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但馬牛に特化したガイドブック「香美がたり 小代・但馬牛編」のご紹介

   

先月末、あまりにお仕事締め切り等が逼迫していたので、書いていないことが多く、その中の一つがこの「香美がたり 小代・但馬牛編」のガイドブック完成でした。構想から4ヶ月で作り上げましたが、毎度の事ながら本当に難産でした。。。

香美がたり小代

この冊子は、美方郡香美町小代区という、但馬牛のルーツとされる地域を案内する「和牛のふるさと・小代コース」で、ガイドする際にお客様にお渡しし、これを見ながらガイドの話を聞くと共に、お家に帰ってからもじっくりと読んで頂けるように制作しました。A5サイズ12ページで、先月末に発行しました。

神戸新聞さんと日本海新聞さん、毎日新聞さんなど、地元の新聞社さんにも取り上げて頂き、本当に感謝しています。

小代ガイドブック記事日本海20150414_2

小代ガイドブック記事神戸20150414_3

この制作には、実は5ヶ月を要しました。まず、問題となったのは冊子に何を書くかということ。もともとこの冊子をつくるきっかけとなったものがあります。元小代観光協会事務員の藤村美香さんが小学生向けに作った但馬牛の本です。その本には、小代地域における但馬牛の歴史が書かれているのですが、現在の但馬牛と小代の暮らしについては書かれていませんでしたので、それを補完する方向で原稿を書きました。

和牛のふるさと・小代

「但馬牛 歴史」と検索すれば、但馬牧場公園にある但馬牛博物館の資料を引用したホームページがたくさん出てきます。また、今回の冊子はガイドと一緒に歩く大人向けと利用対象者を決めましたので、歴史の部分は本当にさわりだけで、書いていないところはガイドが伝えるようにしています。全部書いてしまうとガイドは不要になってしまいますしね。そのかわり、現在の飼い方、小代地域での但馬牛と循環型農業などについて書きました。それが書けるのも、この地域の地域づくりや但馬牛について研究なさっている奈良教育大学(前・神戸夙川学院大学)の河本大地先生の指導があったからこそで、今回の冊子でも監修をお願いしています。また、但馬牛の生態等については、但馬牛の授精士・宮本先生にもお願いしてチェックして頂きました。

但馬牛のことだけではなく、但馬牛関連の史跡等の見どころ、観光客が対象者なので、但馬牛の肉を食べる事の出来るお店なども載せています。編集作業が大変だったのはむしろこちらで、どこまでを掲載するかという、いわゆる田舎特有の「地域バランス」を考えなければならなかったので、そこは苦労をしました。インターネットサイトであれば無限に増やせますが、紙媒体なのでスペースが限られます。まさに情報の「断捨離」をせねばならないところと、観光も利益が出なければガイド制度も持続できないので、そのマーケティング的なデザインやお店選びなどが大変でした。

今回の冊子では私がガイドするジオパークの大地の成り立ち等は記載ほとんどしていません(地すべり地にできた放牧場などは説明していますが)。300万年前にどんなことが起こっていたのか?については現地ガイドがお話したらいいかな、ということになりました。このガイドコースは、9月に行われるアジア太平洋ジオパークネットワーク会議のミッドツアーコースにもなっています。
APGNミッドツアー

なお、この冊子は販売もしていて、小代観光協会で販売するほか、NPOたじま海の学校、私の事務所:コムサポートオフィスでも販売しています。もちろん郵送販売も致します。(送料140円分+一冊に付き200円分の切手を同封し、669−6402 兵庫県美方郡香美町香住区訓谷316 NPOたじま海の学校まで送付下さい。)売上は、この事業の赤字が120000円ほどありますので、その補填にあてさせて頂いています。

また、小代コースのガイドは半日(2時間半)3000円/お客様1人あたり、で小代観光協会とNPOたじま海の学校でお受けしております。1週間前までにご予約下さい。

小代や村岡に生まれ育っていない私でも、先生方や在住ガイドのみなさんのご協力によって書き上げることができたのは、本当に嬉しくて、関わって頂いた皆様に本当に感謝しています。ありがとうございました。

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

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