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商工会女性部の研修にて地域資源活用セミナー開催しました

   

先週24日、山口県商工会連合会からのご依頼で、地域経済活動の担い手となる女性経営者や事業従事者を対象に『女性経営者等資質向上セミナー』の講師をさせて頂きました。今日は開催報告です!

こんにちは。兵庫県北部・豊岡市で宿専門で集客のアドバイザー時々観光ガイドをしている今井ひろこです。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。

山口県商工会連合会の女性部研修で登壇!

「女性目線で発見〜地域資源の再発見・魅力的な地域づくり〜」と題した今回のセミナーでは、県内東部から30名の方が参加して下さいました。会場は柳井市。瀬戸内海に面し、工業地帯の中にある、比較的大きな市です。

img_1919 山口

新幹線乗り換えの徳山駅で。
山口は「フグ」ですね!

前半は座学。自分の住む地域の「地域産業資源」を見てみよう!

2時間のセミナーでは、前半は座学、後半はワークという2部構成にしています。座学では県のホームページで公開されている「地域産業資源一覧」を活用します。自分の住む市町でどんなものが指定されているかを見て頂きました。

img_2031地域資源

ちなみに「地域産業資源一覧」は、地域の中小企業が地域産業資源を活用して行う新事業展開を支援するため、「中小企業による地域産業資源を活用した事業活動の促進に関する法律」に基づき、都道府県毎に地域産業資源を指定しています。

毎年改訂されており、例えば兵庫県の地域産業資源は、農林水産物208件、鉱工業品91件、観光資源482件、合計781件です。全国的に見ても、たぶん多い方だと思います。

中小企業がこの地域産業資源を活用した具体的な事業計画を策定し、国の認定を受けることで、試作品開発や販路開拓に対する補助、設備投資減税、政府系金融機関による低利融資など総合的な支援が受けられることになります。

また、「ふるさと名物応援宣言」という制度もスタート。これは、地域ブランドの育成・強化による地域活性化を図るため、市町村において地域を挙げて支援を行う「ふるさと名物」を特定、地域を挙げて応援することを宣言し、積極的な情報発信を行うものです。

売りたいなら「ストーリー」を発見せよ!

 

地方の道の駅や直売所へ行ったら、多くの新鮮食材が売られていますが、余りに同じものが多すぎてお客様は選べない。そういうときに効果を発揮するのがPOPやチラシで、それに書くのは商品の値段でなく、商品の強みや美味しい理由や「ストーリー」です。

果物や野菜などをPRするときに決まって聞く言葉が

「丹精込めて作ってます」

しかし、丹精込めずにほったらかしでつくってる農作物や商品って無いでしょ?!

それは美味しい理由でも何でもありません。この場所だからこその美味しい理由、生産された理由があるのです。その理由を伝え、共感して頂けて初めてお客様は購入して下さいます。

科学的根拠に基づくストーリー化が得意なのが、ジオパークなのです。ジオパークとは地形地質を中心とした自然や文化などを見どころとし、それらを守りながら観光や学習に生かして地域の活性化に結び付けようとする地域のこと。農産品などが「ここだから美味しい」という科学的根拠を専門家と共に探し出し、ガイドや商品販売のときに使います。

今回は、ジオストーリーの持ちネタの中で「香住の二十世紀梨」の話をさせて頂きました。歴史、使っている肥料の成分、植えた場所、全てが揃ったからこそ、大生産地・鳥取とは味の深みが違う梨ができるようになったという話です。

二十世紀梨

桜に似た梨の花(4月)

こういうストーリーを見つける方法と、イマドキの消費者心理、そして、SNSやインターネットの時代だからこそ、リアルなお客様とのつながりを大切にという話を1時間ほどさせて頂きました。

後半のワークは「アナタの市町の地域資源、教えて下さい!」

後半は4人1テーブルに座って頂き、グループ内で交流しながら地域資源をPRして頂くワークをワールドカフェ形式で1時間ほどさせて頂きました。ワールドカフェ方式とは、席を何度か移動しながら、それぞれでディスカッションする方式のことです。

ワーク用紙に「地域産業資源一覧」の中から自分の市町のオススメの品名や場所を一つ選んで、オススメする具体的な理由をそれぞれが書き、グループ内発表の時は、フリップカードに見立てた紙に品名・場所を書いて説明して頂きました。

img_1931

 

ただ、地域産業資源は何も届け出をしていない市町もあって、今回のセミナーでも「うちの市町名がありません!」という方も居られてビックリ!そういう方は、My資源を書いて頂きました。

最初は戸惑う方も居ましたが、発表して頂いたあとの雑談時間には「そんなのあるの、知らなかった!」「今度買ってみようかしら?」という声も聞こえてきました。2回しか席替えは出来ませんでしたが、とても楽しそうでした。

*****

意外と自分の市町の特産品や地域資源を知らない方が多いんですよね。近隣になるともっと!地元の話って地元のお客様と話をするネタに効果的なのです。お互い知っているからコミュニケーションが楽しくなります。「地域資源活用」というと、すぐに商品を作らなきゃというほうに頭が働きますが、商品作りは直接関係ないという方は、コミュニケーションツールとして使われては如何でしょうか?

今セミナー、今週12月1日(木)に山口市内で、山口県西部の女性部の皆様へセミナーを行います。参加される皆様、よろしくお願いします!

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

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