地方の小さな宿とお店の集客をサポート!「今井ひろこドットコム」

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WEBサイトに顔写真を出すことは必須、更に○○もアピールしよう!!

   

昨日まで続いたじゃらんネット集客シリーズ、いかがでしたか?じゃらんネットやヤフートラベル、るるぶトラベルなどの定型フォーマットで作る「テンプレート型」の予約サイトでも留意すべき点があります。それでも、やはり、個性を出すべき場を作っておくことは大切です。自社サイト、楽天トラベルカスタマイズページ、あるいはブログなどでどんどんオリジナリティ=独自性を出していってほしいです。

オリジナリティーの出し方について、先日面白いポスターの特集を見かけました。

女川ポスター展

3.11から4年、宮城県女川町を元気に!「女川ポスター展」作品のセンスがすごい

リンク先のポスター、キャッチコピーが面白いです。でも、キャッチコピーだけではこれほどまでのインパクトはなかったと思います。キャッチコピー以外に秀逸な部分。それは多くのポスターが「店主の顔写真」付になっていることです。

もう一度見てみてください。
↓↓↓
3.11から4年、宮城県女川町を元気に!「女川ポスター展」作品のセンスがすごい

私のようなお仕事、コンサルタントなども、ホームページに代表の顔写真を出す事が必要です。

コムサポHPトップバナーに代表写真

誰に相談して良いかわからない。相談する人がどんな人なのか不安・・・その解消のために顔写真は大きな効果があります。

小さな宿ほど顔出しは必要!

この考え方は、宿泊施設、特に小さな宿も同じです。大きな旅館やホテルほど、お部屋や中庭、お風呂がすごかったり、設備面でのアピールができます。でも、逆にたくさんいる従業員、お客様には見えてこないオーナーの顔など、「人気(ひとけ)」が感じられないという弱点もあります。

どんな人が営んでいる宿なのか。事前にホームページで露出するだけで、お客様は安心感があります。更には、実際に訪れたお客様にとって、初めて訪れた宿にもかかわらず、親近感を持ってもらえます。小さな宿ほど自分が「出す」と決めれば良いだけなので、即行動に移せます。

残念ながら、小さな宿のオーナーさんほどホームページに顔出しをするのが「恥ずかしい」と言われる方が多いです。でも、顔出ししただけで、出していない同業他社さんよりも、選ばれるステージが一段上がるとも言えます。

顔の見えるホームページは見ているだけで楽しくなります♪

以下、私がディレクションに入ったお宿さんのホームページです。

楽天トラベルとト屋よりうまし宿とト屋様

ニュー丸田荘ニュー丸田荘様

大平山荘大平山荘様

ペンションムーンサイドペンションムーンサイド様

上記のように挨拶文はもちろんのこと、ページ内にも登場していただき、楽しそうな雰囲気を演出して頂いています。

大平山荘若女将さん若女将さんがコタツのある部屋を紹介

スタッフの観光紹介スタッフの観光紹介

ホームページを回遊しているだけで、「行きたいな」という思いとワクワク感が出てきます。

写真だけでなく「個性」も出そう!!

このブログのタイトル、
「WEBサイトに顔写真を出すことは必須、更に○○もアピールしよう!!」
の後半の「○○」この部分には「個性」という言葉が入ります。

WEBサイトを作る際、単に顔写真を掲載するだけでなく、その方の趣味や特技などを表現することで個性を表現し、共感して下さったお客様に注目して頂ける構成で作ることも可能です。例えば以下の通り。

 

ニュー丸田荘女将さん絵画大好き「画家女将」
大平山荘若旦那一流料亭で修行した
若旦那が語る!

 

ムーンサイドオーナー写真の腕がプロ級のオーナー

とト屋女将さん女将さんの地域愛やこだわりを
1ページ丸々使って紹介

いかがですか?単に顔写真が出ているだけではなく、その人の「個性」が出ています。

小さな宿ほど「施設」ではなく「人」が大切です。大将、女将さん、どんな人にも個性があります。写真とともに表現することで、話の合うお客様に来てもらえ、自分のお仕事も楽しくなるものです。自分としては「これは趣味なので・・・」とお客様に一言も喋っていなかったことが、実はお客様を引きつける「個性」に変身してしまうのです。同じ趣味のお客様がお見えになると、話もより弾みますし、親近感が沸きますね。

自分の個性ってなんだろう? お客様に共感していただけるようなことってなんだろう? お金をかけて特別な施設や設備を作らなくても、「人の個性」の中にお客様を引きつける魅力は必ずあります。それを引き出してWEB上で表現したい方。ぜひ私に相談してくださいね。

小さな宿ほど、オーナーや女将さんの個性を出すことが集客チャンスになりますよ!

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - コムサポートオフィス, マーケティング, 宿泊施設の支援, 販促事例

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