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イベントもプレゼンも仕事も一世一代の大事なことはすべて「準備8割」

   

明日いよいよ、豊岡市の竹野浜海水浴場で、市民やアングラー、ダイバーによるビーチクリーンイベントを開催します。この浜は、山陰海岸ジオパークのジオサイトの一つで、日本の渚百選にも選ばれた白砂青松の美しい浜です。私の主宰するNPOたじま海の学校が主催して行っている秋のメインイベントは今年で10年を迎えます。

海そうじプロジェクト

いつもながらに思うのは、イベントもプレゼンも仕事も、一世一代の大事なことはすべて「準備8割」です。特に大人数で行うイベントの場合、準備9割と言っても過言ではありません。いろんな人が場所軸や時間軸で交錯するイベントの場合は、余計にそう思います。

一般のビーチクリーンイベントは安全な浜辺だけを清掃しますので、事故は比較的起きにくいと考えています。それでも最近はちょっとの転倒でも倒れ方がまずくて骨折、危険なゴミに安易に触って皮膚炎、ということもありますが。今回のイベントの場合は、防波堤のゴミ拾いや海底清掃など、一歩間違えれば重篤な事故が起こる危険が考えられます。

どういう事故が想定されるか、それを防ぐためにどうするのかを考える必要があります。昨年までは、私が主に潜水班のタイムスケジュールや潜水場所を考えてきましたが、10年目となる今年は、現役でダイビングをしている若手スタッフにその役目を譲りました。私がビーチクリーン活動を始めた頃の年齢のスタッフです。

準備というのは何も事故に対するものだけではなく、当日来られる参加者がいかにストレスなく動くことができるかなどを考え、スタッフがどういうことを先回りして準備をするのか、ということも考える必要があります。ダイビングの事故の誘因としては「慌てること」「忘れ物をすること」「器材の調子が悪いのに申告せず潜る」ということ。それらは時間やスタッフに余裕を持ち準備をすれば回避できる可能性は高いです。スタッフに余力が無ければ、より時間をかけてしっかりと準備することで、リスクを軽減できます。

準備ということでは、イベントの流れを三次元的に俯瞰して見ることができる能力が求められます。7:00にはどこで誰が何をしているか、8:00になったらどういう状態でどこでどう動いている、9:00になったらどういう状態になっているか、10:30になれば・・・と言う風に。実はこれができるかできないかで、人を動かすようなすべての仕事の進み具合が変わってきます。それも一つのパターンではなく、一つ何か起こりそうなトラブルがあった時に、その対応をしつつ、他の人の流れをなるべく阻害しないよう、ダメージを最小限に食い止めるように動けることが大事です。準備が多いのであれば、作業を書き出し、時間を逆算し、いつの時間から動き始めたらいいのかなどについても考える必要があります。

私は明日のイベントに向けて、司会原稿や、ゴミ調査も行うのでその道具の準備、潜水スタッフの個人スケジュールを3次元的に作るタイムテーブルの作成など、まだまだ準備が必要です。明日、海況も天気も安定することを祈っています・・・

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - ジオパーク, 環境・教育, 山陰海岸ジオパーク, 海辺の漂着物

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