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美味しそうな写真で転換率UP!!じゃらんネットの売上アップ3つの秘策(2)

      2015/12/02

じゃらんネットでお金をかけずに集客するにはどうすればよいのでしょうか。自社のホームページも持っていなくて、楽天トラベルは難しくて手が出せない。なによりインターネット、というよりもパソコンが苦手。そんな方でもじゃらんnetだけでなんとかお客様を集めていく方法は、全く無い訳ではありません。お金はかけない代わりに手間をかけるのです。昨日はプラン名とプラン内容をしっかり作りこむことのメリットについてお話しました。今日は2つめの秘策。ただし、これは初期投資として少しお金がかかります。

2.プロが撮る写真を使おう

じゃらんnetでいちばん大事なのは写真です。写真の情報量は文章で表現する何十倍も表現します。トップ画面にも写真が出ますし、料理の写真も大きくして見ることが出来ます。他の宿泊施設との独自化を図るのであれば、建物の写真や料理の写真は、宿の大将や女将さん、スタッフでなく、プロのカメラマンに撮って頂くことが大事です。特に今はスマートフォンでの閲覧者が半分以上の時代です。ホットペッパービューティー等との連携が強く、利用層の年齢が他の予約サイトよりも低いのがじゃらんnetの特徴です。また、定型フォーマットで各施設PR文字数の少ないじゃらんnetの場合、スマートフォンで見た時の写真のインパクトはとても大きいです。(ぜひ、スマートフォンサイトやアプリで自社の写真を確認してみてくださいね!スマートフォンからだと更に素人写真の貧弱さが際立ちます・・・)

料理写真料理写真は構図も難しい!

餅は餅屋です。ところが、じゃらんnetでしか集客をしていない小規模宿泊施設の多くが、プロに頼もうとせず、写真費用をケチるのです・・・!

いくらスマホのカメラで綺麗に撮れるようになったとはいえ、食欲をそそるようなシズル感(食品の活きの良さや瑞々しさを表現した「おいしそうな」感覚)の写真は残念ながら素人では撮れません。トップ画面に素人写真を載せるのと、プロカメラマンの美味しそうな写真・・・どちらを選びますか? もちろん美味しそうな写真に決まってますね!

セコ飯湯気の写真って難しい!!

プロに頼むと1日で最低10万円以上、モデルも頼むと倍ほどはかかりますが、それで予約が増えて、かかった費用の何倍かの売上増になるのであれば、それは決して痛くない金額です。そうとはいえ、うちではそんな金額は無理という宿泊施設さんには、同じ悩みを持つ近くの宿数軒と共同でプロカメラマンを呼び、一日で各宿を回って撮影をして頂くと、費用負担も軽くなるはずです。

良い写真が撮れたら、とにかく料理などはどんどんフォトギャラリーに載せましょう(販促パック加盟店のみ)。そして宿ブログも書き続け、良い写真を合わせて載せていきましょう。販促パックに入っていなくても、トップ画像やプランごとの画像を変えるだけで大きく変わります。写真は、じゃらんnet以外、自社サイトや自社ブログでも使えますし、雑誌や観光協会等から写真提供を依頼された時に、直ぐに対応できます。

お客様の笑顔の記念写真を撮らせてもらおう

「どうしてもプロのカメラマンにお願いするほどの予算が取れない!」

そんな場合の奥の手は、お客様にモデルをお願いする、という方法があります。つまり、「お客様の笑顔写真」を集めるのです。カップル、シニア夫婦、ファミリー、女子旅、様々なグループごとの写真があれば良いですね。お客様が楽しそうにしている様子であれば、スナップ写真でも十分です。

昨日お話した宿泊プランでの写真ですが、具体的に、お客様が楽しそうに体験する様子がイメージできる写真を連動して使うと、転換率UP効果が期待できます。

ダイビング親子体験ダイビングプランにはお子さんの写真を
従業員やスタッフの写真も入れましょう!

もちろん、料理写真や館内写真をプロのカメラマンに撮影して頂いて、更にはこのお客様写真も併用して使うことができれば効果抜群です。ただし、お客様の写真を使わせて頂く場合には、必ず許可をとりましょう。例えば、写真を使わせて頂く代わりにお安くするモニタープランなどを作るのも一つの方法です。ただ安くするのではなく、未来のお客様を集めるために安くする、しかもお客様にはモデルになって頂くのです。

他にも色々とお客様に写真を撮らせて頂く方法はあります。そちらのご相談もコムサポートオフィスで受け付けていますのでお問い合わせ下さい。

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明日は最期、第三の矢、「クチコミ」活用術についてお話します。

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コムサポートオフィス 代表 今井ひろこ
info@imaihiroko.com
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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - コムサポートオフィス, 宿泊施設の支援, 相談事例, 販促事例

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