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店舗や宿ではFacebookページの「いいね!」より「チェックイン」を有効活用!

   

Facebookはオワコン(時代遅れのもの)と言われつつありますが、Instagramを買収したことで、店舗ではまだまだ使えるコンテンツだと思います。

Facebookでお店が作るホームページのようなものが「Facebookページ」です。これを準備していると、店を利用したお客様の声やクチコミを無料で確認することができるのです。

「チェックイン」を店舗は活用しよう!

Facebookページで店側の大事な機能が「チェックイン機能」。お客様が料理などをSNSに投稿するときに、「チェックイン」というボタンをクリックすると、お客様の投稿記事に店の名前とリンクが貼られます。その投稿を見た友達が場所がどこか、どんな店なのかをチェックできる機能です。

チェックイン

赤い部分のマークが「チェックイン」ボタン

私の地元で、最もFacebookページを活用している、私の大好きなラーメン店・来来亭豊岡店を例に説明します。

来来亭FB

スマホページ限定ですが、トップページから下へスクロールすると出てくる『ビジター投稿』がポイント。今まで投稿された公開、及び自分の友人の過去コメントや写真が出て、どういう食事でお客様が感動しているか、どう友達に伝えているかが分かります。

来来亭1

最近はFacebookページで店側が発信しても、Facebookページに「いいね!」をしているお客様のタイムラインすら上がってこなくなりました。それは広告を出稿している店を優先しているからです。毎回Facebookページに「いいね!」をして頂いている方しか出てこないようにFacebook社のほうで勝手にカスタマイズしているんです。

ですから、お客様に店の情報を発信してもらって、お客様のタイムラインに店の情報や写真を自然に載せてもらいましょう。そうして店のFacebookページもついでに見て頂き、店側が提供する情報も見て頂くようにしましょう。そう、昔の使い方はもう古い!今の流れに乗って、活用方法も進化させていきましょう。

来来亭2

店のFB見ていると主人の書き込みが!!

そのためには、お店の壁やテーブルに、『Facebookに投稿するときは、ぜひチェックインもお願いします!』とひと言書いておけばいいでしょう。でないと、お客様は全く気づかないまま、せっかく料理写真を掲載しても店の名前すら載せてくれません。

お客様の素直な声をもっと発信してもらおう!

今のお客様は店主が素材も良いし味も良いしって、どんだけ美味しいって伝えても、

「ホンマ? 味が旨いという意味の『美味しい』じゃなくて、売れば売るだけ儲かるっていう『おいしい』ちゃうん?」

と疑うのです。だからといって店側も商品の良いところを全く伝えなければ、お客様には価値は伝わらないので、ライバル店と価格勝負にされます。

ですから、友達からのSNSでおいしそうな写真と「#最高!」「#激ウマ!」など書いてもらえるだけで

「ホンマに美味しそう!私も食べに行きたい!」

って信用度が上がるんです。

「店側が伝えること+お客様の素直な声」

この相乗効果で店の強みを知って、販促物やWebサイトのキャッチコピーに反映させていけば、売上も徐々に上がってきます。

スマホで「お客様の声」ゲット大作戦!

それではまとめますね。

1)Wi-Fi整備をする
2)Facebookページを作る
3)来店のお客様にFacebookのチェックイン機能を使うように伝える
4)お客様にどんどん投稿してもらう
5)投稿して下さったお客様に御礼の投稿をする
6)早いうちに投稿を印刷して取っておく(一定時間が過ぎると削除する方も居る)
7)印刷物やPOP、Webサイトの改訂のときに活用する

これは飲食店でも宿泊施設でも使えます。出来そうであれば、トライしてみてください。

 

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兵庫県豊岡市小田井町5-3 フラッツオダイ201
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コムサポートオフィス 代表 今井ひろこ
info@imaihiroko.com
http://www.com-support-co.jp

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - コムサポートオフィス, クチコミ, ブログ集客

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