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人口に反比例して増え続ける鹿問題。旨く美味しく解決したい♪ 〜兵庫県の獣害問題〜

   

新年明けましておめでとうございます。実家の大阪からお祝い申し上げます。兵庫県北部・豊岡市で、宿専門集客アドバイザー時々ジオパークガイドをしている今井ひろこです。当ブログにお正月からお越し頂き、ありがとうございます。

実は今日、当ブログを2014年4月1日から書き始めて998記事目のブログになります。1000記事の大台がいよいよ近づいてきました!!今日も本当はひとつもうブログを書いていたのですが、正月早々、硬いマーケティングブログは堅苦しいと思って、明日へ順延。

今日は兵庫県北部・但馬地方で最近問題になっている獣害問題を取り上げたいと思います。(むむ、やっぱり重苦しい?!)

人口に逆比例して、鹿がドンドン増えてる・・・?!

私が嫁いで来た8年前よりもときも明らかに増えてるんです、鹿が。毎晩、車で仕事から帰る30分で1頭以上必ず見かけます。多い晩には10頭以上!こういう状況なので、当然車は安全運転になり、夜の列車はしょっちゅう鹿とぶつかり、秋の繁殖期には「ギャー!!」という女性の悲鳴に似た鳴き声も響きます。

鹿の写真

現在、兵庫県内には約14万頭いるという予想(平成25年)です。全頭発信器つけてる訳で無いので、猟師が見た数や糞の数で推計しています。ここ2,3年は、年4万頭前後を捕獲しているのに、総数は一向に減らないんですって。メスは1歳になったら、1頭1年につき1頭-2頭産みますので、相当な数が増えることは容易に分かります。

生息するエリアに差があるらしく、北部に集中しているのが特徴です。特に私の行動範囲の豊岡ー香美町が真っ赤っか=めっちゃ居るということです。

鹿の頭数

兵庫県・シカ管理計画より

兵庫県北部にはほとんど鹿は生息していなかったそうですが、年々降雪量が減っている事に加え、除雪する道路が増えて南部からドンドン、森と餌の豊富な北部へと流れてきているようです。

そこで、兵庫県は狩猟+有害鳥獣で年間4万5千頭近く駆除しています。が・・・それでも一向に減らないんです。

4万5千頭をどう処分するか気になるところですね?! 今のところ、市町で対応が異なりますが、大半はその場で埋めるという方法が最もとられているようです。食用に加工する工場がまだまだ少ないので仕方ないですが、山に置いてくるというのはどうなのかなぁ・・・と考えさせられます。

こういう例もあるようです。そういえば、県内の熊もここ10年で急増しています。。。


【MIKIOジャーナル】クマがシカを食べる理由 より

なーんかね、山で埋設処分&放置するよりも、人間が食べて処分する方が、鹿の命を繋ぐという意味でも良いと思いませんか?だって、香美町や但馬の自然の中で美味しい木の実や草を食べて育ってるんだもの。変なモノ食べてないので、絶対美味しいはず・・・!

鹿肉って美味しいんですよ。ちなみに私の大好きな鹿肉料理屋さんは兵庫県中部・柏原にある古民家の料理店「無鹿(MUJIKA)」さん。鹿肉を煮付け,焼き,蒸しなどいろんな食べ方で楽しませてくれます。(気になる方は主人のお店レポートブログ(クリックすると飛びます)をご覧下さい。)

香美町産の鹿肉をいつか食べてみたいなぁ〜と思っていたところ、救世主が・・・!

Let’s Enjoy 但馬ジビエ!

昨年のクリスマス、猟師の知人(本業は工務店です)からキレイに血抜きされ、処理された鹿肉約1kgを頂きました。5-6箇所仕掛けたワナにパーフェクトにかかっていたそうで、わざわざ豊岡の事務所まで持ってきて下さいました。12/25だけにサンタさんでした♪

img_2750鹿肉

どう食べたら良いのか困った私。CookPadで検索したら、たくさんレシピが出てきました。世の中、何て便利!!

くっくぱっど

ロースト(ローストベニソン)にしたり、鹿肉を4時間ほどじっくり湯がいて鹿シチューを楽しみました。

img_2778 鹿シチュー

脂身が少ないので、バターを入れてコク出しました

鹿肉はきちんと処理すれば、臭みは殆どありません。あっさりとしてて脂っこくなく、胸焼けしません。味は赤身の牛肉みたいな感じです。栄養価も高く、女性にはアンチエイジングの食材として人気が出てきています。

今や、但馬牛はどこででも買える牛肉になりましたが、香美町産の鹿肉は町内に流通せず、普通なら手に入らないので、貴重な機会を頂いてとても嬉しかったです。N尾サンタさん、ありがとうございました!

新たな地元の宝に。。。

鹿は今のところ、年間4万5千頭以上捕獲しないとドンドン増え続ける状態です。餌となる山の木々や草花が食いつぶされるまで増えるはずです。せっかく獲るのであれば美味しく命を継ぎたいですね。

兵庫県内で処理されたわずかの鹿肉は殆どが都市圏へ流通しているとのこと。但馬牛、松葉ガニと香美町にはありますが、鹿肉を地元で美味しく、見た目も素晴らしく調理出来れば、「ここでしか食べることが出来ないThe地物」と食べに来るお客様も増えるのではと思っています。宿泊施設で通常メニューで出すことが出来れば、美容食、長寿食としても人気が出ると思いますし、料理のバリエーションも広がります。

実は今月、兵庫県環境審議会に委員として参加します。

img_2741

鹿が増えていることはただ増えるだけの問題では無く、山や海の環境が荒む問題、食物連鎖が歪になる問題、人間との共存を脅かす問題もはらんでいます。その会議では鹿の捕獲頭数を決めるらしいので、その時に、命を繋ぐ食肉処理場の整備も聞いてみたいと思います。

 

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

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