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分水嶺を越えて「貧すれば鈍す」にならないために〜澁井店長FBコメントからの気づき

   

年末は「今年をふりかえるブログ」を書いているのですが、今日はFacebookで強く共感したコメントが入ったのでその話をします。

こんにちは。兵庫県北部・豊岡市で宿専門で集客のアドバイザー時々ジオパークガイドをしている今井ひろこです。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。

「貧すれば鈍す」になってからでは打てる手が限られる!

昨日、自分のブログを自分のFacebookでシェアしました。

すると、ワタクシ大変尊敬している、大好きな来来亭豊岡店の澁井店長が、素晴らしいコメントを入れて下さってました。


もう、ホンマそのとーーーーり!!

澁井店長

(SNSの講演スライドに登場頂く澁井店長〜♪)

まだ、手が打てるうちに相談して頂ければ、いくらでもいろんな手を考えて実行できるのですが・・・。私に相談して下さる経営者の中には「先生、年を越すのに、餅ひとつ買えません。もう首吊ろうかって思ってます」という、体力が本当に無くなって瀕死の状態になってから、にっちもさっちも行かなくなってから相談に来られる方が多いです。

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それはうちの事務所だけで無く、商工会や商工会議所でも同じ事のようです。打てる手が選べる、早めのうちに相談は是非してください!!

分水嶺を越えてしまった事に気づけるか?

澁井店長がおっしゃる「分水嶺を越えてしまった事に気づけるか?」宿屋を営む主人をそばから見ていた感じでは、宿泊事業での分水嶺は『後天性価格破壊症候群』(ワタシが命名)、つまり

1)自社プランに自信が無く、すぐに○円引きして販売するクセが付いている。

2)現金欲しさに、すぐにポン○レ、グルー○ンなどフラッシュマーケティングに手を出す。

3)カニ○二エクスプレス、旅行会社のバスツアーで送客してもらうクセが付いている。

に気付くかどうか、だと思います。

(1)は、なにわの電器屋さんみたいに、最初から若干高めに販売価格を設定しておいて、お客様とのやりとりで安くする演出なら良いんですけど、そういうこともなく、すぐに半額にしたり、【直前割 ○○円引き】ってしちゃう経営者がいるんですよ。この「後天性価格破壊症候群」、罹患すると余程の荒治療をしない限り治りません。ハァ。。。

(2)は、実際に今、相談を受けて治療中です。このマーケティング法は麻薬で、やっている間は現金が直ぐ手元に入ってくるのでツケが払えないときに使いたくなるのです。しかし、宿の体力は確実に落ち、利益がほとんど取れないどころか、気付けば常連様は去る、これで来るお客はガラが悪いわで、クチコミという貯金を取り崩すのです。この麻薬を抜くのに何年かかるか想像つきません・・・

(3)は「広告費」と割り切れるのなら問題ないです。この団体送客だけをアテにしていると、利益がほとんど無いまま、お客様だけたくさん来ることになるので、わずかの利益はスタッフの人件費に消えてしまいます。

宿泊事業は「お客様の人数」ではなく「利益」で考えましょう!

私の主人は埼玉でサラリーマンをしてましたが、宿を継ぐのに帰ってきて最初に驚いたのが、『宿同士の観察』だったとか。

「あそこの宿はバスが入っとったーで。40人以上降りとった」

「あそこの宿は車が今日もいっぱい泊まってたぁで」

「あそこの宿は電気が一杯点いとったーで」

だけど、考えてみて下さい。バスで40人というと、8,000円のお客様40人という可能性もあります。利益ベースで考えると、パートのおばちゃんの人件費もバカにならず、利益を圧迫している可能性の方が高いです。倍の16,000円のプランを20名に販売するほうが、パート人件費も減り、利益もしっかりと確保出来ます。車がたくさん止まっていたとしても、1人1台で来ていることもあります。(田舎なら特に)素泊まりシングルの可能性も高いですよね。

隣近所をライバルと見て、うちはお客様が多い少ないと変な心配はしなくてもOKです。そんな心配をするくらいなら、来て頂いたお客様にきちんと商品の価値を伝えて、価値に見合った料理とおもてなしをして、お互い幸せな気持ちになって、お客様の旅を彩りましょう。利益が出る事、そしてそのお客様が自身のお友達に紹介し、その方も来て下さることがゴールなのです。

「貧すれば鈍す」となっても、野球は9回2アウトから大逆転が起こることもあります。ワタシはそれを信じてます。地道にひとつひとつできることを積み重ねていき、来年再来年の体力を取り戻していきましょう。

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - 宿泊施設の支援, 相談事例

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