今日は春の七草の日。七草粥を食べる起源は何と室町時代から?!
今朝は七草の日。七草かゆの写真がInstagramやFacebookに並んでいましたね。私は健康なときにおかゆを食べるのが苦手。主人は香りの強い野菜や香料(セリ、セロリ、パクチー、シナモン)が苦手。そこで、七草を刻んでお味噌汁にした「七草汁」で若返りを図りました!
兵庫県北部・豊岡市で宿専門で集客のアドバイザー時々観光ガイドをしている今井ひろこです。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。
秋の七草は観賞用。春の七草は食用♪
今は便利ですよね、スーパーで七草セットが販売されていますから。幼少期の頃は近所の原っぱへ探しに行った記憶があります。
ちなみに春の七草って覚えていますか?私は半分くらいしか覚えていませんでした。(汗)
*芹(せり)
*薺(なずな)
*御形(ごぎょう)【母子草】
*繁縷(はこべら)【はこべ】
*仏の座(ほとけのざ)【たびらこ】
*菘(すずな)【かぶら】
*蘿蔔(すずしろ)【大根】
先ほどのパックの中には、これだけ入っていましたよ!だけど、どれがどれと悠長に分けている時間がなく、すぐに味噌汁の具になりました(笑)。
今日が今年の節句のスタート日
私が大好きな本『二十四節気と七十二候の季節手帖』(山下景子著・成美堂出版)によると、「七草」、古くは正月最初の子(ね)の行事でしたが、中国から入ってきた「人日(じんじつ)の節句」と結びついて一月七日に行われるようになったそうです。
ちなみに「人日の節句」というのは、日本の風習「五節句(ごせっく)」の最初。節句は季節の変わり目で重要な節目という意味。他の節句ですが、上巳(3月3日)は桃の日でお雛様、端午(5月5日)の節句は男の子のお祝い、七夕(7月7日)の節句、重陽(9月9日)の節句は菊の日、です。何となく馴染みがあるでしょ?!
人日は文字通り「人の日」。中国では1月1日から8日間、日を決めて家畜占いが行われたようで、その日はその動物を殺さないという風習があったようです。ちなみに1日が鶏、2日が狗(犬)、3日が羊、4日が猪(または豚)、5日が牛、6日が馬、そして7日が人、8日が穀物をテーマに占ったとか。い、犬って・・・?!
七草粥の起源は室町時代から?!
一月七日といっても、元々、七草を食べる行事は旧暦。今の新暦でいうと二月三日、節分の頃の行事。京阪神では草花がそろそろ芽吹きはじめる頃。そんな若芽を食べて新しい生命力をつけて無病息災、長寿を願ったといいます。
そもそも、七草粥の風習は室町時代以降だそうで、それまでは熱い吸い物にいれて食べていたとか。地方によっては、七草の種類が違っていたり、七草粥でなく、七草雑炊、七草雑煮のところもあるそうです。私たち夫婦は七草味噌汁なので、戦国時代スタイル?!
年末年始の暴飲暴食で疲れた胃に、七草汁がどうか効きますように・・・!
来週はいよいよ雪マークが並び始め、但馬にもやっと雪が降り積もる本格的なシーズンが訪れようとしています。お身体どうぞご自愛下さい。
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今井 ひろこ


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