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売れるジオツアー、売れないジオツアー

   

先日、私が事務局になっている「山陰海岸ジオパーク談話会」というグループ(ジオパークの学術担当の先生や2種ガイドなどの有志で構成)で、ジオセミナーを開催しました。今回の会場は、山陰海岸ジオパークの事務局があるという「おひざ元」、豊岡市でした。22人参加のうち、担当講師の大学院生(社会人)5人を除くと、豊岡市の方が2名。半分は山陰海岸ジオパーク内、半分は県内外の方、最も遠い参加者は東京都からの方でした。一番来てほしい地元の方の参加が少なく、ここは残念だなぁと思いました。

ジオセミナーin豊岡
ジオセミナーでは玄武洞も見学。
中身の濃いぃ解説を聞くことができました。

もともとスキューバダイビングのガイドしていた私。ジオパークになってからは陸へ上がり(?!)ジオパークの見どころを巡るメニューを造成してガイドを育成し、ガイド事業を立ち上げました。しかし、陸のガイドの依頼が殆ど無いのです。あっても巡検など、特殊な要件のみ。そこで、陸ガイド「香美がたり」のHPを作成して門戸を広げましたが、それでも集まりません。

香美がたり

なぜでしょう?それは「私たちの存在が知られていない」のも理由の一つ。いくらHPを作ったとしても、検索に引っかかって来なければ分りません。検索で「香美がたり」があっても、検索順位トップ10に入っていなければ読み飛ばされるのです。

知られているからこそ「お客様が来るジオツアー」、全国のジオパークで見てみると少なからずあります。

例えば、伊豆半島ジオパークで行われているNPOまちこん伊東主催のジオツアー、ほぼ月一回行われているそうですが、キャンセル待ちが出るほどです。昨年に参加しましたが、伊豆半島にお住まいの方や遠く大阪、東京などからの参加もあります。参加者は定年後に伊豆へ移住したシニア層が多く、今住む地元の地域資源を専門家と一緒に見て愉しみたい層に見事に当たっています。昨年の段階で5年続けているということですから、固定客が付いているんですね。

まちこん伊東ジオツアー
NPOまちこん伊東主催のガイドツアーは大入り満員!

観光客や修学旅行に人気のジオガイドをご紹介します。伊豆大島ジオパークのグローバル・ネイチャー・クラブ・西谷さんは、元々はダイビングのガイド。彼女の場合は最初の2年がとても経営が辛かったとのこと。3年ほど前からは何とかジオパークガイドで生計を立てることができるようになったと話していました。旅番組の取材やクチコミなどで西谷さんのガイドが知られるようになり、水陸両用のジオガイドとして、島でも貴重な存在です。北海道洞爺湖有珠山ジオパークの洞爺ガイドセンター小川さんなど、元々ネイチャーガイドで活躍されている方で、ジオパークのガイドもされていて、生計を立てておられる方は少なからずおられます。こちらのお二人は、固定客も居られますし、修学旅行などの教育旅行を受けるなどエージェントにも知名度がある方々です。

西谷さん伊豆大島
伊豆大島ジオガイドの西谷さん。
自然を足元から楽しむコツを伝えながらガイドをされています。

今は知られていなかったとしても、試行錯誤しながらも、がんばって数年はやっていくこと。本当に良いツアー造成であれば、クチコミで徐々に知られていくはずです。

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今井 ひろこ

今井 ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。

 - ガイド, ジオパークとは?

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