申請準備中) …

ジオパーク看板こそ戦略的に作るべし

昨日、ジオパークの看板には目的別に最低4種類あることをブログに書きました。看板は …

今井ひろこが考える理想のジオガイド像とは?

先月27日からのジオパーク全国大会では「理想のジオガイド像2015」について全国 …

ジオガイドをして欲しい人のところにまだ情報がいっていないだけ

今日は久しぶりに陸のガイドのお仕事が入りました。「香美がたり」プライベートガイド …

ジオガイドは読んで欲しい「2038年 南海トラフの巨大地震」(尾池和夫 著)

先日の土佐清水ジオパーク構想での講演会を前に、是非読んでおきたいと思ったのが「2 …

ジオパークはサラダボウル?!

25日の山陰海岸ジオパーク国際学術会議で国内招待講演として、首都大学東京の菊池先 …